山の市川君の処からかえってきたら、玄関の明かりの処に、珍客のご来駕を賜りました。最近、とんと、見かけなくなった「オオミズアオ」です。この蝶(蛾ですね)を見たのは20年も前の目黒の茶屋坂の抜け道にある粋な板門扉に停まっているのを見たとき以来です。
この「オオミズアオ」蛾の中で一番大きい、綺麗な蛾です。写真ではそんなに大きくは写っていませんが、かなり存在感があります。この蛾をみつけると、その存在感に感動しますよ。
蛾というと、可愛らしい可憐な蝶に比べると、いかにも、毒々しいイメージですが、一つ一つのパーツを見ると精密機械のような触角、綺麗な羽と、なかなかの個体は多いです。でも、モンシロチョウやアゲハチョウは手で捕まえられますが、蛾は確かに、毒の鱗粉を持つ物もいて、嫌ですよね。
よく見ると隣にいる小っちゃい蛾ちゃんも綺麗です。
良く見ると隣に綺麗なおべべを着た子がいました。これをモデルにして、フライのカディスのタイイングやってみると面白いですかね?。でもこの白い羽じゃ「エルクヘヤー」の白を使ってやるかなあ!。頭がハックルみたいだしね。ライトジンジャーで巻くといいかも。
あ、「オオミズアオ」が日本で一番大きい蛾だといいましたが、もっと大きい蛾を、忘れてましたぞ。それは「モスラ」だぞねー。モスラを忘れてたんじゃ怒られちゃうね。