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ぽかぽか春庭「レリゴー in 東京芸術劇場」

2014-11-02 00:00:01 | エッセイ、コラム

20141102
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記11月(2)レリゴー in 東京芸術劇場

 11月1日。ダンス仲間のミサイルママとTT子さんが出演するので、東京芸術劇場でのコンサート、「いっぽ・イッポ・み・ら・い・へ10」にでかけました。 

 合唱の曲目は、混声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」。「ふるさと」「おぼろ月夜」「鯉のぼり」「夏はきぬ」「我は海の子」「村祭り」など、200人の大合唱団が、ときに力強く、時に美しいハーモニーで歌いました。

 山形県の遊佐混声合唱団、君津市のきみつ夢未来合唱団、地元の豊島区民合唱団の合同合唱、人数が多ければ多いほどいいというわけではないですが、合同練習はゲネプロの1回だけ、ということなのに、とてもハーモニーがよかったです。

 それぞれの区や市の歌を、子どもたちも、きみつ少年少女合唱団と、豊島区のジュニア・アーツ・アンサンブルが合同で参加。豊島区の歌はさだまさしの作品。豊島区主催のコンサートが開かれると、たいてい最初か最後に歌うので、豊島区民ではないミサイルママもすっかり覚えた、と言っていました。ミサイルママは、勤務先が池袋なので、合唱団メンバーなのです。

 第2部は、オペラとミュージカルのプロ歌手のステージ。
 テノールの若井健司が、カルメンから「花の歌」、ソプラノ市村柾美とメゾの古澤真紀子が、着物姿で登場。マダムバタフライから「花の二重唱」を歌いました。

花の二重唱(真ん中は、司会&指揮の坂本和彦)


坂の上の雲より「Stand Aleone」を歌いおわって。


 今日のコンサートのテーマは「薔薇」です。京成バラ園から寄贈された薔薇がロビーや指揮台前に飾られているほか、ローラン・ボーニッシュというフラワーデザイナーが、舞台上で薔薇のブーケを作る、というパフォーマンスがありました。15年前にフランスから来日し、今年、田園調布にブーケの専門店&スクールをオープンさせたフラワーデザイナーなのだそうです。
 台の上に載っている大量の薔薇を、9分ほどのピアノとオーケストラの演奏の間に、大きなブーケに仕立てました。



 ゲスト歌手、宝塚歌劇団宙組の娘役だった和音美桜と、ミュージカルスターの岡幸二郎。 
 和音美桜がレミゼラブルから「夢破れて」を歌い、岡とデュエットで「トゥナイト」を歌いました。美男美女のトゥナイト、とてもカッコよかったです。


 最後の曲は、今年一番の話題曲『アナと雪の女王』より「Let it Go ~ありのままで」。
 私も娘とのカラオケ大会で、歌ってみましたが、けっこう難しい曲調なのです。子ども達が映画館で「大合唱」をするという歌、子ども達にはやすやすと歌えるのでしょうけれど、ヨナ抜き音階で育った世代には難曲。ミサイルママも「すごく難しいよ」と、練習のようすを語っていました。

 ミサイルママたちは、指導の坂本和彦さんが大好きです。
 坂本さんは、コンサートではいつも指揮と司会の両方をこなし、軽妙な話術で観客を楽しませる先生です。
 今回もジョーク連発で、会場をわかせていました。たのしいコンサートでした。
 雨の池袋。西口口広場ではイベントが行われていたのですが、雨では足をとめて見る人もまばら。大学祭なども人出が少なかったでしょう。
 あしたは、大学祭、よく晴れた一日になりますように。

(今回コンサートが始まる前にたいていアナウンスされる、ケータイのスイッチを切れ、録音録画禁止などの場内アナウンスがなかったのです。遊佐町や君津市からのゲスト合唱団がきているから、友人親戚一同の応援団は写真を撮りたいだろうから、という配慮だったのか、単に観客もマナーは心得ているだろう、と、主催者側が思ったからなのかわかりませんが。私もミサイルママが歌う姿、撮りたかったのですが、彼女は体の大きな男性の陰に隠れていて、お顔が見えませんでした)

<つづく>
コメント (2)
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