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ぽかぽか春庭「おひとり様花火」

2014-07-26 00:00:01 | エッセイ、コラム

葛飾花火大会

2014/07/26
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記7月(1)おひとり様花火

 7月22日火曜日。授業では、父親は韓国人で母親は日本人の家庭で、9歳までは韓国で育った日本人女子学生が、外食文化の違いについて発表。日本で無料になるのは、カレーライスの付け合わせの福神漬けとか、牛丼の横のたくわん2きれくらいですが、韓国の食堂ではテーブルに何種類も出ている付け合わせのおかずは、何品でも何回でもおかわりができます。そのかわり、食後のお茶が日本では無料サービス。韓国ではほとんどが有料で、無料のお茶はまれ。

 また、韓国では外食と言えば、家族や仲間でわいわいと大勢で行くのが外食であって、ひとりでレストランや食堂に入ることはない、ということを言っていました。日本ではサラリーマンの「孤独のグルメ」とか、学生の「ぼっちメシ(ひとりぼっちで昼食をとる学生の食事形体)」も存在しますが、韓国でぼっちメシをやったら、異常な人と思われてしまうし、田舎の食堂などでは、一人でふらりと入店すると、席がいっぱい空いていても「予約がいっぱいなので、よそへいってくれ」なんていう店主もいて、おひとり様は歓迎されない。

 韓国から日本に来た留学生にとって、おひとり様文化が日本に広がっていることを「気楽でよい」と受け止められるか「一人ですごすなんて、いたたまれない」と感じるかで、日本滞在の居心地よさが変わってくるようです。

 「日本では、ひとりカラオケもあるし、女性一人旅のための旅館などもでてきました。私は、今夜はひとり花火です」と、言ったら、中国人学生も日本人学生も「花火でひとりはムリ」と言いました。なにが無理なんでしょう、私はときどきひとりで花火を楽しみっます。

 夏の夜の楽しみ。ピール片手に縁台将棋が一番、という人もいるでしょうし、蛍見物をする、という人もいるでしょう。私は、この夏、区民プールが夜間オープンする日に、星空ながめて背泳ぎ三昧もやってみたい。
 でも、ど~んと大きな楽しみは、ど~と鳴った花火、きれいだな、です。私の夏の楽しみの第一番です。

 2013年娘と東京湾花火、2012年一人で葛飾区柴又花火、2011年娘と東京湾花火。なんだかんだで、毎年花火大会を楽しんでいます。去年も葛飾柴又の花火をひとりで見に行くつもりでいたのですが、雨で中止でした。
 2014年7月22日、、仕事帰りのひとり花火見物、行ってきました。葛飾花火大会。



 柴又駅から帝釈天通り抜けて、江戸川河川敷へ。土手の斜面に腰を下ろすと、周りはカップルばかり。ま、いいか。

 7時半から8時半まで、14000発の花火を楽しみました。
 一番よかったのは、コンピュータ制御花火ならではの、ベートーベン第九の合唱に合わせた花火打ち上げです。曲にぴったりあわせて、様々なリズムでクレッシェンドだったりフォルテッシモになったり。見事でした。

 おひとり様でも花火はたのしい。


<つづく>
コメント (2)
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