長岡まつり写真コンクールの結果が出ていた。
http://nagaokamatsuri.com/nyusyo.html#hanabi
花火の入賞作品を見ていると、約半数を遠花火が占めていることに気付く。
長岡の圧倒的に大規模な花火を全部カメラに納めるには近くではなく、遠方から撮らなければならないわけだ。
だけど、あの花火の迫力を生で感じず、爆発の衝撃や音を体で感じないで撮った写真が入賞作の半数を占めるのって、ある意味皮肉だと思う。
私が「花火は浴びてこそナンボ」って考え方だからなんだけれどさ(笑)。
でね、ここからはちょっといたずら。
準特選の三尺玉は私もこういう風に撮っている。
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▲8月3日 8:30の三尺玉
あー、これを出品すれば少しはいい線行けたのかなぁ。まぁ、長岡に三尺玉は外せないからね。
で、入賞の三尺玉であるが、これは合成のようだ。三尺玉そのものは3日21時の単品三尺玉。それに8:30のナイアガラを合成している。
ナイアガラのアングル的にこの位置に花火が上がらないはずだからなんか違和感を感じていたのだが、自分の撮影記録を見て確信した。
同じ日に撮影個所を移動するなんてまず不可能だから、三尺は3日の、ナイアガラは2日のを合成しているのではないだろうか。
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▲8月3日 9:00の三尺玉
一番下にある入賞作「祈りの花」は3日の「この空の花」花火である。
で、これも何だか違和感。下の方の柳の流れ方が逆なのである。でも上の千輪(この千輪はすべてスマイル花火)の右上がりは一緒…。私は同じコマでこれを撮影しているのだが、ひょっとして上と下を別に撮り、どちらかを反転して合成したのではないだろうか…という結論に至る。
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▲8月3日 この空の花
長岡まつりの写真コンクールは「合成」についての規定がない。
おそらくだが、長岡の定番である「ナイアガラ+三尺玉」はフィルムの時代から多重露光という合成手法で撮影されるものだったからではないだろうか。
屋形船の明かり(三尺玉打上時は照明を落としている)を入れるところまでの完成度を求めるのであれば、4回は露光しなければならない。実際、フィルム時代は私はそうやって撮っていた。
デジカメ全盛の今となれば、4つのショットを合成することで、フィルムと同じ画像を「作る」ことができる。
もちろん、メモリー上で多重露光をするという方法もある。だが、それは不慮の事態でアングルがぶれたり、デジタルではデータ容量がものすごく増える。だから、多重露光的な作業をPC上で行うのを容認しているのではないかと思う。
準特選の画像も私は一コマにまとめて撮っていた。
タオルでファインダーの前を遮ったり外したりという非情にアナログな方法で映しこんでいる。
余所の花火写真コンクールでは「合成不可」というところが多いんだけれどね…。
あと、花火の色をもっと派手にしないといけないみたいだなぁ~。
ということで、傾向と対策でした(笑)。
http://nagaokamatsuri.com/nyusyo.html#hanabi
花火の入賞作品を見ていると、約半数を遠花火が占めていることに気付く。
長岡の圧倒的に大規模な花火を全部カメラに納めるには近くではなく、遠方から撮らなければならないわけだ。
だけど、あの花火の迫力を生で感じず、爆発の衝撃や音を体で感じないで撮った写真が入賞作の半数を占めるのって、ある意味皮肉だと思う。
私が「花火は浴びてこそナンボ」って考え方だからなんだけれどさ(笑)。
でね、ここからはちょっといたずら。
準特選の三尺玉は私もこういう風に撮っている。
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▲8月3日 8:30の三尺玉
あー、これを出品すれば少しはいい線行けたのかなぁ。まぁ、長岡に三尺玉は外せないからね。
で、入賞の三尺玉であるが、これは合成のようだ。三尺玉そのものは3日21時の単品三尺玉。それに8:30のナイアガラを合成している。
ナイアガラのアングル的にこの位置に花火が上がらないはずだからなんか違和感を感じていたのだが、自分の撮影記録を見て確信した。
同じ日に撮影個所を移動するなんてまず不可能だから、三尺は3日の、ナイアガラは2日のを合成しているのではないだろうか。
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▲8月3日 9:00の三尺玉
一番下にある入賞作「祈りの花」は3日の「この空の花」花火である。
で、これも何だか違和感。下の方の柳の流れ方が逆なのである。でも上の千輪(この千輪はすべてスマイル花火)の右上がりは一緒…。私は同じコマでこれを撮影しているのだが、ひょっとして上と下を別に撮り、どちらかを反転して合成したのではないだろうか…という結論に至る。
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▲8月3日 この空の花
長岡まつりの写真コンクールは「合成」についての規定がない。
おそらくだが、長岡の定番である「ナイアガラ+三尺玉」はフィルムの時代から多重露光という合成手法で撮影されるものだったからではないだろうか。
屋形船の明かり(三尺玉打上時は照明を落としている)を入れるところまでの完成度を求めるのであれば、4回は露光しなければならない。実際、フィルム時代は私はそうやって撮っていた。
デジカメ全盛の今となれば、4つのショットを合成することで、フィルムと同じ画像を「作る」ことができる。
もちろん、メモリー上で多重露光をするという方法もある。だが、それは不慮の事態でアングルがぶれたり、デジタルではデータ容量がものすごく増える。だから、多重露光的な作業をPC上で行うのを容認しているのではないかと思う。
準特選の画像も私は一コマにまとめて撮っていた。
タオルでファインダーの前を遮ったり外したりという非情にアナログな方法で映しこんでいる。
余所の花火写真コンクールでは「合成不可」というところが多いんだけれどね…。
あと、花火の色をもっと派手にしないといけないみたいだなぁ~。
ということで、傾向と対策でした(笑)。
花火の撮影と言いましても色々なテクニックあっ
ての事なのですね。当方には難しい話ですが、
皆さんすばらしい作品を出されていましたね。
あっ、基本的に写真はその時一発のものと思っ
ていました(大笑)。
まぁ、花火写真を撮る人の中にも2種類いて、実物を忠実に再現しようとする人と、素材を多数使って派手に華やかに仕上げる人とがいます。私は前者でありたいのですが、各種コンテストとか、商用有料画像を見ると、後者のパターンも少なくないですね。その画像を選ぶ人が花火のことを知らなければ、つい見た目が派手なのが選ばれてしまうのです。
だいたい、花火写真のコンテストって審査員にカメラマンはいても花火専門家はいませんもの。