▲神明の打ち上げ場所は、背景に南アルプスへつながる山があり、雲が流れ、日暮れが陰影をきわだせて、ただの風景が嫌にかっこよくなる。
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8月7日は神明で会いやしょ。
花火マニアがほぼ集合する市川三郷町(山梨県)の花火である。最近はなんだかマニアやら花火写真家やらが「おすすめ」し、テレビ局が「二尺玉を日本一上げる」なんて「とんでもない誤報」を垂れ流したからか、すっかり有名になってしまった。
まぁ、現在の形になってからは31回だけど、歴史を紐解くと江戸時代の日本三大花火の1画を担っていたという由緒正しい花火だったりする。
現在は市川三郷町にある「齊木煙火本店」と「マルゴー」という2つの煙火店を中心に、非常に質の高い花火を打ち上げるということで、全国の花火好きを魅了する。なお、この2つの煙火店はもともとは同じ先祖にたどり着くので、元はひとつとなる。
日付固定で平日開催の今年は、この日に有給休暇を申請し、午前のうちに各駅停車で山梨へ出発。ホテルのアーリーチェックインプランを使って、2時に甲府のホテルで荷物整理をする。3時前には甲府から単線身延線に乗って市川大門に向かう。
珍しく速く着いたので、はなびかんなども見てみようと思ったら、そこに赤いママチャリでさっそうと現れたマルゴー会長に出くわすw。そっか、移動は自転車なんだwww 暑い中ご苦労様です。
そうして、花火会場に向かったのだが、すでに神明タオルは今年は売り切れだった…orz またまた~ご冗談を~。昨年もそんなこと言っていて机の下に隠していたりしたじゃないですかぁ~。
え!? マジで売り切れなの!?
( ノД`)シクシク…みんな早いよ…
午前というか前夜から行っている人にお願いしておくべきだったorz
今年は運よく最上段席を自力ゲットできたので、安心して最上段で花火談議に興じる。それにしてもふるさと納税組の一見さんなのに超強力タッグ体制は見事であった。
そうこうしているうちに、打ち上げの時間となる。
風はやや強く、雲も流れていく中、打ち上げ開始でございます!
令和元年の神明の花火は、二尺が初弾となった。
▲オープニングの二尺。近い!
▲プログラムには「10号5段 2か所から」と書いてある以下の5枚
▲上記のそっけないタイトルでは想像もできないすごい玉が上がる
▲左が斎木煙火本店、右がマルゴーの極上玉が1発ずつ上がる
▲なんでこんなすごい玉、冒頭にあげるねん。歓迎なの!?覚悟しろって威嚇なの!?
▲この合計10発の10号は、マジ「ここが一番の見どころ」「いきなりクライマックス!」だと思う。
▲特大スターマイン。足元にスポンサーの「ふじかわ」町の文字仕掛けが灯る
▲そしてまた2尺が!近い近い近い!!
▲で、一応5社によるスタマ競技がございまして…。エヴァ配色
▲そしてまた特大2尺は彩花芯
▲特大スターマイン。千輪の小割の色がいい。
▲2尺4発目は八重芯だが、センター部は変化芯
▲メッセージ花火。ここも気合の入ったのが上がる。ということで、こんなのががががが…Σ(゚Д゚)
▲メッセージ花火。先ほどのもそうだが、オリジナルらしい玉がちらほら
▲市川三郷レンジャーの型物花火が上がる、パラッパラッパー♪(まだこの音が頭の中で鳴る)※切ったり張ったりして1枚にしています
▲みたまの湯の超特大スターマインで聖礼花
▲テーマファイヤー
▲テーマファイヤー
▲最後の2尺。今年は全部越後製だったと思われます。あれ、山内さん製造しないの!?
▲そしてグランドフィナーレ。縦にしても横にしても入らないので、想像の翼を広げまくって覧ください。
▲グランドフィナーレ。マルゴーさんの千輪って趣きというよりも彩りだよなぁ。だが引き付けられる目が離せない。
気が付いていた時には、もうプログラム終わりから3個目ぐらいだったの。本当にあっという間に楽しい時は過ぎていく。
帰路も教えてもらった道でするすると駅まで到着。ふじかわの指定席もゲットしていたので、無事に甲府へ。
甲府宿泊組で祝杯を挙げた。