芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

北上川「とよま漕艇場」開所式にいたる経緯

2010年08月07日 | Weblog
写真が同時に二つ載せられないようだから、今日は、朝日新聞の記事を掲載してみる。
今回の「とよま漕艇場」が開所できたのは、両方の記事ともに、「良い会」の平泉から石巻までの漕ぎ下りが切っ掛けであると記しているし、それはそれで当たっているのだが、そもそもを記すと以下のようになる。
開所式で日本ボート協会の舘次郎理事長が一昨年だったか、登米に来た時に、北上川を見て、ここで漕げるようになると良いと、東京に帰って周りに話したのが、そのあと、同じ、東京外語のボート部OB達の中で、谷内一郎さんが(彼は良い会の初代会長である)私からお願いした北上川の漕ぎ下りの企画を良い会などに流し、それに直ぐ反応した、三菱ボートクラブの岸田光祐さんが東北大学ボート部OBの千葉建郎さんと北上川の下見をして、我が家にも様子を聞きにきた。岸田光祐さんはその報告を、良い会にして、さらに、良い会の本田英生さん(一橋大学ボート部四神会OB)と川島誠一さん(東京大学ボート部OB)が下見に来てやはり我が家に寄り、最後に、石巻エイトを漕ぐ会の佐々木さんや栗原さんのお世話で、モータボートで北上川を岩手県の川崎村まで実地検分のため遡ったのである。モターボートで遡った時は、霙に見舞われ、吹きっつぁらしの舟の上でみんなで寒い思いをした。そうして初めて漕ぎ下りが実現したのである。それには、良い会会長の大隅多一郎さんの指導力によるところが大きい。また、漕ぎ下りのあとの反省会に、私もたまたま上京中で参加した時、良い会事務局長の佐藤武宣さん(稲門ボート部OB)が早稲田大学の後輩学生を、北上川で練習させたいと言ってくれたので、これが、私の活動の原動力になった。