2012/04/01
ぽかぽか春庭十二単日記>はるHAL春(1)可愛い花
土曜日3月最後の日は、強い風が吹き荒れ、雨も横殴りになりました。春の嵐のような風雨も、春を連れてくるための試練と思いましょう。31日は、そんな風雨をものともせずに生き抜いてきたすばらしい画家、富山妙子さんの講演を聴くことができました。報告はのちほど。
つらく長い試練を耐え、ほんの1mmでも先に進もうと努力している人がいることを知るだけでも、ふんわりとやさしい春は厳しい冬のあとに来るということの摂理が心に蘇ります。
青い鳥さんからのお知らせがありました。(3月30日付けのfacebook)
「おはようございます。昨日は、携帯メールを自分で開いて読み、返信を書いて送信することが出来ました。テレビのチャンネルもリモコンで切り替えれるようにもなりました。
4,5日前までは出来なかった事です。起きてる生活、素晴らしいね!」
手術のあと、首から下がまったく動かなくなってしまってから3年。寝たきりの生活から厳しいリハビリを続けて、メール返信が送信できるまでに「神経の赤ちゃんを育てる」生活、私にはとうてい辛抱できそうにない、つらく厳しい日々だったと思うけれど、青い鳥さんが「起きてる生活、すばらしいね」と書いているのを見ると、どんな春よりもうれしい気持ちが満ちてきます。
青い鳥さん制作カレンダーをパソコン前の壁に下げ、四月の詩「可愛い花の心」を読みながらキーボード打っています。心がシャンとしてぽかぽかしてきます。
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青い鳥の詩「可愛い花の心」
新しい風の中
可愛い花の心で
ゆっくり ゆっくりと 歩く
時には車椅子に乗って
時にはセニアカーに乗って
時にはテクテクと自分の足で歩く
一人寂しい時には鼻歌を歌いながら
あてもなくただ歩き続ける
どんな困難な道も
ただひたすらに歩き続ける
どんな困難な道も
ただひたすらに歩き続ける
冷たい風に吹かれようとも
冷たい雨に濡れようとも
そんなことは問題ではない
私という 私が
可愛い花の心を
暖かな陽の光に守られて
生きている
小さな 小さな 夢を持って
のんびりと生きている
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青い鳥さんの詩とボランティアさんの絵を組み合わせた2012年のカレンダーが各方面に好評だったので、2013年度は販売をするそうです。A3表に月ごとの日付、めくった裏に青い鳥の詩と絵。12枚。1500円。お申し込みは青い鳥サイトへ。
http://blog.goo.ne.jp/aoitori277
<つづく>