▲今年の標準審査玉は和火屋さんの「メルヘンフラワー」。マジックアワーにパステル千輪でズギュン!
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今年「初曲」は冬の章「新作花火コレクション」である。若手の花火師さんによる新作花火の競技会。昨今は参加希望者が多いようで、メンバーの出入りも激しい。
直前に今月2度目となる39℃オーバーの熱を出し、行けるのか!?と危ぶんだものの、気合で熱を下げて(病院で抗生剤処方してもらいました)夜行バスで出発(あ、体力低下に伴う体内常在菌による扁桃炎のため、感染する危険性はありません。心配な方はこちらをどうぞ→扁桃炎ネット)
朝8時に大曲に到着。ここから会場までの「足」がないのが悩みどころだが、運良く知り合いに出会えて車に乗せて行ってもらう(その節はありがとうございました)。
到着後、もろもろ準備をしてお手伝いをしてお昼を食べて、パンフレット販売隊始動。
今年はボランティアスタッフ数が少なくて若干心配だったのだけど、おかげさまでたくさんお買い上げいただきました。会場でご購入いただいた皆様、ありがとうございますm(_ _)m
ということで、ご奉仕終了して観覧モードに。ギリギリ最前列に場所を取ったものの、目の前にスピーカーが…。本日は昇スピーカーでございます…。
この日は晴れていて、星も瞬き、相変わらずの風下でいろんなモノが降ってきたけれど、雨風雪の心配がないのは実にありがたかった。さすがの雪上だから寒さは堪えたけれどね…。
全国からの25名の花火師によるプレゼンと、花火で楽しいひと時。終了後、表彰式を兼ねたレセプション会場へ潜入(あ、ちゃんと会費払っています)。
ここで、ちょっと異変。
入賞者が決まらないという…。あまりに接戦で甲乙付けがたく、会場では「練習」が先行する状況に…。そうして約40分ぐらい押して、ようやく決着がついた。
大変な時代に突入したってことだね。
以下、入賞作品を…。
▲審査員特別賞:「煌めきの宝石箱やぁ~!」糸井秀一さん(福島県 糸井火工) 若干風下ってます…。
▲銅賞:「不知火~美しく変化する柳火~」氣賀澤文平さん(長野県 伊那火工堀内煙火店) まだまだ続く和火攻め。ひそかに三連覇を期待していたものの、残念!
▲銅賞:「クラリーチェ・ルチア」伊藤航也さん(秋田県 小松煙火工業) どっちかがクラリーチェで、どっちかがルチアって言ってたw ね!社長!!
▲銅賞:「人生のメリーゴーランド」岸洋介さん(徳島県 岸化工品製造所) 2度目のチャレンジで入賞!おめでとう!お土産ありがとう!!
▲銀賞:「幻耀 まばゆい光の結晶」今野貴文さん(秋田県 北日本花火興行) まばゆいのは君のプロフィール写真だよw ねっ!社長!!
▲金賞:「光のオーブ~森に棲む精霊のメッセージ~」小口浩史さん(静岡県 三遠煙火) えっと、この大会の最優秀賞ってことです。…最後の千輪がないと、よく分からなかったなんて言えないよ…。
▲花火鑑賞士賞:「彩虹輝」飯田茂雄さん(山梨県 齊木煙火本店) 花火鑑賞士が選ぶ賞は今年は虹おじさんでした。花束差し上げる役だったのに、実は別な人に投票していたなんて言えないよ…。でも本店さん大好き!!!
今年は、レセプションで解散との話だったので、こっそりお仕事を持ってきてみたのだが、いざとなると夜行バスで寝不足だったり、その後ボランティアでほぼ立ちっぱなしだったりして、もともと体力不足気味だったのに、完全にお手上げで、早々にお布団と仲良くなったのであった。
▲フィナーレ花火より。和火~