▲トンネルを抜けるとドバーンと八海山と雪国の現実~。まぁ、ちょっと雪が多い年ならフツーです(多分南魚沼市辺り)。
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週末は酒飲み新潟帰省。
土曜日は、花火の駅に写真を寄稿した花火写真家の交流会。
実は案内状が家の中で行方不明でイマイチ開始時間が分からず。とりあえず早く行けばいいやとばかりに張り切って行ったら、1時間30分も早かった(笑)。とりあえず、江口だんごを買って、駅前を冷やかして時間をこなす。
▲八海山ドーン(浦佐近辺)
時間になって、改めて会場の居酒屋へ。約20名の集まりとなった。
ただでさえ東京から来ましたってだけで目立ってしまうのだが、小千谷に実家のある身だし、この週末は「新潟酒の陣」絡みで新潟に来る価値は十分あるので…と言い訳。早い話が飲み会帰省である(笑)。
ここで、新たな出会いもあり、秋に行う3人展のほかの2人との顔合わせもできたしとまずは上々。
明日が酒飲み本番であるからして、ビールだけでやり過ごす。
▲小千谷からの眺めだと越後三山はこの配置がしっくりくる(小出近辺)
翌朝は、早起きして新潟行き。
朝だけ新潟まで行く各駅停車があるのだよ。だけど、よくよく時刻表を見れば、途中で快速に乗り換えるべきだったと後悔。新津辺りで快速に追い抜かれて気付く迂闊さ。
そんなこんなで新潟市に到着。
予想通り、雪、全くありませんがな。
さっそく足元軽く、会場の「ときメッセ」を目指す。もう何度も通い慣れた道なので、ついうっかり裏道探検をしてしまったりして、時間をロス。結局試験開始6分前に会場入りをするというすれすれモード。最終入場者であった。
ということで、「新潟清酒達人検定 銀の達人」試験開始。もうね、3回も落ちているのさ、この試験。マークシートなのに…。合格率10~15%というなかなかの難敵。50問中5問しかミスが許されないのよね。
今年は果たして合格できるか…(昨年よりは手ごたえあり)。4月上旬に乞うご期待!!
試験が終了すれば、呑兵衛仲間に突入~!「新潟酒の陣」である。
▲新潟酒の陣会場。これだけみんなまとめて酔っ払いカッコ括り
昨年は、2年ぶりの開催ということもあったのか(2年前は地震の翌日の予定だった)、もう身動きできないほどの大混雑。さすがにこれは危険と判断したらしく、今年から飲食ブースを会場からはみ出させて、酒ブースは十分に通路幅を取った。
何しろ新潟の酒蔵は90以上あって、そのほとんどが参加するイベントだからね。
▲上越から武将が大量来訪。ちなみに白い頭は謙信です。「愛」兜の兼続もいたよ
最近はツアーで県外から来る人も少なくないのだけど、来場者の多くは新潟県民。若い女の子がすれ違いざまに「午前中から飲めるって幸せ~」ってニコニコおちょこを口に持っていくのがほのぼの。
まぁ、最初はいいんだけれどね…。
ということで、私も試飲おちょこを手に片っ端から試飲していく。当然、全部は回れないので(全蔵が大抵6~10種類の酒[例:純米酒、純米吟醸、大吟醸、本醸造、特別本醸造、原酒、無濾過原酒、生貯、生詰め、セカンドブランド、サードブランド、若い子向け軽い日本酒、日本酒仕込みの梅酒やリキュールなどなど]を持ってきていて、一蔵だけで十分酔っ払えるのだよ)、気になるところをフラフラと…。
▲各ブースはこんな状態。試飲瓶を持っている蔵の人のところまでが遠い…。「鮎正宗」は結構好きですよ。
このイベントのいいところは、試飲だけしていてもなんの後ろめたさがないこと。もちろん、試飲した酒を購入することもできるのだけど、どちらかというと各蔵の紹介という意味合いが多いかな。
たまたま会場で小千谷の同級生とバッタリ会ったが、「小千谷だと新潟銘醸か高の井(このふたつが小千谷蔵)とせいぜい朝日山、そして良くて吉乃川(このふたつは長岡蔵)ぐらいしかないからさ~」という。確かに新潟の地酒って地産地消が徹底しているのよね。
意外と県内のほかのエリアの酒とのふれあいは少ない。だからこそこういうところで知ってもらうことは酒蔵にとっても消費者にとってもメリットが大きい。
▲各ブース工夫を凝らした装飾も。これは新潟伝統の正月飾り「まゆだま」。何気に「ビスコ」もぶら下がっている。
昨年の記憶喪失事件を鑑み、途中で大休止を取る。
その頃になると、会場のあちこちで酔いつぶれている人あり、屋外のデッキで大の字で寝ている人ありと、まぁ場末感が漂う。これが真っ昼間ってところがすてきっちゃーステキ。
中には、会場でゲットしてきた酒瓶で即興宴会をしているグループも1組や2組ではなく、しかもおつまみ持参だったりする(用意周到だな)。
会場の近くに佐渡汽船の発着場があるのだが、佐渡と結ぶ大型フェリーおおさど丸が止まっていた。あと一月半もすれば、花の時期だね~。
▲飲食ブースでは「越後もちぶた」がファイヤー!状態。うまいです。
ほかにもさかな系、牛肉系、練り物系、麺系などいろんな飲食ブースが出ていて、つまみには困らない。
第2ラウンドに突入~。ところがこの頃になると、すでに試飲予定数終了していたり、酒そのものが売り切れになっていたりしてショボーンである。まぁ、それでもしっかり飲んでいるんだけれどさ~。
で、腹もくっちゃくなってきたので、そろーっとフェードアウト。ベフコばかうけ展望室に上がって一通り眺めを見る。なんでも今日は婚活パーティーが行われていたらしく、会場の一角がクローズされていた。
新潟駅まで腹ごなしも兼ねて歩く。
新幹線は駅ねっとで指定席を取っていたので、待合席で荷物整理しつつ(日本酒にしょうゆに安田ヨーグルトと重い)、時間を過ごす。新幹線に乗ってしまえば、終点まで爆眠である。
▲武将隊の中に、明らかに異質のキャラクターが…。どうもこれらしい。やけに武将の衣装におさわりしていた。