山に蘆を結んでかれこれ20年が経ちましたが、植林された樹木、というか家のそばの白樺の樹が相当大きくなってしまい圧力が増してきました。
此処の地では画面の方向が西になりますが、「文化は西から」じゃありませんが、風が西の方向から吹いてきます。その為に裏に防風林が植えてあるわけですが、そちらの方向から結構強い風が吹いてきます。
だから、此処では木が皆、東方向に倒れる感じがあります。
この一年間の脇に植わっている白樺もかなり大きくなってきましたが少し家側にかかってきました。白樺という木は、根元に「苔が」巻いてそれが原因で倒れやすい。
大体、山火事等で山が潰れると、真っ先に生えてくるのが「白樺」と「ヤナギラン」です。逆に、他の樹が生えてくると一番先に負けてしまうのが、「白樺」です。
山の上で白樺が残る理由は他の樹が育たないのがその一つです。
この樹も根の周りが苔がびっしりくっ付いて、挙句に穴も開いているので倒れるのも時間の問題です。こんなでかい木が倒れて屋根にかかってしまったら「事」ですね。
最近、山でお近づきになりました、「K」さんがシルバーさんをご存知でしたので紹介してもらいまして、お願いすることにしました。
こういう切り口をみると、やはり可哀想になってしまいますね。大分水が吸い上げられたんでしょうね。切り口から水が出てつらら状になっていました。