<4月の鑑賞予定映画>
~その真相を 追ってはいけない~
2008年 アメリカ ショウゲート配給 (09.3.7公開)
[監督]ロドリゴ・ガルシア [脚本]ロニー・クリステンセン
[音楽]エド・シェアマー [上映時間]1時間33分
[出演]アン・ハサウェイ・・・・・・・・・クレア・サマーズ (セラピスト)
パトリック・ウィルソン・・・・・エリック・クラーク
デヴィッド・モース・・・・・・・・アーキン
クレア・デュヴァル・・・・・・・シャノン
アンドレ・ブラウアー・・・・・・ベリー
ダイアン・ウィースト・・・・・・トニ
<見どころ>
飛行機事故で、奇跡的に生還した5人の乗客のカウンセリングを担当する
セラピストが、不可解な事態に巻き込まれていく心理サスペンス。
事故に関する事実を証言しながら次々と失踪する生存者たちをめぐり、
スリルと謎が複雑に交錯するサスペンスフルなドラマが展開する。
真実を追求するセラピストを演じるのは、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ。
監督は『美しい人』のロドリゴ・ガルシア。
予想を裏切る衝撃の結末に息を飲む。(シネマトゥデイより)
<あらすじ>
突然の電話で起こされたセラピストのクレア(アン・ハサウェイ)は、
墜落した旅客機事故から奇跡的に生き残った5人の男女が抱えるトラウマ的な
ストレスを治療するため、担当のセラピストに命じられる。
クレアはやる気を見せるが、生存者の一人、エリック(パトリック・ウィルソン)は
彼女のカウンセリングを拒否し……。(シネマトゥデイより)
<感想>
アン・ハサウェイ見たさに、わざわざ109シネマズ川崎まで行ってきました。
NAOさん、この作品は上映館数多いと思ってたのに、少ないんだもん。
う~~ん、ちょっとやってしまった?って感じな作品?
この結末は、ちょっとないんじゃない?
そりゃあ、ある意味「驚愕の結末」ですよ。
見終わった直後、お友達のHさんと、変な意味で放心状態でしたわ。
クレア(アン・ハサウェイ)の周りで次々と起こる不可解な出来事。
途中までは、サスペンス的要素があり、どうなるの?と思ってたが
エリックとある個人的な関係以降、それもすっかりトーンダウン。
で、結末があのような状態。
ミステリーなんだけど、1時間半、側面ばかりしか伝えないので
観ている側も、いまいち盛り上がらない。
でも、最後の方までいくと、なんでエリックがあんなに陽気なのかも
わかるし、病院や会社や空港のシーンで、周りの人と事故機関連の人との
交わりがないのも納得できる。
だいたい、セラピストが患者がカウンセリングに欠席するのを
そのままスルーすること自体おかしいもの。
私としては、クレアがエリックに惹かれた理由から真相へつないで
ほしかった。そうすれば、もう少し納得もいけたのだけど。
う~~ん、脚本がいまいちよね~。
しかし、このオチはないよね。
帰り、Hさんと「なんかの映画に似ていない?」「なんの映画だっけ?」
と言いながら帰宅しましたが、思い出した!『○○○○・センス』だ。
でも、あちらの方がずっと秀逸。
主演がアン・ハサウェイだったから、最後までなんとか観られたわ。
点数:4点 (10点満点)