ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

富山県砺波市、庄川町隠尾「隠尾八幡宮の社叢(大杉)」(市指定)です!!

2023-05-24 12:42:28 | 巨樹・大木
 庄川町隠尾地区は、砺波市役所の南安島約13km、砺波市役所庄川支所の東約2kmのところ

 砺波市役所庄川支所南側の県道371号線を東へ、庄川を舟戸橋で渡り直ぐを右斜めの細い道路へ入って行きます

 約3kmの名ケ原集落で県道346号線に出て左(北東)へ、道成りに1.2kmで

 北東向き参道の隠尾八幡宮前に出ました

 前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 一ノ鳥居です

 八幡宮の社號標です

 水盤です

 説明版です
  砺波市指定文化財
     指定日 昭和62年3月30日
     管理者 隠尾八幡宮氏子総代
   隠尾八幡宮の社叢
 境内の小高い土塁の上に、3本の大杉が成立している。社殿の奥面にに位置し、御神木として祀られてきたおのと推察される。
 左側に一本は目周り5.4mで最も太く、その横に2.5m、樹高6.0mでほとんど枯れたものが立っている。真中に大石が安置され、右法面側に目周り4.3m、その内側拝殿側に目周り4.6mの大杉が成立する。この杉の樹勢は一番旺盛で樹高約32m、樹冠12m(半径)。
 4本が一対となって旧スギの根元を囲むように成立したものと推察される。現存する4本の樹齢は400~500年と推定され、一対となった樹冠で大スギの偉容を誇っている。
 また、境内には、目周り2m以上のスギ13本を中心に、ネヅコ、エンコウカエデ、イチョウ、ナツツバキ、ミズナラ、ウラジロガシ、ケヤキが支え低木にヒサカキ、カエデ、カシ、ヤマボウシ、クマシデ、イチイ、コウヨウザンが入って安定した社叢を作っている。
 その境内を包む裏手法面には、ムラサキシキブ、カヤ、ヒメアオキ、イヌツゲ、ミヤマガマズミ、チシマザサ等が繁茂する。
 下草にヤブコウジ、カタクリ、ミヤマナルコユリ、アオヤギソウ等の深山性の草木も入っている。
 社叢全体が健全な自然林として古くからの貴重な植生を今に残す宝庫である。
   平成29年4月   砺波市教育委員会
  隠尾八幡宮
 村社 八幡宮  東山見村隠尾字浅窪410番地鎮座
1 祭神   応神天王 比賣后 神功皇后

1 由緒   不詳
1 社殿軒数 本殿 前口1間5寸 奥行1間
       拝殿 前口1間5寸 奥行1間
1 境内坪数 147坪
1 氏子戸数 12戸
1 境内神社 1社 級長戸邊社(しなとべしゃ) 
       祭神 志那都比古神 志那都姫神
       由緒 文政3年(1820)創建にして隠尾・名ケ原・横住・落し・湯山・湯谷・二ツ屋・河内・伏木谷・五ノ谷各村の風難除守護神として創建
       社殿軒数 前口2尺 奥行3尺(昭和17年「神社明細書上帳」)
 

 ニノ鳥居です 

 北向きに社殿です、後ろ側に大きなスギの幹が二本見えています

 社殿左側から、見えている杉が説明版にあった一番太い目通り幹囲5.4mの大杉です

 北東側から見ました、手前の社殿後ろ側に説明版に有った樹高6mと表記のスギは樹高約2mで完全に切株状態になています

 下側が藪になってしまいました

 社殿右側から、説明版にあった目通り幹囲4.6mと奥側の4.3mの大木です

 こちらの方が太さが分かるかな

 境内西端から見ました

 社殿の右手の境内社は説明版に有った「級長戸邊社」です、風の神様だそうです

 社殿左手の石碑は、信濃国戸隠神社 御神水紱修 明治27年7月建立の石碑です、こちらは水の神様ですね

 では、次へ行きましょう

 2023年4月21日午前11時35分訪問です

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