]
▲夕暮れの空に上がる西枇杷島まつりの花火 2011/6/4
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
東京に逼塞していても「火薬」が足りないので、ちょっと三河まで花火遠征。
西枇杷島まつりである。
地元の人でなければまずわからない「西枇杷島」。現在は清須市になる。名古屋から名鉄で2駅目が東枇杷島、3駅目が西枇杷島となる。ほんの5分。庄内川の向こうには名古屋駅前の高層ビル群がくっきり見えるような位置にある。
町の中央に「美濃路」という古道がとおり、そこに山車が5台出て練り歩くというのが西枇杷島まつりである。かつては庄内川を渡って対岸にまで出張していたこともある盛大な祭りだったらしい(各種ネット情報まとめなので、あとは自分で調べてね)。
で、夜は花火大会が行われるが、この打ち上げが磯谷煙火店。もっとも、どこの花火だろうが地元ではこれが夏の「浴衣デビュー」となるらしく、近在から浴衣女性が結構やってくる。
ちょっと前まで寒いぐらいだったのに、当日は汗をかくほどの暑さでよかったね。
さて、午後になってから現地入りし、打ち上げ場所の対岸にシートを置く。
かつては対岸からもよーく見えていたのだが、ここ数年ですっかり灌木が大きくなり、眺めのいいところは減ったとの地元のおじちゃんの弁。もっとも、打ち上げ側の土手は時間間際になってもまだまだ結構余裕だったから、そっちの方がいいや~っていうのもあるだろうね。祭りにつきものの屋台も向こう200台以上出ていて、こちらは1台だけだから…。
そこからまつりのメイン会場の対岸へ。
美濃路沿いにはちょっと古い町並みが残っていて、その両側にずらずらずら~っと屋台が出ている。ただでさえ狭い道が屋台でさらに狭まっているところに山車が練り歩く。さらに人出もかなりのものだから、歩くのも一苦労。
そんな中、4台の山車を見ることができた。
▲東六軒町・泰享車
とくに西六軒町の紅塵車は「曲場(まえば)」という山車の方向転換も見ることができた。祇園祭などでもこういう方向転換は見ものである。でもって、場所によって結構方法が異なるのだね~。
▲紅塵車の曲場。山車の後方を若衆が持ち上げ、2輪になったところで角度の違った棒を突っ込み、少しずつ方向を変えている。囃子もそれ専用になるのだが、下りた方が軽くなるんじゃないかなぁって突っ込みも(笑)
▲紅塵車のからくり人形も「それ、がんばれ~」といわんばかりに払子を振り回す
▲圦西町・頼光車
▲問屋町・頼朝車 これは、花火終了後に見た屋台。昼にはなかった提灯が付けられている。
時間になって、打ち上げ会場に行くと花火鑑賞士仲間がすでにいる。東海地区の花火鑑賞会に乱入である。
というか、この広い会場の中で、よくすぐに見つけられたよ、自分。挨拶をして、本日の花火の見どころを聞く。おいでん祭りの情報を得られてよかった。
土手はまだまだガラーンとしたまま。でも確実に浴衣姿がやってきている。そんな中、歩いて対岸へ向かう。
西岸の賑わいと裏腹に、東岸はひっそりとしている。それでも100人ぐらいは土手に出てきているが、まばらに散っているので、あんまりまつり感がない。むしろ虫の多さとコウモリの多さにその方向がダメな人は来ない方がよかろう。明かりも一切ないし…。田舎育ちの私にはそれがどうした!ってレベルである。
対岸にやってきたのは、川に映る花火も撮りたかったから。だけど庄内川って、河口に近いこの辺りでもあまり川幅が無く、思ったほどの効果はなかった。次はおとなしくメイン会場で見ることにしよう。虫に刺されることもなさそうだし(まだ痒いです~)。
ちなみに川に映って一番きれいだったのはこの小型煙火である。いわゆる韓国花火だね。
これ以外の花火は後日。
▲夕暮れの空に上がる西枇杷島まつりの花火 2011/6/4
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
東京に逼塞していても「火薬」が足りないので、ちょっと三河まで花火遠征。
西枇杷島まつりである。
地元の人でなければまずわからない「西枇杷島」。現在は清須市になる。名古屋から名鉄で2駅目が東枇杷島、3駅目が西枇杷島となる。ほんの5分。庄内川の向こうには名古屋駅前の高層ビル群がくっきり見えるような位置にある。
町の中央に「美濃路」という古道がとおり、そこに山車が5台出て練り歩くというのが西枇杷島まつりである。かつては庄内川を渡って対岸にまで出張していたこともある盛大な祭りだったらしい(各種ネット情報まとめなので、あとは自分で調べてね)。
で、夜は花火大会が行われるが、この打ち上げが磯谷煙火店。もっとも、どこの花火だろうが地元ではこれが夏の「浴衣デビュー」となるらしく、近在から浴衣女性が結構やってくる。
ちょっと前まで寒いぐらいだったのに、当日は汗をかくほどの暑さでよかったね。
さて、午後になってから現地入りし、打ち上げ場所の対岸にシートを置く。
かつては対岸からもよーく見えていたのだが、ここ数年ですっかり灌木が大きくなり、眺めのいいところは減ったとの地元のおじちゃんの弁。もっとも、打ち上げ側の土手は時間間際になってもまだまだ結構余裕だったから、そっちの方がいいや~っていうのもあるだろうね。祭りにつきものの屋台も向こう200台以上出ていて、こちらは1台だけだから…。
そこからまつりのメイン会場の対岸へ。
美濃路沿いにはちょっと古い町並みが残っていて、その両側にずらずらずら~っと屋台が出ている。ただでさえ狭い道が屋台でさらに狭まっているところに山車が練り歩く。さらに人出もかなりのものだから、歩くのも一苦労。
そんな中、4台の山車を見ることができた。
▲東六軒町・泰享車
とくに西六軒町の紅塵車は「曲場(まえば)」という山車の方向転換も見ることができた。祇園祭などでもこういう方向転換は見ものである。でもって、場所によって結構方法が異なるのだね~。
▲紅塵車の曲場。山車の後方を若衆が持ち上げ、2輪になったところで角度の違った棒を突っ込み、少しずつ方向を変えている。囃子もそれ専用になるのだが、下りた方が軽くなるんじゃないかなぁって突っ込みも(笑)
▲紅塵車のからくり人形も「それ、がんばれ~」といわんばかりに払子を振り回す
▲圦西町・頼光車
▲問屋町・頼朝車 これは、花火終了後に見た屋台。昼にはなかった提灯が付けられている。
時間になって、打ち上げ会場に行くと花火鑑賞士仲間がすでにいる。東海地区の花火鑑賞会に乱入である。
というか、この広い会場の中で、よくすぐに見つけられたよ、自分。挨拶をして、本日の花火の見どころを聞く。おいでん祭りの情報を得られてよかった。
土手はまだまだガラーンとしたまま。でも確実に浴衣姿がやってきている。そんな中、歩いて対岸へ向かう。
西岸の賑わいと裏腹に、東岸はひっそりとしている。それでも100人ぐらいは土手に出てきているが、まばらに散っているので、あんまりまつり感がない。むしろ虫の多さとコウモリの多さにその方向がダメな人は来ない方がよかろう。明かりも一切ないし…。田舎育ちの私にはそれがどうした!ってレベルである。
対岸にやってきたのは、川に映る花火も撮りたかったから。だけど庄内川って、河口に近いこの辺りでもあまり川幅が無く、思ったほどの効果はなかった。次はおとなしくメイン会場で見ることにしよう。虫に刺されることもなさそうだし(まだ痒いです~)。
ちなみに川に映って一番きれいだったのはこの小型煙火である。いわゆる韓国花火だね。
これ以外の花火は後日。