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高崎HANABIコンクール

2021-03-25 01:00:00 | 花火

▲オープニングスターマイン

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 昨年スタートした若手花火師の競技大会「高崎HANABIコンクール」
 倉渕って高崎の何処!? というレベルからのスタートだった自分。それでも路線バスを乗り継いでいけばなんとか行けそう。帰りは誰かに乗せてもらえないかなぁと思っていろいろシミュレーションして楽しみにしていた。

 しかーし!結局は昨年の奈良の呪い…。前々日の手術で、まだ松葉杖でも歩けず、病院のベッドで横になっているうちに過ぎてしまった。
 完治した今年はあるのかな~、どうかな~って悶々としていたら、開催の報が届いた\(^o^)/
 今年こそは…。

 ということで、高崎駅からバスでGO! 思ったよりも道が急だったり切り立っていたりと、意外とハードな道のりであったが(車に乗っているだけであるが)、無事に「道の駅くらぶち」に到着。
 今回は密回避のため、入場者数を4500人に制限するという。特に個別に何か確認されたわけではないから、車でカウントしていたのかな…。

 噂の電柱が道沿いに並び、電線が空に掛かっている。なるほど、これが写真に入ってくるんだ。とりあえず、ガブリ付きポイントに三脚を置いて、烏川の対岸にあると思われる筒場を遠望。少しだけ、筒を望む。
 その帰り道、少し離れた高台に三脚が並んでいるのを確認し、そちらへ移動。ここも電線見えるけれど、気にならない感じ。顔見知りもこの辺りに集まっていた。
 場所が決まったので、道の駅へ買い出しへ。
 フキノトウやウド、巨大シイタケを買い、お稲荷さんもゲットして戻る。あとは打ち上げ開始を待つのみ。


 日が暮れて、予報通りの小雨が落ちてくる。アナウンスが遠くからかすかに聞こえ、打ち上げ開始でございます!

 高崎HANABIコンクールは、40歳以下の若手花火師による競技花火。花火の玉名は事前に発表されているが、それがどの業者によるものかはクローズドとなっている。
 なので、以下の写真には煙火店はほとんどつけていない。入賞した業者は発表されたので分かるが、それ以外は、ちょっとしたヒントからの類推である。煙火店名が入っていないのは、正解がまだ分からないものだ。▲の隣は打ち上げ順の番号であり【 】は入賞している。
 

▲基準玉がキレイだった件。
 こちらは、競技には参加していない地元の菊屋小幡花火店によるもの。オープニングもフィナーレ花火もこの煙火店担当。


▲1「夕映えの花」まさかの1番から黒発生


▲2「冷凍マグロ~おいしさ長持ち」 話題の冷凍マグロ! 型物のマグロが飛ぶのかとメッチャ期待したんだけれど、方向性が違ったようだ


▲3「幻想ノ花」


▲4「止まない雨はない」 青系から雨上がりの太陽まで表現していた


▲5「炎・命燃やす華」 タイトルで某映画を察してしまう


▲6「菊彩」八方菊の余白の部分に彩りを添えた感じですね


▲【2位】7「燈火~煌煌なる儚き世界」炭火を見て、堀内さんかと認識
 

▲8「HANABIKIRIKO~江戸切子に魅せられて」てっきり東京の業者かと思ったら、まさかの四国の方らしい。確かにこの色遣いはさぬきで見たわ。


▲9「夜空のコントラスト~明暗競演」


▲10「点滅2.0」マニアは知っているタイトル。蒲郡ミカンの方


▲11「飾虹灯~アジアの夜」イメージは九份!?


▲12「幼き日に見た万華鏡美術館」


▲13「春告げ花」秋田玉ですかね?(知らんけど)


▲14「冬の終わりを告げる淡雪」長野勢!?


▲15「百花扇乱」多重露光すれば百花になったのか!?


▲16「南国への旅~七色パイナップルを探しに」素晴らしいパイナップルの姿勢制御。が七色の主張が小さい


▲【第3位】17「ウォーターオパール」小松煙火工業・こーや感!


▲【優勝】18「よるの向日葵」マルゴー おめでとうございます!


▲フィナーレ


▲フィナーレ

 花火の煙に影響されることもほとんどなく、最初から最後まで久々の競技玉を堪能できた。
 機材を片付けて、小雨の中、集合場所へ。バスに乗り込んで高崎駅へ。
 
 まだ在来線で帰れる時刻だった。東京まで約2時間のんびり帰る。
 そして、ふと気付く。三脚がない! 駅のトイレに置き忘れた!! ヤバイ!

 JRさんに電話をするとすぐに見つかった。2日後にまた高崎に来る予定だったので、その時に三脚を受け取ることにして、帰宅した。