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増田の花火のエトセトラ(追記アリ)

2014-09-25 01:16:00 | お出かけ

▲増田の花火

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 今回は、経費削減のため山形新幹線周りで秋田入り。2、3年ぶりかな、山形新幹線。リニューアル車両は結構快適であった。
 3連休とあって、指定席はほぼ満席。しかし、その乗客も半数は山形までに下車する。終点新庄までの乗客は1車両10名未満といったところか…。
 山形新幹線は、秋田新幹線よりもローカル色が濃い。なんとなく野生動物との衝突事故率が高いのも頷けけたりして…(笑)。まぁ、秋田新幹線はもっとローカルというか、人里離れているし、なんて立ってナマハゲ出るもんな(いつの話だよ)。

▲これがゲリラ豪雨というものか…(画像調整済み)。

 で、山形に入った途端、まだら模様の雨雲の下となる。晴れていたと思ったらザザザッと雨が降り、そしてまた晴れる…。ずいぶんと忙しい天気だなぁと車窓から眺めていたら、明らかにゲリラ豪雨の趣が…↑↑↑ あの、雲の下だけ何かが降っているよな…。

 スマホで周辺の雨雲チェック! しかしゲリラ豪雨の辺りには何も反応なし。秋田との県境辺りに反応あるのみ。
 もっとも県境の山を越えたら秋田は結構な晴れだったので、すっかり忘れていたけれど…。

 でもこの県境の雷雨は結構しぶとかったようで、増田の花火を見ながら目の端には雷光が走っているのを見逃さなかった。
 


 新庄からは在来線に乗り換え、一路秋田へ。タクシーで増田町入り。
 増田という町は、蔵の町である。↓


 内蔵というおそらく雪国独特の蔵を有する昔ながらの家並みが残っている。その内蔵には見学できるのもあり、どうも最近はコレを見に県外から人がやってくるらしい。

 通りの手前にあるのがこちらの日の丸酒造。
 「まんさくの花」という銘柄酒で知られている。


▲日の丸酒造


 パンフレットには予約制とあったように思うが、この日は月山神社の祭礼とも重なり、常時見られるようになっていたようだ。奥まで見ていってくださいと「増田のリチャード・ギア」に言われた。
 奥には立派な内蔵の扉が…。


▲重厚な内蔵の扉(まぁいろいろおいてありますが)


 そして、秋田ディスティネーションキャンペーンで、駅貼りポスターになった蔵らしい。


 今はこの内蔵での仕込みはなく、衛生管理のしっかりした蔵で仕込んでいるそうだが…。


▲内蔵の前にはホーロータンクがあり、そこにはオリゼー(黄麹菌)が増殖中。何でも取材に来た「もやしもん」の作者が最初に書き込んだらしい。それ以外は勝手に(見学者によって)増殖したものらしい。



▲ちなみに、もやしもんは横手一帯の醗酵系の店(酒とか味噌とか)を回ったらしく、花火終了後に着いた横手の駅ではこんなのもあった。サービス精神旺盛だなぁ~、作者。


 結局、日の丸酒造では、まんさくの花純米吟醸【蔵ラベル】を買った。秋田に来ることが増えてから、秋田の酒は先入観同様に甘ったるいのが多いが、なかなかスッキリの酒だった。生貯(これは秋田でも結構いける)でなくてもいけるのがあるんだな。
 すいません、こればっかしゃ、新潟の酒に幼児期から慣らされてしまい、しかも実は県内有数の辛口エリア出身ですので…(アタシにかかったら、八海山でも甘ったるい)。
 そして試飲三昧。目の前の酒は見逃さぬ(笑)
 とはいえ、暗くなってきそうなので花火現場に戻る。

 

▲町中を流れる川はもともと城の掘割だったらしい。黒壁の向こうに太陽が沈む


 そして花火見物


▲増田の花火。下の方は秋南火工。大柳火の火の先が黄色に変化する。片貝の花火を見たことがある人だけが分かればよろしい。

 花火終了後、渋滞を避けて駅へ。タクシー運ちゃんありがとう。

 駅で1時間ほど電車を待つ。
 あ、そういえば十文字駅って、最初の会社の同僚の出身地である。バイクノリで、その仕事をしていたが、事故で障害を負ってしまったので、ふるさとに帰っていた。元気かなKMくん。


 翌朝は、せっかくなので横手焼きそばを食べに市内をウロウロ。四天王の一つを張るお店でいただいた。



 新幹線(帰路は秋田新幹線)までに時間があったので、時間つぶしにかまくら館へ。横手の市役所と一緒の建物で、横手のかまくらが冷凍保存されている。
 小千谷も結構な豪雪地帯だが、かまくらはあくまで遊びの延長線上。神棚を祭ることは多分ない。
 そもそもかまくらを作っても次の日にはまた50センチも積もるから…(特別なことではない小千谷の日常)
 そんな私の目から見ると、「ご苦労なこって…」としかいうことはない。

 かまくら館を出た正面にある地元のお菓子屋さん「松泉堂」で地元の菓子を買う。こういう買物大好きである。
 「後三年の役」と「かまくら」を10個づつ。1個100円也。安い!
 店頭に菓子細工だったかを飾っていたから、ここのご主人はそれなりの所で修業してこの店を開いたんだと思う。もうおじいちゃんだったけれど。商業化の波に乗らない、「地元での商い」のスタイルはいいな~。
 そういえば、小千谷の春泉堂はその後どうなったのだろう…。

 「後三年の役」はホイル焼きで松の実かな、木の実が散らしてある。
 会社に持って行ったら、「後三年の役」の方が人気だった。ネーミングは大事であるということだ(笑)

 ちなみに後三年の役は→