今朝、電話で守んツアンの奥さんが、「クサギ山さ行かない」かと誘ってきた。クサギ山には良く行くという。私は、小学校の園族で行ったので、良く知っているが、守んツアンの奥さんは宝江出身だから珍しいらしい。迎えにきてくれ、その時に味付けご飯も持参してくれた。お茶を飲んでから久しぶりに行ったら、栗駒山が眼前に迫ってよく見えた。保呂羽城あとの石碑が立っているのは数年前に来た時に気付かなかった。昨年6月14日の地震で崩れたあとを見たいと思っていたが、ここからなら、もう少し天気のいい日で、雪が融けていれば見えるかもしれない。クサギ山というから、モチクサが採れるらしいが、今日は、「まだおがっていなかった。」おがるという言葉は、農業をしているとよく使う、「野菜が伸びる」意味のほかに、「人がおだてに乗る」意味にも使い、しばしば出てくる言葉だ。おだてに乗りやすい人を「おがりやすい」という。私などは、その最たる人かもしれない。褒められると直ぐその気になって、働くほうだからだ。おがり易い人は、御しやすい人であるから、単純で良いのではないかと思っている。単純明快な人生かもしれない。と自画自賛しやすいのもそう言えるところだ。