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桑名水郷花火大会

2013-07-30 00:54:00 | 花火

▲5段落としと尺玉

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 豊田おいでんの花火に行くことは春先に決定していた。日曜日に行って日曜日に戻ってくるつもりだった。で、仕事で来年のカレンダーを見ていたら気付いた。
 来年は、柏崎→おいでんとかぶるじゃん!(正確には土曜日柏崎と日曜日のおいでんだが、新潟に実家のある私には、実家に泊まらずに愛知へ飛ぶことは想定の範囲外である)。再来年(うるう年)は逆においでん→柏崎となる。
 となると、この時期に東海地方へ行くのって、2、3年ないかも…と思った。



▲対岸の光は、「なばなの里」である


 そうすると、おいでんだけじゃもったいないかも…と欲が出て、土曜日にセレクトしたがの桑名の花火であった。
 なんてったって2尺玉が16発。尺玉がデフォルトである新潟育ちの大玉好きにはドストライクの花火なわけである。

 ということで、高速バスを手配し、桑名に宿を取り、友達から情報収集をして万全の態勢でスタンバっていた。
 しかし、直前に急ぎの仕事が飛び込んできた。その仕事で桑名がダメになるかも…と愕然としながら、何とか行けるように高速バスを新幹線に変え、ホテルで仕事をする段取りを取り、友達に場所取りをお願いし…、とちょっと気分的に大変だった。

 結局はデザイン会社さんが頑張ってくれたので、仕事は持ち歩かずに済んだのだが、花火前にちょいと体力消耗。



▲船から火が付いた花火が川に投げ込まれる水中スターマインは桑名名物である

 初めての現場。直前まで仕事に追われていてよく下調べができなかったこともあり、友達とミートできたのは花火開始直前。
 友達は前もってキープしていた場所が剥がされてしまったと言っていた。うーん、新潟と違って、その辺りは結構殺伐なのね…。で、2列目に三脚を立てていたら、前に席を取っていた疑惑のカップルが前へどうぞと譲ってくれたというラッキー。まぁ、そのカップルの周りは三脚の放列で、ちょっと驚いたのかもしれない。
 花火打ち上げ直後に最前列に出ることができた。



▲八重芯変化菊。時々大玉が上がるときれいだ

 二尺玉16発というのは、NTNスポンサードの3部構成の花火でその多くが消費される。すなわち、それ以外は、イマイチ盛り上がらないものだったりする。
 あー逗子と一緒ね(逗子は最後の20分で花火のほとんどが上がるので長ーい前座と言われる)。
 それでもちょいと大きな花火には伊那火工堀内煙火店さんのキレイな配色が見られたりとまったりとした時間を過ごす。

 水中スターマインは春に錦秋湖で見たようなボートから川に投げ込むタイプ。個人的に経験値が少ない花火なので結構楽しい。まぁ、玉の内容はしみじみと見ると微妙なのかもしれないが…。
 このボートで花火玉を投げ入れちゃうのって、湖とか、川の河口近くとかだからできる芸当だよね。小千谷や長岡の信濃川でこれをしちゃうと、あっという間に流されて関係ないところで爆発しそうだ(それはそれで楽しそうだが)。




▲この辺りからNTN提供の花火と思う。カウントダウンで、0の時にちょうど上で開花した二尺?

 直前に現場に入ったので、プログラムをもらう余裕がなかった。終わってからもらおうと思っていたのだが、終わったら終わったで慌てて撤収などをしていたりしたらすっかり忘れてしまっていた。
 なので、花火内容はイマイチよく分かっていないかも…。

 NTNスポンサードの花火も3部構成でこういうイメージで打ち上げますよってことは言われるけれど、実際大玉が何発どのタイミングで上がるかは詳細不明である(と思う)。
 現場のアナウンスも「今上がっているのは○○提供のスターマインです」というものが多く、それもなんだが微妙なタイミングで言うものだから、アナウンスの前後のどれがどれやらちょいとわかりづらい。
 せっかく堀内さんがいい玉を持ってきているのもあるんだから、その辺りはもう少し大事にしてほしいなぁ。
 


▲もうちっと錦が明るいといいのだが


▲これね、小さな3号ぐらいの花火で、構えている下1/3ぐらいなのよね


 大玉の前座として3号とか4号とかが上がる。これが長いしくどいし小さい。尺とか2尺とかの高さとバランスが悪い気もする。
 この辺りは、大玉はバンバン、でも予算は控え目にねってというスポンサーのオーダーに応じているのかな。

 長岡のベスビアス超大型スターマインを見慣れていると、1台のボリュームが小さいし、単調だし、せせり上がる興奮がない。ただ、スターマインの多くは長岡以下であることが多いってことが経験値として分かってきたので、これはこれで私の個人的不幸である。




▲このポカ物の時間差開花は水上花火ならではの見せ方。大曲では大規模減点にされちゃうものね。藤沢の花火の「クリスマスツリー」もこの花火の応用版である


 とはいうものの、短時間濃縮花火のごちそうさま感は満足である。
 よっし、キタキタ~っとちょいと興奮を覚えながら、眺めていた(ちなみに写真を撮るとき、配置を確認したらファインダーを覗くなんてことはしない)。

 そして花火終了。
 友達の車に乗せてもらい、移動開始となるが、当然の交通渋滞。私は運転手ではないので、お任せするのみである。小一時間ほど渋滞に巻き込まれたものの、その後は至って快調なドライブ。
 車中で、関東地方の花火をチェック。なんと豪雨で軒並み中止となったことを知る。そちらの観覧に行かれた方には悪いが、東海エリアをセレクトした自分は「勝ち組」であるとちょいとほくそ笑んだ。
 11時過ぎに翌日の花火を見る豊田に到着した。



▲足元虹色、水面も虹色


▲芯が明るめだけに親星にももう少し力が欲しいところ


 桑名が15発も16発も2尺を上げる前の日本一の二尺玉って、小千谷ではないのかなぁって思ってみたが、その辺りはどーなんでしょう? 酒田って案もあるのか…。
 まぁ、この際NTNに対抗して日本ベアリング(本社:小千谷)に頑張ってもらって、もう5発ほど2尺玉を上げてくれないかなぁなんて妄想したりする。二尺玉5発同時打ち上げ×3なんてかっこいいじゃないか~(妄想中)