2012/10/11
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十二単日記2012秋(3)ふくろ祭りよさこいコンテスト
10月7日、「ふくろ祭り」のよさこい踊りを見物に池袋へ。
この夏、原宿の「元気まつり」よさこいソーランはひとりで見たのですが、池袋は、駅前のインテリア店に勤めているミサイルママ、目白のマンションに住んでいるK子さんの「地元」ですから、いっしょに見物となりました。
午前中は雨が降り、これはどうかなと思っていたのですが、晴れてきたので出かけました。まずは、ミサイルママお勧めの、「I.W.G.P.」こと池袋西口公園の広場へ。
私が着いたときは、演舞が終わって、よさこい踊りの指導が行われていました。踊りの最後に演舞参加者の総踊りがあり、その振り付けを教えるというコーナーです。
「わたしゃ、80歳なのよ。よさこいソーランなんて、見るのも初めて」と言いながら、おばあさんが、踊りに出て行きました。gogo's & クワザワグループという北海道から来た踊り子チームが指導しています。
私も踊り方を習いたかったけれど、ちょうど演舞の切れ目でベンチの人が動いて入れ替わりのチャンスなので、座れそうなベンチを探すほうが先。ちょうど人が立ったあとのベンチに座ることができました。席を確保して、上着とリュックを置いて、食べ物仕入れに広場を一回り。「富山湾のシロエビコロッケ」というのと、静岡しじみ汁、長野りんごかりんとう、山形豆餅などを購入。豆餅は山形出身の姑へのおみやげです。
コロッケとしじみ汁を食べながら、よさこいソーラン指導を見ていました。食べ終わったら私も習おうと思ったのですが、食べ終わるころには、指導が終わってしまいました。
80歳という女性、元気に踊ってきて、「これくらいの踊り、すぐ出来る」と言っていました。盆踊りや新舞踊のサークルで毎日元気に踊っている踊り自慢の女性なのかもしれません。
「東京よさこい」でこれまでに6回優勝して、今年は殿堂入り、特別招待出演となった山梨の「風林火山」というチームの踊り、さすがの出来。中学生高校生が中心のチームですが、とても動きがいい。上野原の舞踊教室に在籍する生徒さんたちが、週末土日に20時間くらい練習するというチーム。週に1回、90分の練習で「疲れたつかれた」と値を上げる私たちのダンスサークルとはエネルギーが違います。
さきほど皆に踊りを指導していたgogo's &クワザワグループも見事な踊りでした。
実践女子短大のチーム。若いってすばらしい。

私の隣の男性、パシャパシャとカメラのシャッターを押しています。ファインダーをのぞくカメラと違い、デジタル液晶画面を見て押すシャッター、何を撮しているのか、隣にいるとよくわかります。よさこいを踊る各チームの中で、「一番の美人」を見定めて、その人のアップ顔を何枚も取っているのでした。まあ、被写体に何を選ぶかは撮す人の自由でしょうが、これほどのアップばかりで個人の顔がはっきり写る写真だと、踊りを見に来ているこちらとしては、踊りそっちのけの気がして、「なに、見てんのようぉ」という気になります。タレントが出演するイベントなどでは、素人が自由に顔写真を撮ることなどが制限されている時代ですから、このようなオープンな場で美女をコレクションしたい人もいるのでしょう。撮影したあと、自分の部屋に大きく引き延ばした美女たちを飾るっていう趣味の人なのかしら、なんて、踊りの合間に隣の人を観察してしまいました。踊りが好きで見にきている人ばかりではない、という発見の巻でした。
準大賞(高知県知事賞)受賞の舞踊集団REIKA組

ジャズダンス仲間のひとりが所属している「踊るバカ東京」チームのよさこい踊り。今年は年配の方が多かったような、、、、

これまでに何度も入賞しているチームの演舞が続いていたのですが、ミサイルママとK子さんとの待ち合わせが、5時にビッグカメラ前というので、移動しました。
K子さんミサイルママといっしょのよさこい見物、原宿で一人見物したのとはまた違う楽しさがあります。ミサイルママとは「見るのも楽しいけれど、自分たちも踊りたいねぇ」と話ながらの「見る阿呆」になりました。
演舞が終わって、和食の店で夕食。食べ終わって出てくると、目の前で表彰式をしていました。ミサイルママが「表彰式も見て行く」というので、おつきあい。
「このチームの踊り、いいな」と思ったところが入賞するとうれしいです。
最後に、演舞参加者全員による総踊りがありました。ミサイルママは、「いっしょに踊りたいけれど、去年、踊り子の中に紛れ込もうとしたら、警官に止められてしまった」と、言います。「でも、道端で踊っているだけなら、警官に叱られないよね」と言って、リュックを道のはじっこにおいて、踊り出しました。
何回か繰り返して、さて、と駅のほうへ向かったら、踊り会場の後方には開いているスペースがあって、素人さんが紛れ込んで踊っている。ミサイルママは、さっそく「ここなら踊っても大丈夫そうね」と、また踊り出しました。
それなら、と私もK子さんにリュックサックを預けて、ミサイルママといっしょに踊りました。それほど難しい振りつけではないけれど、踊ることになるなら、昼間gogo'sが指導したときに習っておけばよかった。私は最後の一回だけ踊りましたが、これですっかり「参加者気分」になり、満足満足。K子さんが「二人とも、ほんとに踊ることが好きなのねぇ」と、言います。ほんと、音楽が聞こえれば、体が動き出してしまうのです。どうせなら、見る阿呆より踊る阿呆がいいねぇと、ミサイルママと「出たがり」ました。
K子さんは「発表会のときの踊りより、ずっと生き生きしていた」と、ほめてくれました。発表会のときは、先生も見ているし、振り付けを間違えないようにするのでせいいっぱいなので、、、、。
来年は、文化センターの改修のため、ジャズダンスの発表会が出来ないようなので、よさこい参加もいいかも。
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十二単日記2012秋(3)ふくろ祭りよさこいコンテスト
10月7日、「ふくろ祭り」のよさこい踊りを見物に池袋へ。
この夏、原宿の「元気まつり」よさこいソーランはひとりで見たのですが、池袋は、駅前のインテリア店に勤めているミサイルママ、目白のマンションに住んでいるK子さんの「地元」ですから、いっしょに見物となりました。
午前中は雨が降り、これはどうかなと思っていたのですが、晴れてきたので出かけました。まずは、ミサイルママお勧めの、「I.W.G.P.」こと池袋西口公園の広場へ。
私が着いたときは、演舞が終わって、よさこい踊りの指導が行われていました。踊りの最後に演舞参加者の総踊りがあり、その振り付けを教えるというコーナーです。
「わたしゃ、80歳なのよ。よさこいソーランなんて、見るのも初めて」と言いながら、おばあさんが、踊りに出て行きました。gogo's & クワザワグループという北海道から来た踊り子チームが指導しています。
私も踊り方を習いたかったけれど、ちょうど演舞の切れ目でベンチの人が動いて入れ替わりのチャンスなので、座れそうなベンチを探すほうが先。ちょうど人が立ったあとのベンチに座ることができました。席を確保して、上着とリュックを置いて、食べ物仕入れに広場を一回り。「富山湾のシロエビコロッケ」というのと、静岡しじみ汁、長野りんごかりんとう、山形豆餅などを購入。豆餅は山形出身の姑へのおみやげです。
コロッケとしじみ汁を食べながら、よさこいソーラン指導を見ていました。食べ終わったら私も習おうと思ったのですが、食べ終わるころには、指導が終わってしまいました。
80歳という女性、元気に踊ってきて、「これくらいの踊り、すぐ出来る」と言っていました。盆踊りや新舞踊のサークルで毎日元気に踊っている踊り自慢の女性なのかもしれません。
「東京よさこい」でこれまでに6回優勝して、今年は殿堂入り、特別招待出演となった山梨の「風林火山」というチームの踊り、さすがの出来。中学生高校生が中心のチームですが、とても動きがいい。上野原の舞踊教室に在籍する生徒さんたちが、週末土日に20時間くらい練習するというチーム。週に1回、90分の練習で「疲れたつかれた」と値を上げる私たちのダンスサークルとはエネルギーが違います。
さきほど皆に踊りを指導していたgogo's &クワザワグループも見事な踊りでした。
実践女子短大のチーム。若いってすばらしい。

私の隣の男性、パシャパシャとカメラのシャッターを押しています。ファインダーをのぞくカメラと違い、デジタル液晶画面を見て押すシャッター、何を撮しているのか、隣にいるとよくわかります。よさこいを踊る各チームの中で、「一番の美人」を見定めて、その人のアップ顔を何枚も取っているのでした。まあ、被写体に何を選ぶかは撮す人の自由でしょうが、これほどのアップばかりで個人の顔がはっきり写る写真だと、踊りを見に来ているこちらとしては、踊りそっちのけの気がして、「なに、見てんのようぉ」という気になります。タレントが出演するイベントなどでは、素人が自由に顔写真を撮ることなどが制限されている時代ですから、このようなオープンな場で美女をコレクションしたい人もいるのでしょう。撮影したあと、自分の部屋に大きく引き延ばした美女たちを飾るっていう趣味の人なのかしら、なんて、踊りの合間に隣の人を観察してしまいました。踊りが好きで見にきている人ばかりではない、という発見の巻でした。
準大賞(高知県知事賞)受賞の舞踊集団REIKA組

ジャズダンス仲間のひとりが所属している「踊るバカ東京」チームのよさこい踊り。今年は年配の方が多かったような、、、、

これまでに何度も入賞しているチームの演舞が続いていたのですが、ミサイルママとK子さんとの待ち合わせが、5時にビッグカメラ前というので、移動しました。
K子さんミサイルママといっしょのよさこい見物、原宿で一人見物したのとはまた違う楽しさがあります。ミサイルママとは「見るのも楽しいけれど、自分たちも踊りたいねぇ」と話ながらの「見る阿呆」になりました。
演舞が終わって、和食の店で夕食。食べ終わって出てくると、目の前で表彰式をしていました。ミサイルママが「表彰式も見て行く」というので、おつきあい。
「このチームの踊り、いいな」と思ったところが入賞するとうれしいです。
最後に、演舞参加者全員による総踊りがありました。ミサイルママは、「いっしょに踊りたいけれど、去年、踊り子の中に紛れ込もうとしたら、警官に止められてしまった」と、言います。「でも、道端で踊っているだけなら、警官に叱られないよね」と言って、リュックを道のはじっこにおいて、踊り出しました。
何回か繰り返して、さて、と駅のほうへ向かったら、踊り会場の後方には開いているスペースがあって、素人さんが紛れ込んで踊っている。ミサイルママは、さっそく「ここなら踊っても大丈夫そうね」と、また踊り出しました。
それなら、と私もK子さんにリュックサックを預けて、ミサイルママといっしょに踊りました。それほど難しい振りつけではないけれど、踊ることになるなら、昼間gogo'sが指導したときに習っておけばよかった。私は最後の一回だけ踊りましたが、これですっかり「参加者気分」になり、満足満足。K子さんが「二人とも、ほんとに踊ることが好きなのねぇ」と、言います。ほんと、音楽が聞こえれば、体が動き出してしまうのです。どうせなら、見る阿呆より踊る阿呆がいいねぇと、ミサイルママと「出たがり」ました。
K子さんは「発表会のときの踊りより、ずっと生き生きしていた」と、ほめてくれました。発表会のときは、先生も見ているし、振り付けを間違えないようにするのでせいいっぱいなので、、、、。
来年は、文化センターの改修のため、ジャズダンスの発表会が出来ないようなので、よさこい参加もいいかも。
<つづく>