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ぽかぽか春庭「敬老の日2014」

2014-09-24 00:00:01 | エッセイ、コラム
20140924
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記9月(1)敬老の日2014

 毎年の敬老の日の姑訪問。今年は、16日に娘といっしょに姑の家に行きました。
 16日午後、姑がデイケアセンターの体操教室から帰ってくる時間に合わせて、ドアチャイムを押しました。

 健康自慢だった姑も、米寿から後、医者通いが続き、「お祝いをしてもらうのは、もっと元気になって何でも食べられるようになってからにしたい」という姑の希望で米寿祝いを伸ばし伸ばしにいているうち、もう卆寿祝いです。あと半年で卆寿。

 「入れ歯はいや」という姑、仮の差し歯が何度も抜けてしまい、娘はこの夏、おばあちゃんの歯医者通い付き添いであけくれました。
 16日は、圧力釜で煮た丸ごと小タマネギのスープ、冬瓜と大豆の煮物。鶏挽肉とネギの和風ミートローフという「歯茎でも噛めます」という献立を調理して、おみやげに持って行きました。
 いつもは娘が我が家のシェフですが、「ばあちゃん向けの和食」は、ひさしぶりに私が作りました。娘はどうしても若者向けのメニューが好きなので。

 デザートは、ドライフルーツを刻んで粉に混ぜて焼いただけのフルーツケーキ。バターを入れ忘れたので、ぼってりした食感になり娘には「なに、これ、まずい。私いらない」と言われてしまいました。
 見た目は良くないけれど、姑には「市販のケーキは砂糖をつかっているけれど、これは家で砂糖を使わずに焼いたんですよ」と説明して食べてもらいました。



 健康第一の姑、医師の診断で血圧の数値が高めになったと聞くと、塩辛い食べ物はぜったいに食べない。血糖値が上昇したと説明を受けると、甘い物は決して口にしません。私と違って意志強固。

 娘も夫も、「お医者さんが何を言おうと、もう90歳なんだから、これからの寿命を数年延ばすことよりも、好きなもんを食べた方が豊かな人生だと思うけどな」と口をそろえます。
 でも、健康オタクでここまで来た姑ですから、「健康を守る」という姑の信念をつらぬいてもらうのも、姑孝行かと思います。

 舅の長姉「おチヨ伯母さん」がこの夏105歳でなくなりましたが、姑には「おチヨさんの記録を塗り替えましょうね」と、励ましています。105歳まであと15年、姑なら記録を作るかも。
 9月18日も娘がに付きそって歯医者に行き、ようやく仮の歯を卒業。なんでも噛める、生きたいところに歩いていける、という元気がでてきたら、卆寿、いっぱいお祝いしたいです。

<つづく>
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