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長岡花火2日目~カラカラの河川敷で事件は起こった

2018-08-13 00:50:00 | 花火

▲前日と同じく中越高校応援花火の後、白菊が3発上がる

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 長岡花火は2日間開催である。なんでかは知らんが、とりあえず2日間とも見るのが私の流儀。片貝も2日間だしのぉ…。

 今日もまたもやカメラ席。当てた妹エライ! しかも前日と全く同一の場所。なんか、長岡に関してはこういうこと割と起こるのよね。席を2ヶ所別々に取っていたら隣だったとか。
 ちなみに妹は姓が異なるし、住所も全然異なるので文字情報だけでは関係があるなんて思われないはずなんですけどね。

 農家さんから冷やしトマトを買って、サービスのスイカをかっくらい、今日こそいい風をと願う日暮れ時。

 ファンファーレが鳴って、打ち上げ開始でございます!!


 2日間のプログラム、ちょっと似ていてちょっと違う。まぁ、大体は同じっぽくしてどちらを見ても満足してもらうしそうなんだと思うけれどね。
 ということで、大手大橋のナイアガラスターマインから。


▲前日と同じく、煙火店提供の10号玉が特にアナウンスなく、一緒に上がる。小千谷煙火さんの昇天銀竜三色風車菊。この玉名見たときには別な玉を想像した早とちりさんですハイw


▲こちらは野村花火工業さんの青芯錦冠バリバリ・紅芯錦冠バリバリ

 長岡の悪いところって、こういうとこだよな…。事前に玉名をネットで流したのは評価するが、アナウンスには含まれない情報。そういうことをアナウンスに入れるだけで、この二日間に長岡を訪れた人が、今年は特別(長岡開府400年とか、戊辰戦争150年とか)だったんだって思っていただけるはずなんですけどね…。


▲最後は阿部さんのパステル千輪で…。このころになるとナイアガラ花火が力尽きてしまうので、コンポジってます


▲ベスビアス超大型スターマイン「シャイニングスター」
 アルプス電気提供の大型花火。5台ワイドで大玉連発。小千谷煙火さんの銀芯八方


▲北陸学園は、タイトルから型物来るかなって思ったら、冒頭は正統派でした。途中で型物が上がったけれど、なんのキャラクターかが分からず…。この冒頭のきれい色は阿部さんですかね…。


▲マルゴーさんの「この空の花」。この辺りまではよかったんですよ、風。

 ところが、このプログラムの途中で、突然風向きが変わるというアクシデント!


▲光の〇石チックな玉が上がる頃にはあぁ、風下…orz



▲長岡の花火好きが集まって上げる酔火連の花火。阿部さんの上玉が上がります。


▲輪星の角度でこう見えるわけですが、個人的には「モスラの親せきや」という感想(語彙力)



▲フェニックスも若干けむっぽい


▲今年は2日とも青フェニックスがセンターに陣取っていました。2日目は幸せの青いフェニックスというよりは緑のフェニックスっぽく見えたのは私だけかな…。


▲三尺3連発より、彩色千輪。阿部さんの彩色千輪はモノすっごく暗くてナイアガラに負けちゃうんで無理無理メリメリ持ち上げています。この時は平和だったのよ…。


▲世界のヨネックス花火の中にもグルグルが入る。新潟はいつの間にかグルグル王国になっていたんだなぁ…。


▲そして、「故郷はひとつ」小千谷煙火版。


▲持ち玉ありったけ出した感。物量勝負に出ましたかね…。多重芯は相変わらずなのですが、もう最後の方には音楽を丸っきりかき消す爆音で、笑っちゃいましたわ。あれ、確信犯でしょw


 あまりの爆音にボーゼンとしましたわwwwww


 そして〆の三尺……が上がらない!?


 どうやら三尺三連発で枯れ草が燃えたらしく…(後で遠方写真を見ると、数カ所で火災発生していた模様。彩色千輪の小割が地上開発していたという話も見た)

 自分の席からだと、長生橋がちょうど目隠しになっていて、ほとんど火事には気が付いていなかったのだけど、その状況になってようやく火の粉がかすかに上がるのを認めたレベル。

 とりあえず、打ち場が異なる米百俵花火を先に打ち上げて、さらには匠の花火も打ち上げ始めた…。と、1発目と2発目の間に、突然、「安全確認ができましたので三尺をあげます」ってアナウンス。
 確かに河川敷内には人工物ないし、あの一帯は立ち入り禁止だし、うっかり三尺玉を消費しないまま火災が拡大した時にはその処理も難しそうだし(筒の周りが過熱されて巣割れする方がよっぽど危ない)あとで確認したら筒の場所と火災が起きている場所か結構離れていたし…、といろんな情報を後から収集しても、まぁ、妥当な判断だったと思う。


 なお、新潟はこの日より3週間前からまとまった雨は降っておらず、農業被害が出始めたころであった。つまり河川敷もカラッカラだったというわけだ。信濃川の水量も過去見たことないほど少なかったしね…。
 当然、打ち上げ前には、安全対策をするし、三尺の周りは散水もしたはずなんだけれど、今年の猛暑にはちと足りなかったという感じか。

 翌日、県内の由緒ある神域のいくつかで雨乞いの神事が行われたぐらいだしね。


▲そして三尺が上がった


 またこれが、引き先が長くて…、えぇ、着弾するの見えましたよ…。

 この引き先の長いのを求めるのは長岡の人々である。長年長岡の花火を上げてきた嘉瀬さんは、晩年はだいぶ引き先の短い玉を作るようになっていた。安全性が求められていたのだろう。玉の製造が変わってから、もっと引き先の長いのをって求める人がいたのは事実。実際、近年、かなり下まで伸びてくるのを見るようになってきていた。
 それはそれとして、そうするのであれば、三尺の筒場もメイン筒場と同じように草木を刈り取るようにしなければならないのかなぁ…。

 これは煙火店だけの問題ではなく、長岡の財団が率先して考えてほしいところである。くれぐれも煙火店にだけ責任を負わせるようなことにしないで欲しいものである。

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