2014/07/30
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記7月(5)日本フィル&ダンスinサントリーホール
知人から招待券をいただき、日本なフィルの夏休みコンサートに行ってきました。7月28日サントリーホール。ダンス仲間のクーさんといっしょです。
クーさんは、長年介護にあたったお姑さんを見送り、お嬢さんふたりをそれぞれ嫁がせて、ひとりずつ孫を得て、今はご主人とふたりの静かな生活。体を動かすことが楽しくて、ついつい、週に2回のジャズダンス練習のほか、昔やったことのあるバドミントンのサークルにも加わりました。しかし、昨年そのバドミントンの練習中にけがをして、もう1年以上ダンス練習も休んでいます。ときどき見学に来て「私も早く踊りたいなあ」と言うのですが、けがを完全に直してからでないと、次に大きいけがをしたら、歩けなる結果にもなりかねません。
私も、学生の落とし物を拾おうとして、大学の長机を持ち上げて足の上に落としてしまい、足の親指を骨折したことがありました。たかが足の指だけと思ったのに、思った以上に不自由でしたから、クーさんにも「すっかり回復するまで大事にしてほしい」と思います。
ダンスはまだ無理だけれど、普通に歩くには不自由がなくなった、というので、コンサートにご一緒しました。
六本木一丁目からサントリーホールへ。
コンサートは、夏休みに入った親子のための企画で、パパママといっしょだったり、お孫さんを連れた人でいっぱい。私たちのようなバーサンふたり連れというのは、あまりいなかったのですが、「将来孫がコンサート楽しめるようになるための下見」という顔で1階まんなかへんの席につきました。
第1部は、ブリテン「青少年のために管弦楽入門」で、子供達がオーケストラの楽器に親しめる曲。第2部は、私たちのめあてのダンスつきコンサート。
美しき青きドナウ、くるみ割人形よりトレパック、アルルの女間奏曲、ベートーベン7番第4楽章の曲に合わせて、日本女子体育大学のダンスプロデュース研究部と新体操部が、踊りました。
ジャスダンス公演やモダンバレエ公演など、私がときどき見に行くダンス演技に比べ、バック転タンブリングなど新体操の技が連続し、迫力ある振り付けになっていました。振り付けは山田うんさん。
第3部は、お客さんといっしょに歌うコーナーで、私も知っている曲でしたから、大きな声で歌いました。トトロのさんぽ、夏の思い出、てのひらを太陽に、森のくまさん、気球に乗ってどこまでも、歌えばんばん、勇気100%。どの曲もおなじみだったりなつかしかったり、久しぶりに大きな声で歌えて楽しかったです。
ただし、新しい歌はまだ歌えません。でもちびっこたち特に女の子は、アナ雪「レットイットゴーあるがままに」を、みんな歌えるので、なるほど評判通りと、思いました。
子供たちの間で、これほど「全員が歌える」という歌は、泳げタイヤキ君以来じゃないかしら。歌いこなすのはちょっとむずかしいメロディなのに、みな声を合わせてじょうずに歌っていました。
最後の曲はウィリアム・テルの「スイス軍の行進」。私の世代にとっては「ハイヨー、シルバー」の曲です。アンコールはラディッキー行進曲。
たのしいコンサートでした。
クーさんと、オーガニックカフェでランチ。サラダや煮物など野菜中心のメニューの中から好きなものをトレイに載せ、量り売りでお金を払う方式です。私は、ほっそりしたクーさんの2倍以上食べました。
食べながら、クーさんのダンスのほかの楽しみ「くじらウォッチング」の話などうかがいました。今年はけがのために行けなかったけれど、クジラを見るには座間味が一番だという話など聞いて、私も行きたくなりました。
私も、妹といっしょに見る予定の八ヶ岳野外バレエの話などしました。娘さんふたりが結婚してそれぞれにお孫さんができて孫のお世話も楽しんでいるクーさんに、「うちは娘も息子も結婚できそうにないから、孫はあきらめてるんだけど」と、愚痴を聞いてもらいました。
孫がいなくても、親子の夏休みコンサート楽しかったです。
おじいちゃんおばあちゃんに連れられて参加したお孫さんにも、いい夏休みになったことでしょう。
あと、教科書編集の仕事は夏の間もありますが、私の受け持ち授業は、7月29日が今期最後の授業。さあ、8月は夏休み。のんびりします。
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記7月(5)日本フィル&ダンスinサントリーホール
知人から招待券をいただき、日本なフィルの夏休みコンサートに行ってきました。7月28日サントリーホール。ダンス仲間のクーさんといっしょです。
クーさんは、長年介護にあたったお姑さんを見送り、お嬢さんふたりをそれぞれ嫁がせて、ひとりずつ孫を得て、今はご主人とふたりの静かな生活。体を動かすことが楽しくて、ついつい、週に2回のジャズダンス練習のほか、昔やったことのあるバドミントンのサークルにも加わりました。しかし、昨年そのバドミントンの練習中にけがをして、もう1年以上ダンス練習も休んでいます。ときどき見学に来て「私も早く踊りたいなあ」と言うのですが、けがを完全に直してからでないと、次に大きいけがをしたら、歩けなる結果にもなりかねません。
私も、学生の落とし物を拾おうとして、大学の長机を持ち上げて足の上に落としてしまい、足の親指を骨折したことがありました。たかが足の指だけと思ったのに、思った以上に不自由でしたから、クーさんにも「すっかり回復するまで大事にしてほしい」と思います。
ダンスはまだ無理だけれど、普通に歩くには不自由がなくなった、というので、コンサートにご一緒しました。
六本木一丁目からサントリーホールへ。
コンサートは、夏休みに入った親子のための企画で、パパママといっしょだったり、お孫さんを連れた人でいっぱい。私たちのようなバーサンふたり連れというのは、あまりいなかったのですが、「将来孫がコンサート楽しめるようになるための下見」という顔で1階まんなかへんの席につきました。
第1部は、ブリテン「青少年のために管弦楽入門」で、子供達がオーケストラの楽器に親しめる曲。第2部は、私たちのめあてのダンスつきコンサート。
美しき青きドナウ、くるみ割人形よりトレパック、アルルの女間奏曲、ベートーベン7番第4楽章の曲に合わせて、日本女子体育大学のダンスプロデュース研究部と新体操部が、踊りました。
ジャスダンス公演やモダンバレエ公演など、私がときどき見に行くダンス演技に比べ、バック転タンブリングなど新体操の技が連続し、迫力ある振り付けになっていました。振り付けは山田うんさん。
第3部は、お客さんといっしょに歌うコーナーで、私も知っている曲でしたから、大きな声で歌いました。トトロのさんぽ、夏の思い出、てのひらを太陽に、森のくまさん、気球に乗ってどこまでも、歌えばんばん、勇気100%。どの曲もおなじみだったりなつかしかったり、久しぶりに大きな声で歌えて楽しかったです。
ただし、新しい歌はまだ歌えません。でもちびっこたち特に女の子は、アナ雪「レットイットゴーあるがままに」を、みんな歌えるので、なるほど評判通りと、思いました。
子供たちの間で、これほど「全員が歌える」という歌は、泳げタイヤキ君以来じゃないかしら。歌いこなすのはちょっとむずかしいメロディなのに、みな声を合わせてじょうずに歌っていました。
最後の曲はウィリアム・テルの「スイス軍の行進」。私の世代にとっては「ハイヨー、シルバー」の曲です。アンコールはラディッキー行進曲。
たのしいコンサートでした。
クーさんと、オーガニックカフェでランチ。サラダや煮物など野菜中心のメニューの中から好きなものをトレイに載せ、量り売りでお金を払う方式です。私は、ほっそりしたクーさんの2倍以上食べました。
食べながら、クーさんのダンスのほかの楽しみ「くじらウォッチング」の話などうかがいました。今年はけがのために行けなかったけれど、クジラを見るには座間味が一番だという話など聞いて、私も行きたくなりました。
私も、妹といっしょに見る予定の八ヶ岳野外バレエの話などしました。娘さんふたりが結婚してそれぞれにお孫さんができて孫のお世話も楽しんでいるクーさんに、「うちは娘も息子も結婚できそうにないから、孫はあきらめてるんだけど」と、愚痴を聞いてもらいました。
孫がいなくても、親子の夏休みコンサート楽しかったです。
おじいちゃんおばあちゃんに連れられて参加したお孫さんにも、いい夏休みになったことでしょう。
あと、教科書編集の仕事は夏の間もありますが、私の受け持ち授業は、7月29日が今期最後の授業。さあ、8月は夏休み。のんびりします。
<つづく>