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みんな早いよ!神明の花火

2019-08-10 17:36:00 | 花火

▲神明の打ち上げ場所は、背景に南アルプスへつながる山があり、雲が流れ、日暮れが陰影をきわだせて、ただの風景が嫌にかっこよくなる。

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 8月7日は神明で会いやしょ。
 花火マニアがほぼ集合する市川三郷町(山梨県)の花火である。最近はなんだかマニアやら花火写真家やらが「おすすめ」し、テレビ局が「二尺玉を日本一上げる」なんて「とんでもない誤報」を垂れ流したからか、すっかり有名になってしまった。
 まぁ、現在の形になってからは31回だけど、歴史を紐解くと江戸時代の日本三大花火の1画を担っていたという由緒正しい花火だったりする。

 現在は市川三郷町にある「齊木煙火本店」と「マルゴー」という2つの煙火店を中心に、非常に質の高い花火を打ち上げるということで、全国の花火好きを魅了する。なお、この2つの煙火店はもともとは同じ先祖にたどり着くので、元はひとつとなる。

 日付固定で平日開催の今年は、この日に有給休暇を申請し、午前のうちに各駅停車で山梨へ出発。ホテルのアーリーチェックインプランを使って、2時に甲府のホテルで荷物整理をする。3時前には甲府から単線身延線に乗って市川大門に向かう。
 珍しく速く着いたので、はなびかんなども見てみようと思ったら、そこに赤いママチャリでさっそうと現れたマルゴー会長に出くわすw。そっか、移動は自転車なんだwww 暑い中ご苦労様です。
 そうして、花火会場に向かったのだが、すでに神明タオルは今年は売り切れだった…orz またまた~ご冗談を~。昨年もそんなこと言っていて机の下に隠していたりしたじゃないですかぁ~。

 え!? マジで売り切れなの!?
 ( ノД`)シクシク…みんな早いよ…

 午前というか前夜から行っている人にお願いしておくべきだったorz

 今年は運よく最上段席を自力ゲットできたので、安心して最上段で花火談議に興じる。それにしてもふるさと納税組の一見さんなのに超強力タッグ体制は見事であった。
 そうこうしているうちに、打ち上げの時間となる。

 風はやや強く、雲も流れていく中、打ち上げ開始でございます!
 令和元年の神明の花火は、二尺が初弾となった。


▲オープニングの二尺。近い!


▲プログラムには「10号5段 2か所から」と書いてある以下の5枚


▲上記のそっけないタイトルでは想像もできないすごい玉が上がる


▲左が斎木煙火本店、右がマルゴーの極上玉が1発ずつ上がる


▲なんでこんなすごい玉、冒頭にあげるねん。歓迎なの!?覚悟しろって威嚇なの!?


▲この合計10発の10号は、マジ「ここが一番の見どころ」「いきなりクライマックス!」だと思う。


▲特大スターマイン。足元にスポンサーの「ふじかわ」町の文字仕掛けが灯る


▲そしてまた2尺が!近い近い近い!!


▲で、一応5社によるスタマ競技がございまして…。エヴァ配色


▲そしてまた特大2尺は彩花芯


▲特大スターマイン。千輪の小割の色がいい。


▲2尺4発目は八重芯だが、センター部は変化芯


▲メッセージ花火。ここも気合の入ったのが上がる。ということで、こんなのががががが…Σ(゚Д゚)


▲メッセージ花火。先ほどのもそうだが、オリジナルらしい玉がちらほら


▲市川三郷レンジャーの型物花火が上がる、パラッパラッパー♪(まだこの音が頭の中で鳴る)※切ったり張ったりして1枚にしています


▲みたまの湯の超特大スターマインで聖礼花


▲テーマファイヤー


▲テーマファイヤー


▲最後の2尺。今年は全部越後製だったと思われます。あれ、山内さん製造しないの!?


▲そしてグランドフィナーレ。縦にしても横にしても入らないので、想像の翼を広げまくって覧ください。


▲グランドフィナーレ。マルゴーさんの千輪って趣きというよりも彩りだよなぁ。だが引き付けられる目が離せない。


 気が付いていた時には、もうプログラム終わりから3個目ぐらいだったの。本当にあっという間に楽しい時は過ぎていく。
 帰路も教えてもらった道でするすると駅まで到着。ふじかわの指定席もゲットしていたので、無事に甲府へ。

 甲府宿泊組で祝杯を挙げた。

【譲渡先確定しました★終了】大曲の花火C桟敷バラでお譲りします(有料)

2019-08-10 14:23:00 | 花火

▲大会提供の見え方イメージ


【緩募】2019年大曲C桟敷席(斜面に板敷の簡易ベンチ)お探しの方。アップル階段下流側中段席余っています。3名様分バラ売りします。

 欲しい方はコメント欄またはツイッターにてご連絡ください。
  ※コメント欄は連絡先を入れてください。確認後コメントごと消去します
  ※ツイッターの場合は、フォローしてください(相互フォロー後ダイレクトメッセージでご連絡します)

【開催日】2019年8月31日(土)
     昼花火17:15~、夜花火18:50(終了予定時刻21:30)
【開催場所】秋田県大仙市雄物川河川敷
【最寄り駅】大曲駅(秋田新幹線・奥羽本線・田沢湖線)

🎆昼花火を見るには角度的に太陽を避けられるので、いい席だと思います。
🎆競技割物はほどほど、スタマは遠く感じる感じです。
🎆大会提供は斜な分、全部カメラ画角に入るw

 自分が三脚を使用するため、ご協力をお願いする場合があります。
 そのため、1人分価格を定価以下2,000円でお譲りしたいと思います(※定価は5名分で15,000円)。
 今後、常総、赤川、小千谷に行く予定。いずれかでお会いできる方希望ですが、郵送等も対応します。

 3枚まとめてでも、1枚ずつでもご連絡順に対応します。


▲昼花火の見え方イメージ


▲特別プログラムの見え方イメージ


▲競技割物の見え方イメージ


▲創造花火の見え方イメージ

 画像は、過去この付近で見た時の花火の見え方イメージです。


 ※宿や交通手段はご用意していません。個人で手配ください
 ■鉄道
 往路
 ①東京からは秋田新幹線で大曲(全席指定のため、すでに満席かも)
 ②盛岡まで新幹線で行き、盛岡から臨時快速「ナイアガラ」
 ③新庄まで山形新幹線(自由席アリ)、以後奥羽本線で大曲【経験あり】
 ④上越新幹線(自由席アリ)で新潟。新潟から特急いなほで秋田。
  秋田から奥羽本線または秋田新幹線で大曲【経験あり

 復路
  終了後、東京までは帰れません(一部夜行バスを除く)
  秋田・盛岡・横手・新庄・大舘方面へ臨時列車アリ。
I    (これらの都市のほとんど宿は埋まっています)

 ■車
  経験がないのでよくわかりませんが、駐車場は有料無料あります。
  予約制のところもあり(すでに終了)かなり競争率高めです。
  市民が庭先駐車場を有料で設置しています。
  町中の駐車場の場合、23時まで交通規制で車が動かせません。

  ※現実的な対応としては、沿線の駅近くの駐車場に停めて
        大曲には鉄路を使用するというのが一番と思われます



長岡2日目は風向きもよく

2019-08-04 02:00:00 | 花火

▲夕映え残る中オープニングナイアガラ超大型スターマイン。この日は月もいい位置で観覧

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 長岡花火2日目、今年は数年ぶりの土曜日開催となる。無事にカメラ席をゲットして、右岸最上段に立つ。今日は風向きも前日よりはよく、場所もよい。もう気分はアゲアゲである。

 前日と同じように西山が焼け、月が存在感を放つ頃、白菊が打ちあがり長岡花火2日目の開催である。
 

▲マルゴーさんの「この空の花」は今年も素敵だった。この下の部分は型物うち。地上にハート形に設置されたざら星を時間差で上げていくことで、空中にハートマークを浮かび上がらせるというもの。事前情報は一切聞いていなかったので1発目はさすがに対応できなかったが、2発目にかろうじて雰囲気を抑えた。






▲濃厚な千輪もパステルの千輪も阿部煙火さんのものと思われる(パステルは小泉さんだ←後補)。それぞれ尺3発とはいえ、小割の数を数えると気が遠くなる。


▲千輪って程小割が多くないが、芯に負けないサイズの小割というかもう大割というか…。


▲震災復興花火フェニックスは15年目。前日に引き続き、青い鳥大乱舞である。

 フェニックスはこの場所だと前日の6割ぐらいしか納まらない。この画角の左側に何本かはみ出している。
 正面を撮ると本数が入らずにフェニックスぽく無く、右に降ると数こそ入るが、それでもフェニックスぽく無いという、あーでもこーでもない悩み。どこまで取り込むのかってのも悩ましく、逡巡しているうちに次の錦が押しつぶしてしまうのよね…。
 ホント、花火は瞬時の判断と手の速さが大事だよな。


▲前日はなかった三尺3連発。打ち上げ担当は阿部煙火だが。この1発目の銀は小千谷煙火製と聞く。確かに前年まで銀の三尺を上げていたのは小千谷煙火だ。ちょっと左右のバランスが良くなかったが


▲2発目の三尺は錦千輪、ナイアガラはこのころが一番良い感じ


▲最後の三尺は、黄金すだれ小割浮き模様。ナイアガラは歯抜けとなる。

 ナイアガラ花火も線香花火の「松葉」「柳」「散り菊」ように、長く燃える間の形態の変化に名前があってもいいような気がするね。

 「①走り」→「②扇」→「③盛流」→「④涸れ」的な。
 これは今自分が思いついただけだから、ひょっとしてすでに命名されているのかもしれないが…。
 ちなみに昔(三尺がナイアガラ時に1発しか上がらない時)は②→①→③→④だった。昔から見ている人にはおなじみだろうけれどね。


▲この日の「故郷はひとつ」は小千谷煙火さんですね。最後の方、音楽なんてくそくらえってぐらいの爆音で本当に音楽が聞こえなかったのはさすがであるw(ほめてます)


▲最後の三尺は黄金すだれ小割彩色浮き模様


▲尺百より。小千谷煙火さんのスライド変化の青い芯が美しい。スライド変化の青とは色が違うんだな。


 匠の花火もしっかり見て、終了。今年も2日間ありがとうございました。

 駅前で1杯(で済んでいないけれどね)ひっかけてからこの最終上越線で実家に帰った。

令和元年長岡花火初日は全体を見まわす

2019-08-03 01:21:00 | 花火

▲手向けの白菊は夕と宵のあわいに咲く

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 今年は金・土開催となった長岡花火。
 週末がかかる!!ってことで、チケット争奪戦はものすごいものになると予想された。その戦いは6月に行われ、結果は3日(土)の激戦チケットを複数ゲットし、おおぉぉぉ!!と勝利の雄たけびを上げることができた。幸いにして長岡市民ではないため、ダマテンな財団措置にも引っかからずに済んだわけだ。
 が、なぜか平日2日のチケットがゲットできない。もちろん、3日分と同様に幾重にも重ねて手配したのだが、今年はどういうわけか当たらなかった。結局知人から定価で譲ってもらうことになり、無事右岸ベンチ席に納まる。
 座った瞬間「長生橋ちっか!!!!」という状況。長生橋の圧がすごい状況であった。

 風はこちらへ流れてくる感じではあったが、天気も良く割と上段で、気持ちよく花火観覧がスタートした。 
 

▲オープニングのナイアガラスターマイン。特にアナウンスはなかったが、今年も各煙火店からの玉が上がった。そういうところはもっと丁寧にしようね、財団。



▲ベスビアス超大型スターマインで早速小千谷煙火のスライド変化玉がグルグルする

 今年は事前にあまり花火情報がアナウンスされてなかったので、予想も妄想もなく、淡々と打ちあがる花火に対応するって感じ。まぁ、だいぶやりつくした感もあるので、一息休憩を突いているのかもしれない。それでも今の長岡の花火は全国屈指クラスだと思う(身びいき含むと堂々と宣言)。


▲天地人花火は例年通り野村花火工業で例年通りの四重芯なので、途中を…。
 ちょっと風下で、後半はだいぶケムケムになった。


▲かなり端っこの席なので、二尺も余裕で見えるよ~


 場所がこことわかった時点で、楽しみだったのは会場のほとんどが見渡せるということ。会場と言っても、打ち上げ上空が一望できるという意味だ。
 下流際の打ち上げ場は、中央辺りから下流だといくつかの花火が重なってしまう。川が緩やかに弧を描いているためだ。それもこの緑の席から見ると、手前から奥まで全部がよく見える。
 よって、リバサイ花火も一番奥で上がる二尺までよく見えた。

 二尺の足元にある明かりは、観覧席の最上段である。すなわちこの明かりから左下に向けての斜面とその下に観覧席があり、それは二尺に若干背を向けて設置されているということである。


▲だからフェニックスも全部見えちゃうもんね~

 したがって、フェニックスの見え方もばっちりである。
 筒配置が信濃川の流路に沿って長大になるフェニックスは、全景を見るには上流か下流かによっていないと全貌が見えない(あとは会場から遠く離れた高台ね)。いや、見えないことはないのだが、重なったり首をギュイーンと回さねばならなかったりする。
 それが、この席では難なく全部きれいに見えるわけである。


▲ほらほら千輪もぜーんぶ連なって見えちゃうよ~



▲三尺はまさかのナイアガラ外し…。せめて右のトラス辺りに上がるかって思ったんだがorz

 だが、その分近すぎる三尺問題…。近すぎて予想より左側に三尺が上がり、定番の三尺+ナイアガラの片りんすら引っかからない。えぇ、ナイアガラは近かったですよ~orz
 幸か不幸か、今年は三尺3連発は10日のみで、この日のナイアガラ三尺は1発きりであった。3発これだったら発狂しちゃうよ…。



▲「故郷はひとつ」はこの日はマルゴーさん版

 それにしても全体のバージョンアップぶりがすごいな。ベスビアス超大型スターマインだと、ワイドとか、トラとか扇とかなんかしら「わぁお♡」要素があり、その声が上がるのがなかなかに楽しい。
 撮る分には、そこはちゃんと言ってくれれば絞りとか画角とか縦横とかいろいろ準備できるのになぁと思う。まぁ、花火は撮影のために上がるんじゃないからいいんだけれどさ~。


▲2発目の三尺はナイアガラがない分、すっきりする

 そして2発目の三尺が上がり、尺百、そして「匠の花火」でこの日を終える。
 駅前で時間調整をして、最終電車で帰った。ってか、最終電車の乗客数、明らかに前年より多くなっていたのだが、それは「一杯飲んでけ作戦」が功を奏したのか、前の電車に乗り切れなかったのかは不明だ。