くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

タワウ後泊 2006年9月3日

2006-09-03 22:48:23 | ボルネオ
あっという間にカパライでの4泊5日は終わり、今日、カパライを出てきた。
今夜はタワウどまり。
今朝は、シパダン・バラクーダポイントで、ハンマーヘッド3本、バラクーダの群れ、カンムリブダイの群れという、まずまずの収穫。今回のシパダンは、ひさびさにバラクーダの巨大トルネードに出会えたし、なかなかよかった。
この1ヶ月、バラクーダの群れは、バラクーダポイントに常駐しているそうだ。
これからもずっといてほしい。
マクロは、カパライで、ピグミーシーホースを見せてもらい、やはりシパダンまわりの海は、大物からマクロまで、いちどに楽しめるので、他の海に行く必要性を感じなくなってしまう。

最終日、カパライではなく、あえてタワウに泊まるのは、リゾート出発日も午前中2ダイブでき、タワウではおいしいごはんを食べられるというのが気に入っている。
もちろん、ラストナイトをカパライでくつろぎ、余韻に浸るというのも、それはそれでよいものだが。また、リゾート1泊の料金に比べ、タワウのホテルがはるかに安いので、コストパフォーマンスもすばらしい。

タワウでは、「ヘリテージ・ホテル」という新しいホテルを、Pulau Sipadan Resort経由で、1室US38ドルでとってもらった。
レセプションのスタッフはフレンドリーで感じがよかった。
ホテルは新しいが、チェックインのとき、いまどきのホテルの多くはゲストカードに記入なのに、こちらは、メモ帖のような台帳にサインで、新しい割には、宿泊管理は、マニュアルっぽかった。
部屋に入って勢いよくカーテンをあけると、工事現場ビュー。
友達が「こっちはみえへんやろ?」というが、作業中の人々がいっせいにこちらを見た様子から、「いや、みえてると思うよ。」と言うと、案の定、手をふられた。
部屋の設備は、バスタブはなく、シャワー(固定)オンリーだが、お湯の出もよい。
あしたのKKへのフライトが朝便で、ピックアップは午前7時にホテルに来るというので、さっさとごはんを食べにいくことにした。
タワウはシーフードがおいしいく、いつもはSabindoというエリアの屋台に行っていたが、今回は、タワウ名物ココナッツ・プリンが食べたいので、「オーシャンエリア・シーフード・レストラン」というところに行った。
前に、ココナッツプリンの話題で書いた、旅行会社Uツアーさんのホームページで「オーシャン・レストラン」と紹介されているところだ。
ホテルのレセプションで、「オーシャンレストランはどこ?」とたずねると、「教会がみえる通りにつきあたるまで歩いて、左に曲がって。」ってな感じで説明され、わかったようなわからないような感じでレストランに向かう。わからないまま進んでいくと、ほどなくオレンジ色の、まだ新しくきれいな教会がみつかり、4~5分で、しっかりレストランに到達できた。
タワウの街には、やたら警官がたくさんいたが、治安のためか、それとも、不法入国者の取り締まりかなにかに力を入れているのか。
18時よりちょっと前にレストランにつくと、どうやら開店前だったらしく、従業員の人達は、まだまかない食中。
メニューをもらうと、全部中国語でかかれており、エビ、トリ、ナマコ、フカヒレ、牛肉、といった判別はできるが、詳細がよくわからない。
思いつくメニューで、エビチリ、レモンチキン、ミーゴレン、ミースープ、サユルマニス、タイガービールと、およそ2人では食べきれない皿数をオーダーしてしまい、店の人も、絶対こいつら無理、という顔をしていた。
そして、やはり食べきれなかった。
胃拡張になりたいほど、おいしかったのに、残念だ。
それでも、1個で5人分というココナッツプリンは、しっかり別バラにおさめて帰ってきた。
ものすごくおいしくて、幸せ。

最終日のタワウ後泊プランというのは、ダイビング的にもグルメ的にも楽しいので、もうはずせない。