光の当たり方がまずくて、何がいるのかわかんない…。
でも、トゲウオ目ウミテング科のウミテング。
ちっちゃいし、こんなふうに完全に背景に溶け込むので、水底を注意深く見てないとまず見過ごす。
そこは、ローカルダイブマスターの視力だより。
実は、バラクーダポイントの砂地を、けっこうな運動量で這いずり回っている。
日本語は、つきでた吻を天狗に見立てて海天狗。
英語は、REEF FISHES of the WorldではShort dragonfishだけれど、蛾に見立ててDragon sea mothと呼ぶのが一般的みたい。
海蛾と思うと、きらいになってしまう。
私には、巣立ったばかりのまだあまり飛べないスズメのヒナみたいに見えるけど…。