針外しは、そんなに頭のいい方ではありません。以前にも書きましたのでそのことは置いといて、山に来るようになってからは少しですけど、「スローライフ」にも慣れた感じがあります。
若い時には、自分の不遇を考えてみたり、能力の無さを嘆いてみたりしました。でもねえ、此処迄、酷く没落した事もなく、生きてこられたのは普通に幸福だったんだと思うようになりましたよ。
実際死んだら「どの人も同じ」です。ブログにしても人から「突っ込まれない」ように注意していますし、人との接点についても、あまり「関わらない」ようにしています。やり合わない事ね。「暖簾に腕押し」「蛙の面に小便」でいいんですよ。
針外しは以前小学校の時の同級生の女子が「四柱推命」を習得されていて、占ってもらった事がありましたが、針外し君はいい星を一杯持っているよ。と言われたことがありました。
でもね当の本人はそれを感じた事が一切ありません。そんなもんなんですかねえ?。不遇ばかり感じていました。今は自分は「そよ風」のような人間になれたらなと思っています。
頭のいい人は苦労が絶えないのかもね。能力があるのでいつも「ピーン」と張った、張り過ぎた糸の様。いずれ、「プツン」と切れてしまいますね。所謂「才が勝ちすぎる」。もっと自分を大切にね。有象無象の訳の分からない人間とやりあっても意味がありません。だから、「君子の交わりは淡き事水の如し」って言いますが、深く付き合わない、踏み込まない、自分を主張しないようにすることを心掛ける事がいいのかも。
1日のうち、一回でも「禅」を組むか、それに近い状態で心を「無」、「空」にする時間を作りましょう。針外しは無=自然との同化と思っています。何も「全部捨てて無になれ」という訳ではありません。心を空っぽにすると、いらない物を捨てる事が出来て、新しい事が入って来るスペースが出来ますよ。
また針外しは「論語」で言う「中庸」を心掛けてもいますね。人が何と言おうが自分を確立出来て物事に左右されません。雑事に関わらない人生を遅れたらね。それでも、色々な問題が降りかかってきます。そうしたら出来るだけ早く問題を解結して「身を軽くしておこう」これが大事です。
人には色々人生の在り方がありますが、世事に関わり過ぎて二進も三進も行かなくならないようにしましょう。孫子の兵法にも「死地に身を置かない」っていってますからね。
くれぐれも「小利口馬鹿」「マニュアル馬鹿」にならないようにね。また制服を着た途端に「上から目線」になる馬鹿もいますね。中庸とはそういった思いあがった人間にならない事も言います。
またまた、べらべらと偉そうな事を喋ってしまいました。勘弁勘弁。