▲25番久昌寺 春はカタクリ、初夏はアジサイ、夏は蓮と季節の花が美しい寺
観音堂は、御開帳に合わせて改修されていた
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片貝まつりは直前にキャンセルした。まぁ、私は宿(実家泊)の心配いらずなので交通機関とか仕事の段取りぐらいの調整なのだが…。
しかし、夏休みは9月中に消化せねばならない。たった2日しかないくせに、なかなか休めそうな日が見つからない。1日は長岡まつりにくっつけたのだが、もう1日はどう考えても今日取るしかないだろうって感じで取った。
ということで、久々の秩父へ
。
本当は、7月8月に何度か計画を立てていたのだが、そのたびに天気が悪くて出かけられず。花火ですら天候不順に悩まされていたのだが、その合間を縫っての秩父行も図らずも天候不順に悩まされた。
今日もなんだか夕方の天気が怪しいが、とりあえず秩父の傘マークは17時以降だったのでお出かけ。
2カ月という月日は、確実に季節の移ろいを感じさせる。
▲秩父はそろそろ稲刈り時
香ばしい新米のにおいは片貝と一緒だ
平日でも意外と乗客のいる秩父方面。もちろん、逆方向はお勤め列車で朝早くから結構な人が動いている。
秩父鉄道に乗り換えて、浦山口。ここから25番まで20分ちょっとの歩きである。
この寺は、夏の古代蓮がきれいと聞く。だがなかなか行く機会がなかった。今年も7月8月と行く予定を立てていたのだが、天気が悪く断念。9月に入ってしまい、さすがにもう咲いていないだろうと思っていたら…。
▲まだ残っていた蓮の花
あった! 数は少ないけれど、まだ花が残っていた。
土手にはもうヒガンバナが咲き出しているころである。夏の名残と、秋の走り…。
▲池の土手にはヒガンバナが咲き出していた
▲こちらは手前の池の睡蓮
バスや徒歩で、いくつかの寺を回る。
平日でも、結構参拝客客が多いのね。場所によっては納経待ちもあるほどに。
山ガール姿の妙齢のご婦人団体もチラホラ。どピンクのウエアが写真を撮るのに邪魔だなぁと思って、移動するのを待っていたら、振り返ったら明らかに還暦越えのご婦人だったってことももう慣れた(ギョッとはするが)。
▲山の中腹にある23番音楽寺 サルスベリがまだ残っている
ミューズパークの山から古い巡礼道を下る。この斜面だとスキーで下りたら気持ちよさそうだよなぁと思っていたら、すぐに降参しそうな急カーブの急斜面。そんな中を上ってくる人もいる。ご苦労なことです。
旧道の薄暗い森の底にはきのこがチラホラ。なんだか食えそうなのもあるが。インパクトは食えなさそうな方が大きい(笑)
▲手の平ぐらいの大きさの立派なキノコ。奥さん、立派なキノコ、こちらですよ~(byホクト)。食べられるとは思わないが…。
こいつ↑ 絶対、夜になると目鼻が生えてきてしゃべるぜって言った風情だった(笑)
▲センニンソウ。野生のクレマチスの一つである。秋の野山でたくさん見かけるが、毒草なので注意
▲22番童子堂へ続く古巡礼道。あえてこちらを歩きたくなる。
▲みちしるべ
ここで雷音を聞いた気がしたが、12:30の武甲山の発破の音だった。
秋の蚊やアブと戦いながら(もちろん虫除けは付けていたが)、本日の予定終了。秩父駅に戻り、野さかで豚丼をかっ込んで電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、東京に戻る。
雨に降られなくてよかった~って思っていたら、東京はエライ雨降りでびっくりしたわ。