▲日本一のお松焼。かなり離れていてもあったかいんだよ
今年のゴールデンウィーク、年号の変わり目以外は実家に帰ることもせず、特に何もしない予定だった(裏ではいろいろやっていたけれど)。でもずっと家にいるのもあれなので、源流まつりにお出かけ。
源流まつりは多摩川の上流にある山梨県小菅村のお祭りで、毎年GW(5月4日)に行われる。ステージでの発表や歌謡ショやーコント等も行われ、グラウンドでは地元や関係のある自治体の特産品などが売られたりしている。
車でも行けるが、路線バスでも行ける(奥多摩駅と大月駅から)。バス運賃は片道1,000近くかかるが、近年は帰路の運賃がタダになるクーポンを往路のバスで出してくれるのでありがたい(これ、村が負担しているんだろうなぁ)。
今年は少し早めに家を出て、12時台のバスで行く。会場に着くころに激しい雨。祭りのメイン会場から引き上げる人続々。自分が会場に着くころには雨は上がったのだが、グラウンドが泥の海と化していた。先ほど観客が引き揚げてしまったので、すっかり空いたところで名物のそばなどをいただく。
花火が見える河原に簡易いすを置いて筒場に向かって歩き出す。筒場は早すぎてまだ車すら来ていなかったorz その代わりといっては何だが、この川、ヤマメ釣り場であったことを知る。イクラを餌に釣っている大人や子供が結構いる。そうだったのか~。
ということで、山の上のほうにある温泉へシャトルバスでブーンと行く。
夕方前に会場に戻る。予想通り、自分の前に三脚の列ができていたが、まぁ、少しずれるだけでなんとか対処する。そして、子供が遊んでいたという、行方不明の椅子を回収w
暗くなりゆく中、ようやく夜の祭りが始まる。
最初はカグヅヂ(http://www.kaguzuchi.com/)によるファイヤーダンス。いや、ファイヤーダンス(プログラムにはそう書いてあるけれどさ)なんて古びた言葉で表現しきれない、火やLED等を使ったパフォーマンス集団である。公式サイトの動画を見るだけで、圧倒されるであろう。
そして、たいまつを掲げた山伏たちが登場する。この山伏、公募制だったりする。山伏のたいまつによって日本一のお松焼に火がつけられる。日本一サイズだけあって、そばで見ているとやけどしそうなレベル。かなり離れていてもあったかさを感じる。
▲山伏たちが奥多摩源流を渡り、お松焼の火を北辰に返しに行く。
この火をもって、花火に火が着けられ、花火が夜空の北辰(北極星)に返っていくというストーリーは、どなたが考えたのか、なかなかにいい筋書きである。
ということで、打ち上げ開始でございます!
▲花火が空に帰っていく
▲うっ、ケムケムが滞留気味…。
▲レモン色×青のピカピカ変化。この配色は某煙火店を思い起こさせる
▲ブリティッシュカラーの聖礼花
▲煙で本来の色が隠れ気味
▲濃厚な色合いのスライド変化
▲幸せ色のパステル八方
▲そして聖礼花
今年は観客席が風下になってしまい、花火が見えづらかったけれど、そこは心の目で補填。聖礼花3発は見失っているなぁ…。
花火終了後、奥多摩まで戻るバスはそれほど乗客は多くなく、ちゃんと座って帰ることができた。