フライタイイングは主にこの虫のイミテーションを作る事ですが、このカゲロウ君は水面で羽化します。人間が作ったフライではそんな器用な事は出来ません。この形で水に浮かせる事も出来ません。針だよ。針にに巻く素材も水に浮きやすい素材をグルグル巻いても所詮は本物ではありません。でも魚君は水の中で、上流から流れてくる虫を捕食するので、水に沈んでいる部分が重要になるかもね。
ネットで改めて昆虫(カゲロウ)の部位を見てみると結構間違って覚えていました。(アチャー)
丸で囲んだ処をスロートと言うんですけど、ソラックスって覚えていたりね。
水の底から水面に向かって上昇して水面にピョコッとアメンボみたいに立って其処から空中に飛ぶのですが、それは一瞬!。中には羽化を失敗して流される個体もいる訳だね。それを魚君達は捕食する訳ですが、そういう個体を下から見た感じをタイイングに反映したのが、フローティングピューパなんだろうね。また、空にとびあがれなかったり、落下したのが有名な「ライトケイヒル」「アダムス」「バイヴィジブル」「エルクヘヤ―カディス」なんだろうかね?。
ハリが巻いたアダムスとフローティングピューパ(パラシュート付き)
古より、色々試行錯誤を繰り返して出来たフライ。だから初心者もまずは基本の有名なものからタイイングして目をつぶっていても巻ける位になろうね。結構下手糞に巻いたフライで、釣れたりするもんだ。そんなんで釣れたらもうフライフィッシングのドツボに嵌る事まちがいないね。
何も図鑑に載っている、フライを全部巻かなくてもいいのさ。大体それを針の大きさで揃えたら、フライボックスが幾つあっても足りないね。
後、其処の場所に魚がいなければ釣れやしないし、ポイントへのプレゼンテーションが間違っても釣れないね。
要は自分で巻いたフライを信じて投げ続ける事が重要なんだよ。