野球でいつもおもうのだけど、「継投」すると、今迄、順調に勝っていたのに、失敗するケースはよくありますね。小久保監督は、大谷は7回で「いっぱいいっぱい」だったと言いますが、韓国に打たれていた訳ではなかった。則本投手も針の好きな投手ですが、この短期の決戦では、調子の良し悪しの起伏が顕著になるのはあたりまえね。
世界戦で使える投手は大谷しかいなかったね。大谷がスピードと落差のあるスライダーで韓国は手も足も出なかったけど、7回を終えて変えたら韓国の選手にとって、則本の球は、揃ってしまって、打ちやすい球に見えてしまったんだろう。途端に当たりが出てしまった。日本は3点取った後の点が入らなかったのが負けを決めた一因。中田、松田がホームランを打った事で、皆が「大振り」。ヒットを心掛けなくなっちゃった。一部はちゃんとやっていたけどね。
中田にしても、メキシコ戦、プエルトリコ線辺りから、皆、フライばかりだしね。一方、韓国の打者陣はじっくりと、機会を待っていた。でもいつもこのパターンで日本はやられてしまっている感があるね。日本は「痩せ馬の先走り」をいつもやっている。
ここの辺りの、「残心」がいつも欠けていて、油断をして試合を駄目にしちゃうね。野球界が、巨人一辺倒な構図でやってきた後遺症が延々と尾を引いてしまっている。
渡辺恒夫の罪は大きいと言わざるをえない。・・・と言うのはちと、道が逸れちゃってるけどね。
アメリカにしろ韓国にしろ、結構したたかで、最初は日本に勝たせて、肝心なところはしっかり勝つ」というパターンが定着している感じがするのは、針外しだけだろうか?。