▲オープニング花火「赤川花絵巻」アルプス煙火工業
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例年メイン逆風に悩まされる赤川花火。今年は台風によってドキマギさせれたが、結局はその影響で珍しく順風らしいとの予報。
仕事がめっちゃ忙しくて予定時刻よりも退社が2時間も遅れたが、帰宅からシャワー浴びて着替えて荷物持って飛び出すまでを20分でコンプリートし、夜行バスの乗客となった前夜。あのー、前の人、イス倒しすぎです…。
早朝鶴岡に到着したものの、朝からの蒸し蒸し蒸し風呂状態。
そんな中、さっそく花火会場に行き、カメラマン待機列に並ぶ(荷物を置く)。すでに数人の先着客の置物が並べられていた(まぁ、×2~3ぐらいは許容範囲だけれど、さすがに×10は多いと思うぞ)
その後、バスターミナル近くのホテルで朝食と風呂と休憩をし、昼近くになって動き出す。友人と合流し、まさかのアルケッチャーノランチ(本店ではない)。時間になって第1次入場。そこでさらに2時間待機となり、あまりの蒸し風呂具合に「飲まなきゃやってられませんよ!」って、お向かいにある一〇搾りの生を2杯ほど水分補給。
17時にようやく入場開始。場所を確保する。
第1次入場時に気になっていていた「ガバオライス」をゲットするために、端っこまで遠征。焼きそばたこ焼きお好み焼きなどの屋台が空いていれば、それでもよかったんだけれど、ホントどこでもそれらの行列がすごくて、結局端っこにあった「ガバオライス」はこの時間でも結構空いていた。
美味しかったよ、ガバオライス!
腹も膨れたことで、打ち上げ開始でございます!
▲デザイン花火の部(観客投票2位)「哀悼-海に咲いた白い花-」若松煙火製造所
▲割物の部「突飛星」イケブン
「ベストオブ盆がでっかかったで」賞
▲ドラマチック花火「葵の御紋~鶴岡参上~」磯谷煙火店
「この紋所が目に入らんか~!」
▲ドラマチック花火「葵の御紋~鶴岡参上~」磯谷煙火店
なお、諍いの発端は鶴岡名物だだ茶豆を権力者が秘匿したためらしい
▲ドラマチック花火「葵の御紋~鶴岡参上~」磯谷煙火店
曼荼羅乱れ打ち~
▲デザイン花火の部第3位「Merodrama」菅野煙火店
頭の中ではドロドロ昼ドラマな雰囲気だったのだけれど、予想に反して!?きれいな玉でした
▲割物の部「彩りの華」安藤煙火店
これはいい玉だと思うがもうちょっと発色がよくなれば…。
▲割物の部「イロドリノハナ」安藤煙火店
初弾と同じタイトルをあえてカタカナ表記をしたが、その関連性が見られないのが残念。この千輪もいい千輪だっただけもったいない。
▲割物の部「昇曲導付八重千華芯菊先オレンジ千華」山内煙火店
山内煙火店のコーポレートカラーである鮮やかなオレンジ!
▲割物の部「カスミ草の花束」山内煙火店
芯入り小割がどこかでんでん太鼓を思い起こさせる
▲割物の部(観客投票2位)「トリプルリング」アルプス煙火工業
新作系ながら、伝統花火の域に納まるという絶妙さ
▲割物の部(観客投票2位)「昇曲付八重芯千輪菊紫陽花」アルプス煙火工業
小割が八重芯になっている。
▲割物の部「ドリッピング・アート」太陽堂田村煙火店
近年使っている玉名なので、あの花火だろうと思ったら、全然違う形に驚進化していた
▲市民花火「The Greatest Rock×Fireworks Akagawa」紅屋青木煙火店
クィーン花火なら俺にも打たせろ!とばかりに出てきた青木版クィーン花火
▲デザイン花火の部(観客投票3位)「Song of life~砂漠に芽吹く、生命の唄~」篠原煙火店
砂漠!? とは思ったけれど、いい内容だった。
▲割物の部「モノクロームの金華」菊屋小幡花火店
▲割物の部第3位(観客投票1位)「翠風(すいふう)」マルゴー
▲割物の部第3位(観客投票1位)「猛きオリオンの涙」マルゴー
年初、若草山で話題になった玉をようやく目にした。ほかでも上がっていたのだけれど、ちゃんと玉名を事前に把握できていて覚悟してみたという意味で、である
▲希望の光「テラス。その先へ」マルゴー
▲希望の光「テラス。その先へ」マルゴー
▲デザイン花火の部優勝「GENESIS~創生への賛歌~]北日本花火興行
全体を通じて素晴らしかったが、ごく個人的にこの千輪が気に入った
▲デザイン花火の部優勝「GENESIS~創生への賛歌~]北日本花火興行
親子でこの花火を作り上げていて、北日本サンの時代がやってきそうな感。そして多分一度闇を見ている。(あ、テキトーに言っているだけですが、現場でマジでそう思っていたんだよね)
▲デザイン花火の部準優勝「希望の翼」太陽堂 田村煙火店
▲割物花火の部「彩虹光輝」齊木煙火本店
親玉が崩れた段階で花火は失敗なのだが、曲導にミニ虹光輝を仕込んでいたのに驚く
▲割物花火の部準優勝「昇分泡付き四重芯菊先紅銀乱」伊那火工堀内煙火店
▲割物花火の部準優勝「昇分泡付き煌めき朧菊」伊那火工堀内煙火店
朧菊って段階で「暗い花火だ」とわかるので、開放してスタンバっていたら、芯が思いっきり明るくて無事死亡…。堀内さんの花火はカメラマンには厳しい。
▲割物花火の部優勝「昇曲導付四重芯変化菊」丸玉屋小勝煙火店
▲割物花火の部優勝「市松模様花」丸玉屋小勝煙火店
▲エンディング「ephemera bloom」伊那火工堀内煙火店
▲エンディング「ephemera bloom」伊那火工堀内煙火店
▲エンディング「ephemera bloom」伊那火工堀内煙火店
私には美しい涙のように見えた。
結論)順風って素晴らしい!
今年は、風向きもかなり良く、久々のクリアな赤川花火であった。ホント台風でも来ないとこんな風向きにならないのもかなり厳しい環境よなぁ…。
けむけむがないだけで確実に好感度30%増しだもんねw
当初は鶴岡のホテルをキープしていたが、友人が新潟まで戻るということで自分も車上の人となる。幸い、快速赤川花火号の席は取れていた。
前年、見知らぬグループの片隅で非常にストレスフルな帰路だっただけに今年は大丈夫だと思っていたら、まさかの友人爆眠。真っ黒い車窓は見ていても面白くなく、新潟に入ってからの長い鉄路はやはり辛かった。
まぁ、その分新潟の宿に安く泊まれるんだけれどね…。
翌日は、チェックアウトぎりぎりまでゴロゴロとホテルで過ごし、始発の新幹線ということで席を楽々確保して(えきねっと争奪戦敗れた人)、灼熱の東京に戻ったのであった。