▲オープニングスターマイン
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昨年スタートした若手花火師の競技大会「高崎HANABIコンクール」
倉渕って高崎の何処!? というレベルからのスタートだった自分。それでも路線バスを乗り継いでいけばなんとか行けそう。帰りは誰かに乗せてもらえないかなぁと思っていろいろシミュレーションして楽しみにしていた。
しかーし!結局は昨年の奈良の呪い…。前々日の手術で、まだ松葉杖でも歩けず、病院のベッドで横になっているうちに過ぎてしまった。
完治した今年はあるのかな~、どうかな~って悶々としていたら、開催の報が届いた\(^o^)/
今年こそは…。
ということで、高崎駅からバスでGO! 思ったよりも道が急だったり切り立っていたりと、意外とハードな道のりであったが(車に乗っているだけであるが)、無事に「道の駅くらぶち」に到着。
今回は密回避のため、入場者数を4500人に制限するという。特に個別に何か確認されたわけではないから、車でカウントしていたのかな…。
噂の電柱が道沿いに並び、電線が空に掛かっている。なるほど、これが写真に入ってくるんだ。とりあえず、ガブリ付きポイントに三脚を置いて、烏川の対岸にあると思われる筒場を遠望。少しだけ、筒を望む。
その帰り道、少し離れた高台に三脚が並んでいるのを確認し、そちらへ移動。ここも電線見えるけれど、気にならない感じ。顔見知りもこの辺りに集まっていた。
場所が決まったので、道の駅へ買い出しへ。
フキノトウやウド、巨大シイタケを買い、お稲荷さんもゲットして戻る。あとは打ち上げ開始を待つのみ。
日が暮れて、予報通りの小雨が落ちてくる。アナウンスが遠くからかすかに聞こえ、打ち上げ開始でございます!
高崎HANABIコンクールは、40歳以下の若手花火師による競技花火。花火の玉名は事前に発表されているが、それがどの業者によるものかはクローズドとなっている。
なので、以下の写真には煙火店はほとんどつけていない。入賞した業者は発表されたので分かるが、それ以外は、ちょっとしたヒントからの類推である。煙火店名が入っていないのは、正解がまだ分からないものだ。▲の隣は打ち上げ順の番号であり【 】は入賞している。
▲基準玉がキレイだった件。
こちらは、競技には参加していない地元の菊屋小幡花火店によるもの。オープニングもフィナーレ花火もこの煙火店担当。
▲1「夕映えの花」まさかの1番から黒発生
▲2「冷凍マグロ~おいしさ長持ち」 話題の冷凍マグロ! 型物のマグロが飛ぶのかとメッチャ期待したんだけれど、方向性が違ったようだ
▲3「幻想ノ花」
▲4「止まない雨はない」 青系から雨上がりの太陽まで表現していた
▲5「炎・命燃やす華」 タイトルで某映画を察してしまう
▲6「菊彩」八方菊の余白の部分に彩りを添えた感じですね
▲【2位】7「燈火~煌煌なる儚き世界」炭火を見て、堀内さんかと認識
▲8「HANABIKIRIKO~江戸切子に魅せられて」てっきり東京の業者かと思ったら、まさかの四国の方らしい。確かにこの色遣いはさぬきで見たわ。
▲9「夜空のコントラスト~明暗競演」
▲10「点滅2.0」マニアは知っているタイトル。蒲郡ミカンの方
▲11「飾虹灯~アジアの夜」イメージは九份!?
▲12「幼き日に見た万華鏡美術館」
▲13「春告げ花」秋田玉ですかね?(知らんけど)
▲14「冬の終わりを告げる淡雪」長野勢!?
▲15「百花扇乱」多重露光すれば百花になったのか!?
▲16「南国への旅~七色パイナップルを探しに」素晴らしいパイナップルの姿勢制御。が七色の主張が小さい
▲【第3位】17「ウォーターオパール」小松煙火工業・こーや感!
▲【優勝】18「よるの向日葵」マルゴー おめでとうございます!
▲フィナーレ
▲フィナーレ
花火の煙に影響されることもほとんどなく、最初から最後まで久々の競技玉を堪能できた。
機材を片付けて、小雨の中、集合場所へ。バスに乗り込んで高崎駅へ。
まだ在来線で帰れる時刻だった。東京まで約2時間のんびり帰る。
そして、ふと気付く。三脚がない! 駅のトイレに置き忘れた!! ヤバイ!
JRさんに電話をするとすぐに見つかった。2日後にまた高崎に来る予定だったので、その時に三脚を受け取ることにして、帰宅した。