芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

残暑のほうが厳しい

2010年08月24日 | Weblog
今日は、風が弱く、昨日よりも暑く感じられた。
殆ど一日中扇風機をつけっぱなしであった。夕方になっても風が弱く、今日一日の残暑も厳しい。
円高が進んでいるらしく、おそらく、1ドル93円台に入るのも時間の問題であろう。やはり、現政権は、実力に欠けていると思える。本来、民主党政権は、今ごろは、内需拡大をして、輸出企業に頼らないでいい経済対策をしていなければならなかったのだが、政治と金、普天間問題と連続して、トップを変える羽目に陥り、それどころではないまま、現在に至っている。片肺飛行のままでは、為替介入もできないで、外需すらも頼めなくなっている。
そもそもが、マスコミのアンケートに踊らされて、早く決めなくてならない派遣労働者法や、郵政改正法案を廃案にして、選挙に走ったため、積み残した法案を成立させられなくなっている。期待された政策は軒並み実施できないでいる。政治主導ではなく、財務省任せである。日本は政策の基本を決める大蔵省を米国並の財務省に変えたのであり、その財務省の指示で政策を進めているのが現状だ。この状態は、当分続くだろう。政権はあってなきに等しい。国民にとって暑い夏は、やがて寒い懐になる。