▲奥多摩温泉「もえぎの湯」
入っているときは気付かなかったが、結構な崖っぷちぶりに後で驚く。
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同僚がグアムに行ったり、箱根に行ったりしてうらやましいので、対抗して奥多摩の温泉めぐりへ。まぁ、そろそろ肩の張りも抑えねばなりません。
初めての奥多摩。
駅前が村の風情。さすがどん詰まり駅 終着点。多くの人は登山・ハイキングへ行くようでバス乗り場に行列。そんな中、私は駅を背にすぐ歩き出す。
「もえぎの湯」は駅から歩いて10分ほど。
崖にへばりつくように立つ施設の露天風呂からは、眼下に清流多摩川を望み、深い渓谷を挟んで奥多摩の山々を望む。
朝一番は人も少なく、女性は3名で貸切状態。朝は新鮮な湯で気持ち良い。つるつる系の温泉は、美人度アップを誤解させる(笑)。
花粉飛び散り、花もないシーズンオフだからか通常2時間のところ3時間にサービスしてもらい、一旦休憩室へ。体のほてりが納まるころには腹が減る。いい温泉である。
ヤマメの塩麹漬け定食をいただく。おいしいぞ。というか、切り身にできるヤマメって、いったいどんなサイズなのさ。食堂もまばらで明らかに人が少ないようだ。
▲ヤマメの塩麹漬け定食 1,050円也。むかご飯が予想以上にうまかった。
食後、もうひとっぷろ浴びる。先ほどより人が多くなったが、混雑というほどではない。事前の口コミでは休日とかハイキングシーズンとかは入場待ちがあると聞いていたが、さすがにこのシーズンは大丈夫なのかも…。
やはり花粉症シーズンに花粉がたわわの杉山に来たくないという人が多いのかな。
そういえば、奥多摩沿線の人は誰もマスクをしていないのに、青梅から先になると一気にマスク率が高くなるのもおかしな話だ。
▲きれいなんだけれど、周辺が杉山というだけで鼻水垂れる人がいそう…。実際、黄色い霞が飛び立つのを見たよ。
そして、お風呂はしごへ。
電車を乗り換えてもう一つのどん詰まり駅・武蔵五日市へ
奥多摩が村なら、こちらは町の趣。駅前の風景も、訪れる人の数も全然異なる。武蔵五日市も登山、ハイキング客が多いところだが、今回目立ったのはトレランの人々。トレイルランニングの人々は、できるだけ小さな荷物(走るのに邪魔にならないよう)で、加圧タイプのタイツをはいたりしているので、見た目ですぐ分かる。
秋川渓谷「瀬音の湯」へ再訪。
▲瀬音の湯。帰り際に撮ったので、夕日モード
若干イモ洗い気味なお風呂につかる。露天風呂がちょっと熱いが、隣にある水風呂が異様に冷たい。ちょっと入っているだけで手足の感覚が無くなるほど。交互に入って身体ポカポカ度を上げる。しかし、ここの水風呂は本当に気合いが必要だ。
ここは内湯の方がいい温泉なのだよね。こっちにもじっくり浸かる。こちらもつるつる系温泉。
それにしてもお子様が多いし、間もなく夕方だというのに人が減らないなぁと思っていたら気が付いた。瀬音の湯って宿泊できるんだった…。どうりで夕方になっても空かないわけだね。
▲館内ではつるし雛やら、お雛様やらが飾られていた
さて、この温泉のハシゴで肩凝りは少しは解消されたかな。
個人的肩こり解消法は温泉のハシゴである。単独温泉ではだめなのである。あくまで個人的ではあるが…。
▲「瀬音の湯」で買ってきた東京の地酒[千代鶴」辛口生貯蔵酒。なかなかいける。そしておつまみはマスの塩焼き(2匹で500円は安いと思う)。頭からバリバリ食べた。