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猛暑確定である

2011-06-14 22:36:00 | 雑事つれづれ


▲ヤシ入り牡丹とスターマイン「愛の輪」@西枇杷島まつり花火大会 2011/6/4

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 改めて言うまでもなく、この夏のキーワードは「節電」である。今までは梅雨寒だったのであんまり気にならなかったが(いや、少々蒸すなぁとは感じたけれど)、ここ2日ばかり、尋常ではない。


 オフィス環境が最悪。
 会社は西新宿の高層ビル群の一角にある。管理は某財閥系不動産が行っている。
 その会社は、うちのビルだけではなく都内だけでもいくつも高層ビルを持っている不動産界では大手である。当然、そういう会社には「この夏15%節電」が義務付けられている。達成できないとペナルティが取られるそうだ。
 それだけ夏の電力事情がひっ迫しているということだ。

 震災以来、いろんなものが節電されている。
 温水ストップ、暖房機付き便座もストップ、ジェットタオルもストップ(昨年手拭紙から切り替えられたばかり)、自販機の明かりも落とされ、エレベーターホールなどの共用部は1/3ぐらいの照明しかついていない(おかげで、そこで出会う人はシルエットしか見えず、クライアントが多いビル内の行動は異様なほどの緊張感にさらされる)。エレベーターは1台停止され(待ち時間長っ)ている。
 まぁ、これらはまだ全然許容範囲である。

 本番は夏。館内温度を28度にするという。
 しかし、それが大変。
 何しろ高層ビルであるから(ウチは似非だけど)、窓が開かない。空調が換気にもなるので、それが止まると空気がよどむ。もう、「もったり」とした空気感である。
 そして、今どきのオフィスは「発熱機」で溢れている。
 パソコン(各自に1台)、ファックス、コピー機(高性能機が5台ある)、プリンター、サーバー、デスクライトなどなど…。どれも仕事には欠かせないモノばかり。だけど動作には発熱が付きまとうものばかり…。

 例年の空調でも夏は暑いぐらいのオフィスである。
 それが28度の節電モードにするとなったら…考えたくない。


 すでに昨日の午後には1日働きに働いた機器類の発熱で、室内温度は35度オーバー。猛暑日である。終業間近は、みなドロドロになっていた。思考停止。残業なんてできっこないって、終業時間と同時に飛び出した。
 そして今朝、朝一の室内の温度は31度。外の温度は21度そこそこだというのに、朝から真夏日となっている。夜のうちは機器は止まっているから、排熱が一切できていないということになる。この室温はそこから下がることは決してない、右肩上がりの温度上昇のみが約束されている。せめて窓さえあけば…。
 持ってきた弁当も昼までに腐りそうだ。


 さすがに前日の惨状を目の当たりにした上長が、ビル管理会社に連絡をして空調を少し回してもらう。
 それでも終日30度を切ることはなかった。

 おいおい、室温28度じゃなかったのかい?
 

 節電は分かる。でも窓が開かないガラスの牢獄は拷問場所と化す。同僚はもうすぐ窓ガラスを割りそうである。
 本当に、この夏、大丈夫なのかな…。
 自分の体。