今日も冷たい雨が降っている・・・学校評議委員をさせていただいている地元の小学校は、2日続けての雨に運動会の日程が泣かされている・・・【極】は寒いくらいの陽気のお陰で睡眠がたっぷり取れるようになってきた(朝が遅いのはマズイか・・・?)こんな天気じゃ茶園にもいけないし、お茶もいじれない・・・本棚から何冊か引っ張り出して・・・ずいぶん前に購入したのに一部しか読んでない本が・・・読んでないって言ったって、読んだだけじゃ理解するのは難しい内容だし・・・でも、久々にペラペラとめくると「えっ!」と思うようなことがある・・・前に読んだ時には理解も出来ずに、大切なポイントに気がつきもしなかったものが、ひとつの世界で経験を重ねたというだけで引き寄せられる1行や一言がある・・・とても不思議な気がする・・・何かが分からない時、人を頼って解決しているとこういったチャンスは訪れないんだろう・・・?出来ても出来なくても、分かっても分からなくても、自分で切り拓くことは大切だとつくづく思う・・・
ということで、ちょっとパワーの必要な本を・・・
【茶の香り研究ノート】 製造にみる多様性の視点から 川上美智子著 2000年 光生館 人間の食文化に定着した茶の発散と収斂・・・人が茶を好ましいと感じるようになった最大の要因は茶自身の香気や味・・・それらを検証すべく、加工法により香りと味にどのような違いが出るのか?日本やアジアの茶の香気を分析し、発散の過程を辿っている。
【緑茶・紅茶・烏龍茶の化学と機能】 中林敏郎 伊奈和夫 坂田完三 共著 2001年初版復刻版 弘学出版 茶の起源にはじまり、茶の幅広い研究の歴史を物質的に系統立てて解説している。特に食品機能の研究の進歩を背景にして茶の化学成分を食品化学的立場から網羅して紹介している。
【茶の化学成分と機能】 伊奈和夫 坂田完三 富田勲 伊勢村護 共編 2002年 弘学出版 上記の【緑茶・紅茶・烏龍茶の化学と機能】の続編。茶の機能の進歩を背景にして、新しく見出された茶の化学成分や新しい分析方法を紹介。
開設からの連続アップ354日目