彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救
ったと伝えられる "招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言える赤
備え(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした
部隊編成のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ
ー。愛称「ひこにゃん」
15 衛霊公 えいれいこう
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「人、遠慮なければ、必ず近憂あり」(12)
「これをいかん、これをいかんといわざる者は、われこれをいかん
ともするなきのみ」(16)
「君子はこれをおのれに求む。小人はこれを人に求む」(21)
「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」(30)
「仁に当たりては、師にも譲らず」(36)
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34 君子は、こまごました仕事には向かないが、重要な仕事なら
委ねることができる。小人は、重要な仕事を委ねることはできない
が、こまごました仕事ならやりこなす。(孔子)
子曰、君子不可不知、而可大受也、小人不可大受、而可小知也。
遺伝子の謎 Ⅴ
第1章 遺伝子のすべて
よりくわしく
1800年代の末、従来よりも高性能な顕微鏡を使って、人間や動物の
細胞を観察する動きが出てきた。その結果、1900年代の初頭には、
先行する遺伝理論を理解しようと過去の記録をあさる研究者がすで
に大勢いた。そのなかには、半世紀前、オーストリアの修道院に付
属する農園でエンドウを栽培していたグレゴール・メンデルの研究
に目を向ける者もいた。エンドウには遺伝情報の器として振る舞う
「因子」かおるというメンデルの仮説は、遺伝というものに、それ
以前の推論よりもぱっきりとした輪郭を与えてくれた。
※第1章遺伝子のすべて:①メンデルのエンドウ②・二重らせんの謎
メンデルの再評価:メンデル以後の遺伝学
米国のコロンビア大学に奉職していたウォルター・サットンは、メ
ンデルを再評価した学者の1人。ニューヨーク州北部、モホーク川
に臨む町ユーテイカで生まれ、カンザス州ラッセルの農場で育った
サットンは、バックの染色体に魅せられていた。実験を繰り返すう
ちにサットンは、バックの染色体がメンデルのエンドウと多くの点
て共通していることに気づく。たいていの場合、バックの染色体ぱ、
ちようどメンデルが唱えた対をなす因子のように2本で1組だった。
ただ、雌のバックの生殖細胞は対をなさず、1本の染色体(X染色
体)を有している。サットンは考えた。メンデルによれば、エンド
ウの精細胞には、各因子1つずつしかないという。この「因子」(
当時すでに「遺伝子」と呼ばれていた)は、染色体上にめるに違い
ないとサットンは確信する。より興味を掻き立てたのぱ、対をなす
染色体は同じ部位に同じ遺伝子を持つということだった。
染色体説という革命的理論
同じ頃地球の裏側で、ドイツの科学者テオドール・ボベリが回虫の
研究を通じて独自にサットンと同じ結論に到達していた。2人が一
致したのぱ、両親はそれぞれが染色体----つまり遺伝子----を子供
に伝えるということであり、まさにメンデルの予想が的中した格好
となる。それはあたかも、泉下のメンデルが語りかけてくるかのよ
うだった。
顕微鏡:1800年代の末、従来よりも高性能な顕微鏡を使って細胞内
部の仕組みを観察できるようになり、遺伝の実態解明が進んだ。
減数分裂
右は1920年のイラスト。多毛類の体内で4つの配偶子(卵細胞と精
細胞)が生じる際の、減数分裂の進みかたを示している。
「ボベリ=サットンの染色体説」は革命的だった。個人の遺伝情報が
具体的な生物学的単位に含まれているという考えが、はっきり目に
見える形で正しいと証明されたのだから、衝撃的と言うほかない。
遺伝子は染色体上に存在したのだ。そして、染色体は顕微鏡で観察
することができる。
サットンは自分の考えを論文にまとめて発表した。染色体は遺伝物
質を含んでいるだけでなく、ほとんどの細胞の核のなかに対をなし
て存在する。また、男女の体内でそれぞれ精細胞と卵細胞が形成さ
れるとき、染色体は分裂し、両親がそれぞれ1セットずつ子供に伝
えることができるようになる、ともサットンは述べた。この発見を
契機に遺伝学は飛躍的な進歩を遂げ、この分野に対する新たな関心
を呼び覚ますとともに、生物学のみならず社会をも一変させた。科
学者たちは形質が世代から世代へと伝わる仕組みを、従来よりもつ
ぶさに見るようになった。
いわゆる古典遺伝学(メンデル遺伝学)の誕生である。研究者たち
はま、細胞と染色体を以前にもまして熱心に研究するようにもなっ
た。メンデル遺伝学を基礎として、さまざまな下位分野が生まれて
いる。嚢胞性腺維症や鎌状赤血球症、ダウン症といった染色体障害
の研究もその1つ。メンデル遺伝学はまた、細脳内の隠れた物理的・
化学的機構を探る分子遺伝学の骨格にもなっている。
遺伝形質:子供は両親から遺伝物質を受け継ぐが、いくつかの遺伝
子は、髪の色や目の色のような特定の形質の発現で優位を示す。
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25.人間のDNAは毎秒50個のヌクレオチドをコピーできる。
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ポストエネルギー革命序論 252:アフターコロナ時代 62
♘ 現代社会のリスク、エネルギー以外も「分散の時代」
【符号の説明】1潮流発電装置 2発電用筒体 3アンカー 9外
筒 10内筒 13支持台 14;仕切り壁15バラスト 17傾斜
面部 20水車 20A第一水車 20B第二水車 21;軸部
22スクリュー 24;上部空間 25発電装置 28旋回軸駆動
モータ
❏ 特開2020-200824 潮流発電装置 株式会社IHI建材工業
【概説】
近年、再生エネルギーによる発電装置が見直されている。例えば
海洋基本法に基づき策定された「海洋基本計画」では、管轄海域に
賦存し、将来のエネルギー源となる可能性のある自然エネルギーに
関し、地球温暖化対策の観点からも必要な取組や検討を進めるとし
て、政府として取り組む方向が示されている。潮汐によって引き起
こされる潮流や黒潮や親潮等のように定常な流れである海流のエネ
ルギーで、プロペラやタービンを回すことにより潮流発電すること
ができる。また、日本近海には関門海峡や明石海峡といった流速が
速くて時間によって潮の流れが逆転する海峡が多くあり、潮流発電
に好適であるといえる。
例えば特許文献1に記載された潮流発電装置は、中央部に設けられ
た角筒状または円筒状の空間の両側にそれぞれ端部の開口に向かっ
て容積が拡大する第一拡大筒部及び第二拡大筒部を有する筒状体が
海中に設置されている。この筒状体の四隅に設けられた係留ワイヤ
を介してアンカーを海底に設置している。筒状体の内側中央部に設
けられた水車が第一拡大筒部及び第二拡大筒部内を流通する潮流を
受けて回転することで、発電機で発電することができる。
【特許文献1】 特開2005-240786号公報
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許文献1に記載
された潮流発電装置では、筒状体は第一拡大筒部、中央部、第二拡
大筒部がパイプによる骨組みに耐蝕鋼板を取り付けて形成され、そ
の上部の浮体に発電機等の発電設備を設置している。そのため、筒
状体が複雑な形状を有する上に発電設備を筒状体と別個に設置する
必要があり、構造が複雑でコスト高になるという問題がある。本発
明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、効率よく発
電できる上に、構造が簡単で製造コスト及び設置コストを低廉にす
ることができる潮流発電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明による潮流発電装置は、外筒
と、外筒の内側に配設されていてその端部は外筒に向けてテーパ状
に拡径されている内筒と、内筒内に設けられていて潮流によって回
転する水車と、水車の回転によって発電する発電装置と、を備えた
ことを特徴とする。本発明によれば、外筒から流入する潮流がテー
パ状に傾斜する端部で収束させられて内筒内を高速で流れるため水
車が高速で回転させられて発電装置で発電され、その後、潮流は内
筒のテーパ状の端部で拡散させられて外筒から流出する。また、外
筒と内筒の間は周方向の仕切り壁と支持台で仕切られており、仕切
り壁と支持台で仕切られた空間内にバラストが収納されていること
が好ましい。外筒が円筒状でも潮流発電装置の姿勢をバラストで維
持でき、海中での設置高さも調整できる。また、水車は同一方向ま
たは逆方向の向きに複数個設置されていることが好ましい。水車が
同一方向に複数個設置されていると回転による発電のパワーを向上
でき、逆方向に複数個設置されていると潮流の向きが変化しても水
車の回転による発電を継続できる。
また、水車は内筒内で回転可能であることが好ましい。
水車が内筒内で回転可能であると潮流の向きが変化したとしても水
車の向きを変えることで発電を継続できる。本発明による潮流発電
装置は、外筒と、外筒の内側に配設されていてその端部は外筒に向
けてテーパ状に拡径されている内筒と、内筒内に設けられていて潮
流によって回転する水車と、水車の回転によって発電する発電装置
と、を備えた発電ユニットが複数個連結されていることを特徴とす
る。外筒内に内筒や水車や発電装置を設けた発電ユニットを複数個
連結して配列することで、発電をより高効率で行える上に海中でも
安定した姿勢で保持できる。また、発電装置は外筒と内筒の間に設
置されていてもよい。
別個に発電装置を液密に収納する設備を設置する必要がなく製造コ
ストの低減に役立つ。また、外筒と内筒は略円弧版状のセグメント
を周方向及び軸方向に連結することで形成されており、内筒のテー
パ状の端部は鋼板で形成されていることが好ましい。本発明は、外
筒と内筒をセグメントを組み立てることで形成でき、組み立てが容
易で海中での耐久性が高い。
【発明の効果】
本発明による潮流発電装置は、外筒と内筒を二重に配設させており、
内筒の内部に水車を配設して発電装置で発電するため、潮流によっ
て効率よく発電できる上に構造が簡単で製造コストと設置コストを
低廉にすることができる。
難病「ALS」の神経細胞を見分ける”AI技術”
難病「ALS」の患者の神経細胞を高い精度で見分ける技術を、京都大
学iPS細胞研究所が開発。京都大学 iPS細胞研究所の井上治久教授ら
の研究グループは、運動神経の障害で全身の筋力が低下する難病「
ALS(筋萎縮性側索硬化症)」は、症状の進行が速く、治療には 早
期診断が求められているが、日本では発症から診断まで平均約13カ
月かかっている。今回、研究グループはiPS細胞から、健康な15人の
神経細胞とALS患者15人の神経細胞を作製し、AI=人工知能の最新技
術を用いて97%の精度で見分けることに成功。研究グループは、こ
の技術を早期のALS診断に加え、将来的な治療の促進につなげたい
と言う。
栃木で集団検査開始 コロナ再拡大の兆候察知
新型コロナウイルスの感染再拡大の兆候を早期に察知するための
モニタリング検査に使う唾液のPCR検査キットの配布が22日、
栃木県で始まった。宇都宮市を中心に実施し、3日間で600人を
調査する。県によると、22、24、25日の計3日間で実施。県
内の学校3校で100人ずつ計300人、繁華街などで計300人
分の検査キットを配布する。検査は今年に入って緊急事態宣言が発
令された11都府県が対象。栃木県は他県に先駆けて解除され、集
団検査の第1弾として実施する。
【今夜気になった論文】
4万2000年前の地磁気逆転が地球環境の変化を引き起こした:
Magnetic reversal 42,000 years ago triggered global environ-
mental change、http://dx.
風蕭々と碧い時代:
●今夜の寸評:生命科学・工学革命時代
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