この二日前というと針外しは済生会中央病院で外来の日だ。毎度.採血をして、心電図を取って、担当医の高橋先生の窓口に行ったら、どうも会った事のある人がいた。前の会社の上司だったとか、どうも思い出せない。さんざん考えたがやはり駄目ね。経年年を取ると記憶力が、ガクンと落ちるね。
山に来て電話を使おうと思ったらどうも通じないね。此処は山の上なので頻繁に落雷があって、いつも通り「NTT,電話故障サービス」に電話した時に「ハッ」として思いだした。
そうだ此処は中部電力だが、この人「東京電力の会長だった人だ」。看護師さんが「勝俣さん」って呼んでいるのを聞いてもまだ思いだせないのに、ひょんな時に思い出すもんだね。
特徴ある顔だから、すぐに分かりそうなもんだ。
東電も厄介な仕事を受け持たらされたもんだ。国の当時は中曽根氏の時でしたが、「原発」が花形だった時だ。これだって官僚の思惑があって、国家が一丸となって、原子力を推進していたもんね。
で、責任取らされて、法廷にまで持ち込まされてその時、会長、社長がとんだトバッチリを受けてしまったんだね。
この本当の意味で責任を取らなければならないのは当時担当した事務次官だろうに。
ただね、其の後の処理が頂けないね。汚染水をあんなにため込んでんしまい、いったいどうするんだ。
原発だって長所はありますが短所がとてつもなくおおきい。こういう爆発や、汚染問題がちゃんと出来てから出出ないと、やっては駄目だ。
兎角、政治家、官僚は自分の手柄が欲しいのか、「見切り発車」をしてしまうね。これが一番駄目だ。後の世の子供達にどう引き継がせるのか。何かの物質とかに融合させて中和でも出来れば、それならいいのだけれども、対処の仕方が出来ていないで、スタートさせては元も子も無くなるね。それでいて何か不祥事とか難事故が起きると皆、下の責任にしてしまって、自分達は「そんなのは、お前等で適当に処理しろ!」だなんて体よく逃げてしまう。
原発の発案は官僚。この時は東電も一枚噛んでいたんだろうけどね。
よく「想定外」だった、という言葉が流行りましたが、こういう問題に「想定外」という言葉を出したら駄目ね。しかし、あの汚水貯蔵タンクを同処理していくんだろう?。大体処理の仕方が「短絡的」だ。こうなるのが分かっていてもへっちゃらだ。