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令和元年長岡花火初日は全体を見まわす

2019-08-03 01:21:00 | 花火

▲手向けの白菊は夕と宵のあわいに咲く

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 今年は金・土開催となった長岡花火。
 週末がかかる!!ってことで、チケット争奪戦はものすごいものになると予想された。その戦いは6月に行われ、結果は3日(土)の激戦チケットを複数ゲットし、おおぉぉぉ!!と勝利の雄たけびを上げることができた。幸いにして長岡市民ではないため、ダマテンな財団措置にも引っかからずに済んだわけだ。
 が、なぜか平日2日のチケットがゲットできない。もちろん、3日分と同様に幾重にも重ねて手配したのだが、今年はどういうわけか当たらなかった。結局知人から定価で譲ってもらうことになり、無事右岸ベンチ席に納まる。
 座った瞬間「長生橋ちっか!!!!」という状況。長生橋の圧がすごい状況であった。

 風はこちらへ流れてくる感じではあったが、天気も良く割と上段で、気持ちよく花火観覧がスタートした。 
 

▲オープニングのナイアガラスターマイン。特にアナウンスはなかったが、今年も各煙火店からの玉が上がった。そういうところはもっと丁寧にしようね、財団。



▲ベスビアス超大型スターマインで早速小千谷煙火のスライド変化玉がグルグルする

 今年は事前にあまり花火情報がアナウンスされてなかったので、予想も妄想もなく、淡々と打ちあがる花火に対応するって感じ。まぁ、だいぶやりつくした感もあるので、一息休憩を突いているのかもしれない。それでも今の長岡の花火は全国屈指クラスだと思う(身びいき含むと堂々と宣言)。


▲天地人花火は例年通り野村花火工業で例年通りの四重芯なので、途中を…。
 ちょっと風下で、後半はだいぶケムケムになった。


▲かなり端っこの席なので、二尺も余裕で見えるよ~


 場所がこことわかった時点で、楽しみだったのは会場のほとんどが見渡せるということ。会場と言っても、打ち上げ上空が一望できるという意味だ。
 下流際の打ち上げ場は、中央辺りから下流だといくつかの花火が重なってしまう。川が緩やかに弧を描いているためだ。それもこの緑の席から見ると、手前から奥まで全部がよく見える。
 よって、リバサイ花火も一番奥で上がる二尺までよく見えた。

 二尺の足元にある明かりは、観覧席の最上段である。すなわちこの明かりから左下に向けての斜面とその下に観覧席があり、それは二尺に若干背を向けて設置されているということである。


▲だからフェニックスも全部見えちゃうもんね~

 したがって、フェニックスの見え方もばっちりである。
 筒配置が信濃川の流路に沿って長大になるフェニックスは、全景を見るには上流か下流かによっていないと全貌が見えない(あとは会場から遠く離れた高台ね)。いや、見えないことはないのだが、重なったり首をギュイーンと回さねばならなかったりする。
 それが、この席では難なく全部きれいに見えるわけである。


▲ほらほら千輪もぜーんぶ連なって見えちゃうよ~



▲三尺はまさかのナイアガラ外し…。せめて右のトラス辺りに上がるかって思ったんだがorz

 だが、その分近すぎる三尺問題…。近すぎて予想より左側に三尺が上がり、定番の三尺+ナイアガラの片りんすら引っかからない。えぇ、ナイアガラは近かったですよ~orz
 幸か不幸か、今年は三尺3連発は10日のみで、この日のナイアガラ三尺は1発きりであった。3発これだったら発狂しちゃうよ…。



▲「故郷はひとつ」はこの日はマルゴーさん版

 それにしても全体のバージョンアップぶりがすごいな。ベスビアス超大型スターマインだと、ワイドとか、トラとか扇とかなんかしら「わぁお♡」要素があり、その声が上がるのがなかなかに楽しい。
 撮る分には、そこはちゃんと言ってくれれば絞りとか画角とか縦横とかいろいろ準備できるのになぁと思う。まぁ、花火は撮影のために上がるんじゃないからいいんだけれどさ~。


▲2発目の三尺はナイアガラがない分、すっきりする

 そして2発目の三尺が上がり、尺百、そして「匠の花火」でこの日を終える。
 駅前で時間調整をして、最終電車で帰った。ってか、最終電車の乗客数、明らかに前年より多くなっていたのだが、それは「一杯飲んでけ作戦」が功を奏したのか、前の電車に乗り切れなかったのかは不明だ。