芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

どんよりと曇った朝

2010年08月28日 | Weblog
昨夜、遅くまでヒンディー語訳の字引をしていたため、夜中に一度目が覚めたとき、早朝かと思って、起きかかったが、そのまままた眠ってしまった。
秀夫ちゃんが牛乳を配達に来た音で起こされて、随分早く来たなと思って時計を見ると、もう7時である。
起きて庭を見たら、夕べ、小雨が降ったようで、地面が濡れていた。その天気がそもまま続いているらしく、どんよりと曇り、風もない。庭の植木鉢のアサガオが鮮やかな紫でどんよりした気分を吹き飛ばしてくれる。暑いというほどではないが、朝食に熱い紅茶を飲むと、汗ばむ。
江川紹子は、オーム真理教のテロ事件で、解説者として出てきた人だが、当時、適切な意見を言うが、苦しそうな顔をしていて、気の毒な生活者なのかと思って見ていたところ、今では、すっかり貫禄もついてきて、相変わらず遠慮深い物言いではあるが、適切な意見を述べる、頼りになる評論家に成長した。先日の河北新報の記事で、かの女も、小沢一郎の一連の被害報道は、マスコミが作り出していると、マスコミを遠回しに批判している。マスコミを敵に回す言い方をできないのは、彼女がマスコミに出て発言することで、生業が成り立っているから、やむを得まい。他の評論家で外国勢力の肩を持ってマスコミで発言している、常に大勢に迎合して意見を並べているのとは違う。河北新報が江川紹子の発言を載せているのは、おそらく共同通信の配信であろうが、それを載せた河北新報デスクの目配りを褒めたい。