<1月の鑑賞予定映画>
~笑って泣いて、また笑う!痛快クラシック音楽エンタテインメント~
2016年 日本映画 (2016.11.11公開)
配給:ファントム・フイルム 上映時間:1時間59分
監督:細川徹
原作:荒木源 『オケ老人!』(小学館文庫)
脚本:細川徹
美術:新田隆之
音楽:渡邊崇
出演:杏/黒島結菜/坂口健太郎/左とん平/小松政夫/藤田弓子/石倉三郎
茅島成美/森下能幸/萩原利久/フィリップ・エマール/飛永翼/光石研/笹野高史
<見どころ>
「ちょんまげぷりん」「探検隊の栄光」などで知られる人気作家、荒木源の小説を基にした
音楽ドラマ。老人ばかりのアマチュアオーケストラに入団してしまった女性が、ライバル
楽団との対立などを通して音楽の素晴らしさをかみしめる。メガホンを取るのは、
コントユニット「男子はだまってなさいよ!」を率いる演出家・脚本家で、映画監督としても
『ぱいかじ南海作戦』などを手掛けてきた細川徹。個性あふれるオーケストラ団員と
ヒロインのコミカルなやりとりに加え、全編にわたって響き渡るクラシックの名曲にも注目。
<ストーリー>
バイオリンが趣味の数学教師の小山千鶴(杏)。梅が岡高校に赴任した彼女は、地元の
文化会館でのアマチュアのオーケストラによる見事な演奏を耳にして入団を決意する。
だが、彼女が入ったのは老人ばかりの梅が岡交響楽団で、文化会館で演奏していたのは
エリート楽団として知られる梅が岡フィルハーモニーだったと知ってがく然。
退団しようとするも、その後指揮者を務める羽目になり……。
<感想>
音楽ものの映画は、やっぱり気になっちゃう
なんか老人版「スイングガールズ」って印象
先が読めちゃうストーリー展開ですが、それでもラストの演奏シーンはぐっときちゃいますね。
やっぱり、みんなで作り上げていく悦びは、いいものですよ(しみじみ)
杏ちゃん、背が高いから燕尾服よく似合っていたし、ご年配の俳優陣の演技が良い
老人が死を笑いにするギャグ&あるある話が、またほんわかして笑えます。
曲の選択も良かったですね。ドヴォルザークの「新世界」のメロディは胸が打たれるし
エルガーの「威風堂々」は、やはり感動しちゃいます。 (吹替をわかってても)
残念だったのが、坂口健太郎君。周りが演技達者ばかりなので、違った意味で
目についちゃいました。表情パターンがほんとに乏しいので、もう少し頑張って欲しいな
点数:7点 (10点中)