けさのフライトで、タワウからKKに戻ってきた。
本当なら、これからバリへ飛び、マンボウと初の対面を果たすはずだった。
ところが、MAS(マレーシア航空)のインターネット・ブッキングのトラブルで、バリには飛べなくなってしまった。
こうして今日から、急きょ、予定外のKKスティ10日間をすることになった。
KKからバリへ飛ぶには、直行便がないので、KLで乗り継ぐことになる。
KK~KL、KL~デンパサールの間には、いずれもMASとAir Asiaが就航している。
Air Asiaは、日本のスカイマークやAir Doのような、いわゆる格安航空会社だ。
最近は、"Low Cost Carrier"の頭文字、"LCC"という言葉も定着しつつあるが、KLのAir Asiaのターミナルは、MASやメジャーな航空会社が発着するターミナルとは別の場所にあり、ターミナル名もシュールに"LCCT"。
まんま格安ターミナルなのだ。
Air Asiaの運賃は、Webでの予約が早ければ早いほど、より安く入手できる可能性が高い。
時には、0リンギットや9.99リンギットの航空券がプロモーションで売り出されることもあるが、もちろん数には限りがあり、安い席が売り切れてしまえば、どんどん運賃が高くなっていく。
また、受託手荷物の無料枠は15キロで、運賃が安いかわりに、エクセス・チャージについては手きびしいそうだ。
さらに、Air AsiaからAir Asiaへ乗り継ぐ場合も、荷物はスルーにできない。
結局、安い運賃でとれないと、エクセスチャージやらで、むしろ高くつくこともあると聞く。
また、機材繰りがかつかつとの噂で、ひとたびどこかでデレィが起こると、続く便に、玉突き的に影響が出て、大デレィに陥ることも珍しくないそうだ。
安いなりのデメリットは、少なからずありそう。
それでもAir Asiaの、"Now everyone can fly"という、誰の手にも届く安さをイメージさせるコピーにひかれて、Webで運賃を検索したら、確かにMASに比べて安い。
ただ、便ごとに運賃に開きがあり、最安値の便は時間がいまいち。
どうせ移動日は何もできないので、安さ優先で、時間的に無駄が多くてもAir Asiaをとるか、それとも、乗り継ぎもまあまあ便利で、マイルもためているMASにするか、迷ってしまった。
2日間迷っていたら、AirAsiaの安い運賃は売り切れてしまい、かえってMASより高くなってしまった。
いちど安い運賃を見ていただけに、Air Asiaにキャンセルが出て安くならないかなぁ、と期待しながら(実は、AirAsiaにキャンセルの概念はないと、あとになってから知った)、毎日、Webで運賃をチェックしたが、安くなるどころか、バリゆきの便は、満席になってしまった。
そうこうするうちに出発日まで1か月を切り、こんどはMASで、それまでには見たことのない安い運賃が出てきた。
待ってました!とばかりに、まず、KL~デンパサール往復の航空券をWebでとった。
すぐにEチケットがメールで来た。続いて、KK~KLの予約にすすみ、クレジットカードの情報を送信したところでエラーになってしまった。
画面に出てきたエラーメッセージは、ペンディングで、詳細は、KLのコールセンターに電話をするか、メールで問い合わせるようにとのこと。
すぐにメールで問い合わせをした。
しかし、翌日になってもレスが来ない。仕方がないので、KLのコールセンターに電話をすると、インターネットブッキングチームなるセクションにつながれた。
エラーの原因は、カードの限度額かとたずねると、担当の女性は、カードではなく、こちらのシステムの問題だと答えた。
予約を取り直した方がよいかと聞いたら、彼女は、こちらで手続きをするので、その必要はないと断言し、再度、私のカード情報を確認し、発券したらコールバックをすると言った。
国際電話をくれるのかと聞くと、OKだと言う。
半信半疑だったが、そうまで言ってくれるのならと連絡を待つことにした。
これも案の定、電話もなければ、Eチケットもメールされて来ない。
かわりにその翌日、予約はWebで取り直してくれというメールが来た。
最初にメールを出してから、すでに3日たっていた。
だったら最初からそう言えよと思いつつ、とり直しをしようとすると、前回の運賃は、もう出て来ず、倍以上の値段になっていた。電話では、予約のとり直しはしないでいいと言われたし、メールの問い合わせの返事をいつまでもしないでおいて、高い運賃でしかとれなくなってしまったのは、納得いかないということと、今回はMAS側の対応に問題があるので、KKのカウンターで支払いの手続きを特別にさせてほしい、と強気の返信をした。
すると、わずか2時間で「今回のケースについては、特別にKKオフィスで、Webで予約した運賃で支払いを受ける」という内容のレスが来た。
よしよし。KLからKKに戻る便は、とても安い便がAir Asiaであったので、Air Asiaにした。
そしてKKに着いた8月28日、カラムンシンにあるMASのオフィスに、のこのこと出向いた。カウンターは、独立記念日の祝日を前に、たいへんな混雑だった。
カウンターは全部で8席あるのに、スタッフは4人しかおらず、番号札をひいたら、なんと40人待ち。
途中、こくりこくりと眠りに落ちながら待つこと1時間半、やっと自分の番が来た。
カウンターのおじさんに事情を話すと、おじさんは「インターネットの予約は、ここでは何もできないよ。」とあっさり却下。
もちろん、それで引き下がるはずもなく、メールを見せながら、これまでの経緯を延々と話し、今回は、特別にカウンターでの手続きでよいと言われている、と懇願。
おじさんは、KLのインターネット・ブッキングチームに確認すると言って、電話をしてくれた。
おじさんは、私と電話の間を2時間もの間、行ったり来たり、奮闘してくれたが、結果、「やはりここでは取り扱いできないので、インターネット・ブッキングチームに、もう一度連絡して、今日ここで2時間以上かかったことと、新しい運賃にはUnhappyと話してくれ。」とアドバイスされた。
見事にたらいまわしになったわけだが、そのおじさんがあまりにも長時間、熱心に対応してくれたので、お礼こそ言っても、怒る気はしなかった。
炎天下、午後1時すぎにオフィスに着いたのに、オフィスを出た時には、すでに5時をまわり、さわやかな夕方になっていた。
番号札も私の番号から、すでに50件くらいがさばかれていた。
MASのコールセンターは24時間やっているが、この日は、カウンターでの攻防戦に疲れ果て、もう、電話をかける気力も余力もなかった。
カパライに行くまで、もう1日KKで時間があるので、翌日、なんとかすることにした。
が、翌日、朝から電話をかけると、KLのコールセンターに何回電話をかけても、ずっと話中で、つながらない。
友だちもいることだし、そうそう終日チケットにかかわってるわけにもいかない。
翌朝のタワウへのフライトが早朝だし、早めにホテルへ帰って休むだろうから、寝る前にもう一度MASに電話しようと思ったが、甘かった。
軽く飲むと言って立ち寄ったCocoonというパブの屋外の席で、気持ちよく閉店までTigerを飲み続け、すっかりいい気持ちでホテルに帰ったのが午前1時半すぎ。
「たいへん!朝起きられない!」と、ホテルに戻ると、即就寝で、バリについては何の進展もみないまま、カパライへ出発することになった。
いざカパライへ行くと、シパダンで潜っている間に、やっぱりシパダンに勝る海はない、という気持ちが強くなり、バリへの執着が、どんどんうすれていった。
ウブドの田んぼ、スパめぐり、ひさびさのサーフィン・・・バリで楽しみにしていたことはヤマほどある。
何よりも、マンボウが見たかった。でも、行けないものは行けないので仕方がない。
バリの空港で、勝手に荷物を持って、チップをせびろうとするバリニーズたちと渡り合うのも、面倒くさいし、田んぼは、成田空港への道中でも、けっこう見た。
何年かぶりに、パドリングしたら、ごはんが食べられないほどへろへろになるに決まってる。
それになによりも、今時期のバリの水温が低いということで腰がひけていた。
5ミリのウェットは、太ったせいで、身動きはできないし、着ると脱げなくなるありさまだったので、元3ミリから、すでにペラッペラになっているウェット2枚の重ね着と、ラッシュガードとベストでしのごうという、暴挙に出ようとしていた。
ウェットの重ね着に効果がないのは、ニューカレドニアの25℃で、すでに体験済だったので、マンボウのヌサペニダは、さらに水温低いはずだ。
あえてネガティブなイメージばかりを浮かべ、わざわざ航空券を買いなおしてまで、バリに行こうとは思わなくなった。
反対に、なんの予定もないKKでこれから10日間、のんびり過ごし、おいしいものを食べ、時に日焼けして、すばらしい。
何もしない贅沢、これぞホリデーの醍醐味と、ポジティブに考えることにした。
こうして、バリ・トリップキャンセルについては、十分に納得したし、未練もなくなった。
しかし、まだ問題は残っている。バリで合流する予定だった友だちに、行けない旨を知らせ、謝らなければならないし、クタやウブドのホテルのキャンセルもしなくてはならない。
そして、MASに、払い戻しの交渉もしなくては。
KK~KLの航空券については、予約自体が不発に終わっているので、何もチャージされておらず、よしとしよう。
問題は、支払い済のKL~デンパサールの航空券だ。先ほどMASのコールセンターにキャンセルの電話をしたら、もう出発24時間前をきっているから、いっさい払い戻しをしないという。
予約時の条件には、払い戻しは24時間前までとはどこにも書いてないのだが…。
もともと航空券というものは、全行程を通しで買うというのが大前提だ。
全行程通しの航空券であれば、航空会社も救済してくれるが、別々の予約や航空券だと、航空会社責任による航空機遅延の際なども、かなり頑張りをみせないと何もしてもらえない。
今回、私が、旅費をうかすために、航空券をセコく区間ごとに購入したのが悪いのは確かだ。
ただ、今回は、マレーシア航空が、やる、と約束したことをやらなかったということを主張して、払い戻しを求めるしかないのだけれど、どうなることやら。
このインターネット・ブッキングのトラブルは、典型的な安物買いの銭失い、に終わったが、まあ、小さな不幸せだと思っている。
本当なら、これからバリへ飛び、マンボウと初の対面を果たすはずだった。
ところが、MAS(マレーシア航空)のインターネット・ブッキングのトラブルで、バリには飛べなくなってしまった。
こうして今日から、急きょ、予定外のKKスティ10日間をすることになった。
KKからバリへ飛ぶには、直行便がないので、KLで乗り継ぐことになる。
KK~KL、KL~デンパサールの間には、いずれもMASとAir Asiaが就航している。
Air Asiaは、日本のスカイマークやAir Doのような、いわゆる格安航空会社だ。
最近は、"Low Cost Carrier"の頭文字、"LCC"という言葉も定着しつつあるが、KLのAir Asiaのターミナルは、MASやメジャーな航空会社が発着するターミナルとは別の場所にあり、ターミナル名もシュールに"LCCT"。
まんま格安ターミナルなのだ。
Air Asiaの運賃は、Webでの予約が早ければ早いほど、より安く入手できる可能性が高い。
時には、0リンギットや9.99リンギットの航空券がプロモーションで売り出されることもあるが、もちろん数には限りがあり、安い席が売り切れてしまえば、どんどん運賃が高くなっていく。
また、受託手荷物の無料枠は15キロで、運賃が安いかわりに、エクセス・チャージについては手きびしいそうだ。
さらに、Air AsiaからAir Asiaへ乗り継ぐ場合も、荷物はスルーにできない。
結局、安い運賃でとれないと、エクセスチャージやらで、むしろ高くつくこともあると聞く。
また、機材繰りがかつかつとの噂で、ひとたびどこかでデレィが起こると、続く便に、玉突き的に影響が出て、大デレィに陥ることも珍しくないそうだ。
安いなりのデメリットは、少なからずありそう。
それでもAir Asiaの、"Now everyone can fly"という、誰の手にも届く安さをイメージさせるコピーにひかれて、Webで運賃を検索したら、確かにMASに比べて安い。
ただ、便ごとに運賃に開きがあり、最安値の便は時間がいまいち。
どうせ移動日は何もできないので、安さ優先で、時間的に無駄が多くてもAir Asiaをとるか、それとも、乗り継ぎもまあまあ便利で、マイルもためているMASにするか、迷ってしまった。
2日間迷っていたら、AirAsiaの安い運賃は売り切れてしまい、かえってMASより高くなってしまった。
いちど安い運賃を見ていただけに、Air Asiaにキャンセルが出て安くならないかなぁ、と期待しながら(実は、AirAsiaにキャンセルの概念はないと、あとになってから知った)、毎日、Webで運賃をチェックしたが、安くなるどころか、バリゆきの便は、満席になってしまった。
そうこうするうちに出発日まで1か月を切り、こんどはMASで、それまでには見たことのない安い運賃が出てきた。
待ってました!とばかりに、まず、KL~デンパサール往復の航空券をWebでとった。
すぐにEチケットがメールで来た。続いて、KK~KLの予約にすすみ、クレジットカードの情報を送信したところでエラーになってしまった。
画面に出てきたエラーメッセージは、ペンディングで、詳細は、KLのコールセンターに電話をするか、メールで問い合わせるようにとのこと。
すぐにメールで問い合わせをした。
しかし、翌日になってもレスが来ない。仕方がないので、KLのコールセンターに電話をすると、インターネットブッキングチームなるセクションにつながれた。
エラーの原因は、カードの限度額かとたずねると、担当の女性は、カードではなく、こちらのシステムの問題だと答えた。
予約を取り直した方がよいかと聞いたら、彼女は、こちらで手続きをするので、その必要はないと断言し、再度、私のカード情報を確認し、発券したらコールバックをすると言った。
国際電話をくれるのかと聞くと、OKだと言う。
半信半疑だったが、そうまで言ってくれるのならと連絡を待つことにした。
これも案の定、電話もなければ、Eチケットもメールされて来ない。
かわりにその翌日、予約はWebで取り直してくれというメールが来た。
最初にメールを出してから、すでに3日たっていた。
だったら最初からそう言えよと思いつつ、とり直しをしようとすると、前回の運賃は、もう出て来ず、倍以上の値段になっていた。電話では、予約のとり直しはしないでいいと言われたし、メールの問い合わせの返事をいつまでもしないでおいて、高い運賃でしかとれなくなってしまったのは、納得いかないということと、今回はMAS側の対応に問題があるので、KKのカウンターで支払いの手続きを特別にさせてほしい、と強気の返信をした。
すると、わずか2時間で「今回のケースについては、特別にKKオフィスで、Webで予約した運賃で支払いを受ける」という内容のレスが来た。
よしよし。KLからKKに戻る便は、とても安い便がAir Asiaであったので、Air Asiaにした。
そしてKKに着いた8月28日、カラムンシンにあるMASのオフィスに、のこのこと出向いた。カウンターは、独立記念日の祝日を前に、たいへんな混雑だった。
カウンターは全部で8席あるのに、スタッフは4人しかおらず、番号札をひいたら、なんと40人待ち。
途中、こくりこくりと眠りに落ちながら待つこと1時間半、やっと自分の番が来た。
カウンターのおじさんに事情を話すと、おじさんは「インターネットの予約は、ここでは何もできないよ。」とあっさり却下。
もちろん、それで引き下がるはずもなく、メールを見せながら、これまでの経緯を延々と話し、今回は、特別にカウンターでの手続きでよいと言われている、と懇願。
おじさんは、KLのインターネット・ブッキングチームに確認すると言って、電話をしてくれた。
おじさんは、私と電話の間を2時間もの間、行ったり来たり、奮闘してくれたが、結果、「やはりここでは取り扱いできないので、インターネット・ブッキングチームに、もう一度連絡して、今日ここで2時間以上かかったことと、新しい運賃にはUnhappyと話してくれ。」とアドバイスされた。
見事にたらいまわしになったわけだが、そのおじさんがあまりにも長時間、熱心に対応してくれたので、お礼こそ言っても、怒る気はしなかった。
炎天下、午後1時すぎにオフィスに着いたのに、オフィスを出た時には、すでに5時をまわり、さわやかな夕方になっていた。
番号札も私の番号から、すでに50件くらいがさばかれていた。
MASのコールセンターは24時間やっているが、この日は、カウンターでの攻防戦に疲れ果て、もう、電話をかける気力も余力もなかった。
カパライに行くまで、もう1日KKで時間があるので、翌日、なんとかすることにした。
が、翌日、朝から電話をかけると、KLのコールセンターに何回電話をかけても、ずっと話中で、つながらない。
友だちもいることだし、そうそう終日チケットにかかわってるわけにもいかない。
翌朝のタワウへのフライトが早朝だし、早めにホテルへ帰って休むだろうから、寝る前にもう一度MASに電話しようと思ったが、甘かった。
軽く飲むと言って立ち寄ったCocoonというパブの屋外の席で、気持ちよく閉店までTigerを飲み続け、すっかりいい気持ちでホテルに帰ったのが午前1時半すぎ。
「たいへん!朝起きられない!」と、ホテルに戻ると、即就寝で、バリについては何の進展もみないまま、カパライへ出発することになった。
いざカパライへ行くと、シパダンで潜っている間に、やっぱりシパダンに勝る海はない、という気持ちが強くなり、バリへの執着が、どんどんうすれていった。
ウブドの田んぼ、スパめぐり、ひさびさのサーフィン・・・バリで楽しみにしていたことはヤマほどある。
何よりも、マンボウが見たかった。でも、行けないものは行けないので仕方がない。
バリの空港で、勝手に荷物を持って、チップをせびろうとするバリニーズたちと渡り合うのも、面倒くさいし、田んぼは、成田空港への道中でも、けっこう見た。
何年かぶりに、パドリングしたら、ごはんが食べられないほどへろへろになるに決まってる。
それになによりも、今時期のバリの水温が低いということで腰がひけていた。
5ミリのウェットは、太ったせいで、身動きはできないし、着ると脱げなくなるありさまだったので、元3ミリから、すでにペラッペラになっているウェット2枚の重ね着と、ラッシュガードとベストでしのごうという、暴挙に出ようとしていた。
ウェットの重ね着に効果がないのは、ニューカレドニアの25℃で、すでに体験済だったので、マンボウのヌサペニダは、さらに水温低いはずだ。
あえてネガティブなイメージばかりを浮かべ、わざわざ航空券を買いなおしてまで、バリに行こうとは思わなくなった。
反対に、なんの予定もないKKでこれから10日間、のんびり過ごし、おいしいものを食べ、時に日焼けして、すばらしい。
何もしない贅沢、これぞホリデーの醍醐味と、ポジティブに考えることにした。
こうして、バリ・トリップキャンセルについては、十分に納得したし、未練もなくなった。
しかし、まだ問題は残っている。バリで合流する予定だった友だちに、行けない旨を知らせ、謝らなければならないし、クタやウブドのホテルのキャンセルもしなくてはならない。
そして、MASに、払い戻しの交渉もしなくては。
KK~KLの航空券については、予約自体が不発に終わっているので、何もチャージされておらず、よしとしよう。
問題は、支払い済のKL~デンパサールの航空券だ。先ほどMASのコールセンターにキャンセルの電話をしたら、もう出発24時間前をきっているから、いっさい払い戻しをしないという。
予約時の条件には、払い戻しは24時間前までとはどこにも書いてないのだが…。
もともと航空券というものは、全行程を通しで買うというのが大前提だ。
全行程通しの航空券であれば、航空会社も救済してくれるが、別々の予約や航空券だと、航空会社責任による航空機遅延の際なども、かなり頑張りをみせないと何もしてもらえない。
今回、私が、旅費をうかすために、航空券をセコく区間ごとに購入したのが悪いのは確かだ。
ただ、今回は、マレーシア航空が、やる、と約束したことをやらなかったということを主張して、払い戻しを求めるしかないのだけれど、どうなることやら。
このインターネット・ブッキングのトラブルは、典型的な安物買いの銭失い、に終わったが、まあ、小さな不幸せだと思っている。