芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

沖縄と北方4島

2010年08月10日 | Weblog
沖縄の問題は、北方4島と共通の問題を抱えている。
北方4島も日本軍が武装解除されている合間に、銃剣によって、占領されたのだ。
沖縄も、日米同盟に対する、見返りで米国から返還されているが、それは名ばかりで、実質米軍の支配下にあるのだ。沖縄も北方4島同様実質は返還されてはいないのだ。北方4島も軍事的優先権を与えれば、ロシアから名目的返還は可能かもしれない。
そもそもが敗戦というものがそのようなものではあるから、勝てると錯覚して負け戦を戦った陸軍を中心とした好戦派が統帥権によって招いたことではある。それについての反省がいまだに日本ではされていない。ドイツではとっくに反省をしている。
曖昧をモットーにする国民にしても反省は必要であるが、全て、連合国の米国統制下で戦後の方針が決められてきた。それに気付いたから、日本国民は新政権を選んだはずであるが、相変わらず外国勢力に握られたマスコミ主導で煽り、当てにならない、アンケートを取っては、国民を負の方向に誘導している。今後も、民主党議員の中から、選挙によって、実力のない人物を選んでは、短期政権を続けるというのではなく、最大の実力者、小沢一郎を首相にして、政権を安定政権にするのが最も望ましい。しかし、マスコミを動員しての小沢一郎たたき、日本たたきは収まりそうもない。国民は煽りに弱いものだ。日露戦争に勝って、提灯行列やらで、国民に列強に肩を並べる一等国の誤解を与えて、滅びの強兵だけの国にしてしまった。その結果を今も引きずっているのだ。