20140927
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記9月(3)うさぎ屋と赤城神社祭礼
9月21日のジャズダンス仲間とのおでかけ、午後の部のコンサートを終えると地下鉄で移動。夜の部は、神楽坂に新オープンの和雑貨の店「うさぎ屋」ショッピングです。うさぎ屋は、ジャズダンスサークルのメンバー、スーちゃんがオープンさせたお店。半年くらい前から開店準備に忙しそうにしていました。
ご主人と二人三脚で続けてきたハウスクリーニングのお仕事と平行しての開店は、とてもたいへんだったと思います。長年の念願だった和雑貨の店、ずっと不動産屋めぐりをして神楽坂でよい店舗の出物がに巡り会うまで、待ち続け、お店が借りられることになってからは、改装やら雑貨品の仕入れやら、大忙しでした。
その合間をぬって、「e-Naちゃん、夏休みのどこかの日に、ジャズダンスの自習につきあってくれない?まだ振り付け覚え切れていないところがあるから」というので、自主練の日を作って、いっしょに練習。でも、私は「振り付け覚えようとすると脳みそ沸騰してしまって、手足が動かなくなるから、いつもミサイルママのうしろの位置にいて、前の人の動きをマネして踊る」という主義でこれまでやってきたので、ミサイルママがいなければ、踊れないのです。
それでも、なんとか部分的に覚えていたところだけ振り付けを確認して、本番当日は、スーちゃんも私も、なんとか人目につかない間違いだけで、3曲を踊りきったのです。
スーちゃん、小柄で細くてかわいい人です。
いっしょにマイケル・ジャクソンの曲で踊りました。
スーちゃん、大病も克服しての元気なダンス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/79/b7de5849cd1653b63ffac71ceba8b690.jpg)
飯田橋の駅から神楽坂を上っていきます。途中、毘沙門天でお参りをしました。
うさぎ屋は、飯田橋駅から神楽坂へ行く早稲田通りの途中にあります。どちらかといえば、神楽坂に近い。老舗が多い神楽坂。坂に面しているお店の権利は高くてとても手が出ないし、出物もないので、横道をちょっと入ったところに店を借りた、と言っていました。和菓子屋さんの隣のとなり。お客さんにも入りやすい、すてきなお店です。
スーちゃんのご主人は作務衣を着て、和雑貨の店の店主らしいようすで、お客さんに商品の説明をしていました。たとえば、手ぬぐい。一般の店で売っている手ぬぐいは、片面プリントですが、うさぎ屋の手ぬぐいは、すべて手染めで両面プリントです。表にも裏にも同じ絵柄がプリントされています。表に富嶽三十六景の赤富士があれば、裏にはその反転した図柄がある、という説明でした。なるほど、、、、手ぬぐいの裏まで考えたことなかった。
手ぬぐいとして汗ふきに使う、というより、額などにいれて飾る美術品の扱いだなあと思いました。浮世絵や鳥獣戯画のプリント、飾ったら和風の部屋が引き立つと思います。1枚2千円の手ぬぐい、私には買えないけれど。
サクラさんは「知り合いにいろいろ配るところがあるので」と、ハンカチや手ぬぐいなどを大量に買い込んでいました。開店記念として1割引き。
TTさんは、柿渋をつかった小さな和風バッグを「お世話になった人にあげるから」と購入。「本物の柿渋で手作りの品が1800円なら、これはお買い得」と言っていました。
私は、何を買うにも、まずは食べ物。袋入りのかりんとう。400円。足袋ソックス400円。ブックカバー1600円。たぶん、行った人の中で一番少額の買い物客でしたが、スーちゃんは貧乏な客にも分け隔てなく愛想よく応対してくれて、おみやげに「油とり紙」をプレゼントしてくれました。
ブックカバーは、革製とか布とか、いろいろな種類を持っていますけれど、今回もブックカバーを選んだのは、理由があります。この品を作ったのは、ノンちゃんだと聞いたからです。ノンちゃんは、ジャズダンスサークルの仲間でした。
ノンちゃんは、ジャズダンスサークルをやめたあと、会社もやめてしまい、趣味の手作り雑貨を、ネット販売して生きていくことにしました。オリジナルバッグや雑貨などの作品制作を続け、「ネットでそこそこ売れる」ということを聞いていました。
それが、私たちより二廻りも若いのに、昨年突然亡くなってしまいました。ブックカバーはノンちゃん最後の作品で、在庫が終わったらもうそれきりでおしまい、というのです。
ブックカバーが必要だから、というより、ノンちゃんが手作りしたものだから、と思って買いました。布製で「毒書」という文字は糸で刺繍してあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/57/397279cd76d4507ce7bdc5bc1c1dea5d.jpg)
和雑貨の店、繁盛することを願って、神楽坂の赤城神社にお参りにいきました。9月21日は、赤城神社の秋の例大祭の日。神楽坂の道路は車両通行止めになっており、神社氏子の各町内が神輿をかついで練り歩いています。
赤城神社にお参りするのは、20年ぶりくらいになりますが、境内はすっかり変わっていました。近代的なビルの神社の会館と、コングリートの社殿。まあ、これも都心の神社のあり方なのでしょう。
ダンス仲間、みなが元気に踊り続けられますように。うさぎ屋が商売繁盛となりますように。家内安全健康長寿その他もろもろ、お祈りしてきました。
神楽坂を降りて飯田橋駅に向かう途中、牛タン焼き肉という居酒屋で、みなで晩ご飯。私は、生ビールと牛タン焼きとタンシチュウ定食を注文しました。
うさぎ屋は、神楽坂6丁目8番。通りに面している清閑院という和菓子屋さんの隣のとなりです。ご贔屓に願います。
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記9月(3)うさぎ屋と赤城神社祭礼
9月21日のジャズダンス仲間とのおでかけ、午後の部のコンサートを終えると地下鉄で移動。夜の部は、神楽坂に新オープンの和雑貨の店「うさぎ屋」ショッピングです。うさぎ屋は、ジャズダンスサークルのメンバー、スーちゃんがオープンさせたお店。半年くらい前から開店準備に忙しそうにしていました。
ご主人と二人三脚で続けてきたハウスクリーニングのお仕事と平行しての開店は、とてもたいへんだったと思います。長年の念願だった和雑貨の店、ずっと不動産屋めぐりをして神楽坂でよい店舗の出物がに巡り会うまで、待ち続け、お店が借りられることになってからは、改装やら雑貨品の仕入れやら、大忙しでした。
その合間をぬって、「e-Naちゃん、夏休みのどこかの日に、ジャズダンスの自習につきあってくれない?まだ振り付け覚え切れていないところがあるから」というので、自主練の日を作って、いっしょに練習。でも、私は「振り付け覚えようとすると脳みそ沸騰してしまって、手足が動かなくなるから、いつもミサイルママのうしろの位置にいて、前の人の動きをマネして踊る」という主義でこれまでやってきたので、ミサイルママがいなければ、踊れないのです。
それでも、なんとか部分的に覚えていたところだけ振り付けを確認して、本番当日は、スーちゃんも私も、なんとか人目につかない間違いだけで、3曲を踊りきったのです。
スーちゃん、小柄で細くてかわいい人です。
いっしょにマイケル・ジャクソンの曲で踊りました。
スーちゃん、大病も克服しての元気なダンス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/79/b7de5849cd1653b63ffac71ceba8b690.jpg)
飯田橋の駅から神楽坂を上っていきます。途中、毘沙門天でお参りをしました。
うさぎ屋は、飯田橋駅から神楽坂へ行く早稲田通りの途中にあります。どちらかといえば、神楽坂に近い。老舗が多い神楽坂。坂に面しているお店の権利は高くてとても手が出ないし、出物もないので、横道をちょっと入ったところに店を借りた、と言っていました。和菓子屋さんの隣のとなり。お客さんにも入りやすい、すてきなお店です。
スーちゃんのご主人は作務衣を着て、和雑貨の店の店主らしいようすで、お客さんに商品の説明をしていました。たとえば、手ぬぐい。一般の店で売っている手ぬぐいは、片面プリントですが、うさぎ屋の手ぬぐいは、すべて手染めで両面プリントです。表にも裏にも同じ絵柄がプリントされています。表に富嶽三十六景の赤富士があれば、裏にはその反転した図柄がある、という説明でした。なるほど、、、、手ぬぐいの裏まで考えたことなかった。
手ぬぐいとして汗ふきに使う、というより、額などにいれて飾る美術品の扱いだなあと思いました。浮世絵や鳥獣戯画のプリント、飾ったら和風の部屋が引き立つと思います。1枚2千円の手ぬぐい、私には買えないけれど。
サクラさんは「知り合いにいろいろ配るところがあるので」と、ハンカチや手ぬぐいなどを大量に買い込んでいました。開店記念として1割引き。
TTさんは、柿渋をつかった小さな和風バッグを「お世話になった人にあげるから」と購入。「本物の柿渋で手作りの品が1800円なら、これはお買い得」と言っていました。
私は、何を買うにも、まずは食べ物。袋入りのかりんとう。400円。足袋ソックス400円。ブックカバー1600円。たぶん、行った人の中で一番少額の買い物客でしたが、スーちゃんは貧乏な客にも分け隔てなく愛想よく応対してくれて、おみやげに「油とり紙」をプレゼントしてくれました。
ブックカバーは、革製とか布とか、いろいろな種類を持っていますけれど、今回もブックカバーを選んだのは、理由があります。この品を作ったのは、ノンちゃんだと聞いたからです。ノンちゃんは、ジャズダンスサークルの仲間でした。
ノンちゃんは、ジャズダンスサークルをやめたあと、会社もやめてしまい、趣味の手作り雑貨を、ネット販売して生きていくことにしました。オリジナルバッグや雑貨などの作品制作を続け、「ネットでそこそこ売れる」ということを聞いていました。
それが、私たちより二廻りも若いのに、昨年突然亡くなってしまいました。ブックカバーはノンちゃん最後の作品で、在庫が終わったらもうそれきりでおしまい、というのです。
ブックカバーが必要だから、というより、ノンちゃんが手作りしたものだから、と思って買いました。布製で「毒書」という文字は糸で刺繍してあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/57/397279cd76d4507ce7bdc5bc1c1dea5d.jpg)
和雑貨の店、繁盛することを願って、神楽坂の赤城神社にお参りにいきました。9月21日は、赤城神社の秋の例大祭の日。神楽坂の道路は車両通行止めになっており、神社氏子の各町内が神輿をかついで練り歩いています。
赤城神社にお参りするのは、20年ぶりくらいになりますが、境内はすっかり変わっていました。近代的なビルの神社の会館と、コングリートの社殿。まあ、これも都心の神社のあり方なのでしょう。
ダンス仲間、みなが元気に踊り続けられますように。うさぎ屋が商売繁盛となりますように。家内安全健康長寿その他もろもろ、お祈りしてきました。
神楽坂を降りて飯田橋駅に向かう途中、牛タン焼き肉という居酒屋で、みなで晩ご飯。私は、生ビールと牛タン焼きとタンシチュウ定食を注文しました。
うさぎ屋は、神楽坂6丁目8番。通りに面している清閑院という和菓子屋さんの隣のとなりです。ご贔屓に願います。
<つづく>