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無力だけど立ち上がれる

2010-01-17 16:24:00 | 新潟県中越大震災


▲カマイルカ~ @名古屋港水族館

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 昨日は、いつもの月一の内科とともに歯医者もはしご。虫歯はなく、いつものように歯石取りとクリーニング。その最中に、器具が口に当たったようで痛い。これ、口内炎へとなりやすいんだよね…。



 今日は、阪神淡路大震災から15年ということで、朝から関連番組をやっている。
 あの頃は編集プロダクションにいて、前年末、神戸のガイドブックを発刊したばかりだった。刻々と移り変わる被害状況に(あまりの惨事に会社のテレビはつけっぱなしだった)、あの施設はどうなったんだろうと、別のガイドブックを作りながら思っていた。
 1週間以上たってから、掲載した観光ポイントに電話連絡を入れて状況を確認。被害の大きさに改めて地震の凄さを知る。
 まだこの頃は他人事だったんだよね、ある意味。

 昨夜のドラマ「神戸新聞の7日間」というのは、ジャーナリスト魂を刺激したようで、新潟県中越大震災のときは地元紙の新潟日報が『新潟日報の168時間』という本を出している。そして、更なるローカル紙の「小千谷新聞」の記者は、『激震 小千谷発 挫けない!』という本を出している。まぁ後者は新聞発行そのものよりも、その後の地元の復興に視点が当たっている。
 それもこれも、神戸新聞という先駆者があったからだと思う。

 あの頃はパソコンもまだ一般的ではなく、原稿はワープロで書いてフロッピーディスクで入れていた頃。パソコン通信はあったものの、その速度は現在の比ではない。デジカメもケータイ電話も一般的でなかった。
 新潟県中越大震災の頃は、ネットでの通信が一般的になり、一部の被災者はリアルタイムに情報を発信していた。

 時代は移り行き、便利になっても、自然の前に人は無力である。
 


 15年という月日は、子どもが大人になるに十分な時間である。今晩は、もうひとつドラマがある。