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ぽかぽか春庭「春庭の中国写真2007」

2013-03-17 00:00:01 | エッセイ、コラム
2013/03/17
ぽかぽか春庭@アート散歩>記憶と記録・写真を見る(4)春庭の中国写真2007

 私の記憶のうち、1994、2007、2009年と、3度の中国赴任は、強い印象で残っています。住んでいた町はもちろん、大連や西安、済南、延吉などの旅先で撮った写真も、今見るとなつかしい。記憶と記録。

 私も下手の横好きのひとりで写真を撮りますが、私が「写真家には、かなわないなあ」と思うのは、自分のオリジナルだと思って撮影しても、出来上がりを見たると、「いつか見たあの人の写真」を無意識になぞっていたり、どこか間が抜けていたり、同じような構成や光線の写真を写せたとしても、やはり一流のプロの写真に比べれば、「なんじゃ、こりゃあ」になってしまうのはやむを得ません。
 それでも、自分が撮った写真、思い出とともに見るから、眺めるときは、プロの写真に負けず「いい写真だなあ」と思えます。素人写真は、それでいいのです。 

以下は、春庭撮影の2007年の記憶写真。

長春の仏教寺院前に物売りや手相見が集まる


手相見の人とじっくり人生相談する


寺院裏でのんびり客待ち


寺院裏

長春牡丹街の路上麻雀


街角の雑誌店


長春道ばたの果物売り


延吉の店は、漢字とハングルを並べて表記する看板


延吉の路地


延吉の路上、薬草売り

朝鮮人参やら鹿の角やら松露、小動物の木乃伊のようなのも売っていました。

大連の海産物屋

富峰鎮大屯の夜店

 この富峰鎮大屯に泊まったときのようすは、以下に書きました。毎晩、終点行き先がどこなのかわからないバスに乗って、終点でおりて夕食を食べて帰る、という「一元バス旅行」をやっていて、帰れなくなって泊まったのです。翌朝、始発バスで市内に戻り、仕事へ。
http://blog.goo.ne.jp/hal-niwa/e/f3322c8c440e1ed9c3b5bd43010278ff

農安県合隆鎮シャンユエの店(焼き肉串屋)


シャンユエの町で泊まった旅店。二階が宿泊所で、一階は保健品などの売り場

「保健品」というのは、一人っ子政策がとられている中国で、もっとも必要とされる製品のことです。薬局でも旅店でも「情趣用品」の店でも、どこでも売っています。

路地の「情趣用品店」

店の中には入らなかったので、「情趣用品」とは何を売る店なのかは、わかりませんので、各自ご想像ください。

 1972年以降で、日本人で富峰鎮大屯や農安県合隆鎮などへ出かけて行って写真撮った者はおそらく、私だけです。観光客もビジネスマンも行かない地域。少なくとも、私と会った人たちは、「日本との合弁会社ができて、自動車工場なんかに大勢日本人がいると話には聞いていたけれど、この町で日本人に初めて会った」と言っていました。
 久しぶりに、春庭の中国日記「ニーハオ春庭」を読み直したら、なつかしくて、おもしろかったです。

<つづく>
コメント (2)
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