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ぽかぽか春庭「青い鳥」

2015-07-07 00:00:01 | エッセイ、コラム
20150707
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2015十五夜満月日記7月(1)青い鳥

 7月7日は、新暦七夕の日ですが、私にとってそれ以上に大事なこと、ブログ友達青い鳥さんの65歳の誕生日なのです。

 65歳になると、これまでの障害者福祉から切り替わり、介護保険の適用も加わるということで、これまでの生活が大きく変わるのではないか、と心配なさっていました。が、障害者福祉のケアマネジャーさんと、介護保険のケアマネジャーさんの提携になる、ということです。どちらのケアマネさんもよい方のようで、青い鳥さんのこれからの生活レベルが極端に悪くなるということもなさそうなので、私もほっとしています。

 青い鳥さんが書いた詩を何度か紹介してきました。
 双子の姉妹として生まれ、出生時にひとりは健常者、ひとりは脳性マヒ者して人生を歩むことになったこと。2008年に、東京で身体状況の改善を目指して入院、手術を受けました。しかし、そのあとのケアの中で、首から下がまったく動かなくなる事態に陥りました。一時は、舌も動かず、まばたきだけで意思疎通をする日も。

 それから7年。青い鳥さんは、指が一本動いた、足が動いたと、リハビリに励み、周囲の人々の応援もあって、現在は、車いすに座っていることもできるまでになりました。
 私から見ると、青い鳥さんは「奇跡の人」です。私なら、下半身がまったく動かなくなった時点で、ただ神仏を恨み、すべてをあきらめてしまったかもしれません。

 青い鳥さんが、日一日と痛みに耐え、少しでもよい状態になるようにと努力を続けてきた歳月を思うと、「いつまでたっても貧困家庭から抜け出せない」なんぞと愚痴りながらだらだらと生きている自分が情けなくもなりますが、少しは青い鳥さんを見習おうという思いもします。
 
 青い鳥さんは、現在、パソコンに向かって、右足の指でマウスを動かしてカーソルを合わせ、動かせるようになった左手の指でキーボードを打つそうです。
 青い鳥さんのサイトです。http://blog.goo.ne.jp/aoitori277

 青い鳥さんのすばらしい生き方を見つめていると、だらだら生活の私にも力をもらえます。

 青い鳥さん、誕生日おめでとうございます。「年をとりたくない」と書いていらっしゃいますが、青い鳥さんの年のとり方は、常に前向きで努力を重ねていくすばらしいものです。いっしょにがんばっていきたいです。これからも、春庭に勇気元気を与えてくださいね。

<つづく>
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