▲白菊から始まるかと思ったら、中越高校甲子園出場応援花火から(1回戦敗退しちゃったけど…)
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さて、夏の花火は何はなくても長岡花火。生まれ故郷のお隣の市の花火だけど、なんだかんだと長年見ている。
今年もチケット争奪戦に勝利をし、2日ともカメラマン席を確保。人によってはこの場所はちょっと…という方もいるが、大昔の無料席の時代からこの辺りで撮影していた自分としては、ここが一番楽なのである。
ここでほぼ独力で花火撮影覚えた場所だし…(フィルム時代ですから、3年ぐらいまともなの撮れませんでした)。
仕事がちょっとアレだったけれど、強引に休みをもぎ取り無事に長岡右岸に。
西の空に赤みが差すころ、ファンファーレが鳴り響く。
もともと長岡復興祭として今のスタイルになった長岡花火。冒頭は追悼の白菊と相場が決まっているのだけれど、今年は中越高校が夏の甲子園県代表となったことで、その応援スターマインが先行する。
まだ青い空に上がる花火は若々しさを感じさせるものだった。
そして白菊が上がり、大手大橋に火が走る。
▲冒頭の大手大橋でのナイアガラは、参加煙火店から2玉づつ尺玉が打ち上げられた。これは、新潟煙火の「松島」。明るい中の吊り物はもったいないような…。
▲阿部煙火の「彩花」
▲マルゴーの「往来環」。はみ出るはみ出た!!
▲とはいえ、ここにもマルゴー玉混じってない?
始まる前は、風は北寄りで若干押し気味だったのだけど、始まってみると、なんだか向かい風。そして天地人花火が打ちあがる。
今年は野村さんは2日のみの参加だから、この1プログラムなんだよね…。
(野村さんと財団の関係が気になるところである)
▲天地人花火。野村の四重芯は一つは煙の餌食に…。
▲天地人花火。煙ってもグルグル玉はグルグルだ
▲ソリマチグループの尺玉64連発。今年は二尺なかった…。
▲リバサイとアピタのプログラムより、二尺
毎度思うが、2尺遠いよ~。フェニックス席の皆さんは近くて迫力ありましたか!?
そして早くもフェニックス花火が上がってしまうのである。終了後の混雑回避のため、かなり早い段階にこの看板プログラムを上げてしまうのが長岡。当初は本当にこれが終わった段階で帰ってしまう人がいてびっくりしたが、最近はここで帰る人はほとんどいなくなった。
全体のレベルが上がったからかな。
▲フェニックス花火。
▲フェニックス花火。今年は青いフェニックスがセンターに
そして当たり前のように上げてしまう、三尺玉3連発。初日は、小千谷煙火さん担当。
なお、人づて情報だと、今年は長生橋のナイアガラは小千谷煙火さんから阿部煙火さんに代わったらしい。
どちらにせよ、暑い中手押し車でセットするの、ご苦労様です。
▲「正三尺玉3連発」より3発目。小千谷煙火の黄金すだれ小割浮き模様
ナイアガラとのバランスはGood
▲花火「故郷はひとつ」より、マルゴーさんのぐるぐる
▲ベスビアス超大型スターマインより
▲この日4発目の正三尺玉(小千谷煙火)。多分意図していた形とは違うのだろうけれど、零れ落ちるような小花は美しかった
▲フィナーレの米百俵花火
フェニックスに比べてワイド感が足りないのは致し方ない。とはいえ、これが100になるまで増えていくのを見ていた身としてはちょっと寂しいなぁ。
そして、帰宅ラッシュ緩和の役割もある匠の花火。目の前のベンチ席の早く帰ろうとする観客が思いっきり三脚に向かって突進してくる。「ここ通路じゃないですよ」と言っても多勢に無勢。特に縦ラインの通路正面だったから、なかなかであったorz
▲匠の花火「ステンドグラス」マルゴー
▲匠の花火「昇小花芯入ステンドグラス千輪菊」菅野煙火店
▲匠の花火「信濃川に咲く花」丸玉屋小勝煙火店
なんか今までの小勝さんとちょっと違うぞ!!
そして長岡の1日目が終了。
ここ最近の定番、駅前の飲食店で、混雑回避をし、割と空いている最終電車で帰宅。
長岡はというか、柏崎も来年からは狂乱の週末開催です。いやぁ、混みますね…。
長岡、右岸が風下になるのは結構あるんですよね。私は毎年見ているので、まぁ、こういうもんだよって達観できるのですが、初めてとか、何年かぶりに来たという方には残念に見えてしまうのがなんともです。
早々に花火大会用、大型煙除去扇風機を開発してもらいたいものですwww