最近、針の友人がビルを新設する事が決まり、工事が始まりました。うちよりもかなり前の兼三物で所謂、「鉄筋造り」。当時の規格で5階建てですが、エレベーターが有りません。ですから地下に基礎の骨が有りません。そこそこ揺れましたが、目の前の保育園みたいにゆれませんでした。
今から、ビルの新築は大変だろう?」と聞いたら、鉄筋なのでひび割れ、水道管の漏洩、ガス管の劣化がかなりひどいみたいでやらざるを得ないのだそうだ。前の「東北の震災」でも、遊びが無いせいで建物自体が耐えきれなかったんだろうね。鉄筋のビルの最大の欠陥だ。
ビルの経営ってのは楽でいい」と思うかも知れませんが、それなりに、欠点が露出して何やかんやで経費がかかりますね。ましてや致命的な亀裂が入ってしまうと、工事だけでは済まされなくなってしまいます。細かい所ではやれ「クーラーが老朽化した」とかね。よくあるのが屋上やベランダの排水溝のパッキンの劣化による漏水だ。
当時は何が何でも「鉄筋」なんて感じで、相当欠陥物が出来てしまったんだろう。その後もっと質の悪い「耐震構造の手抜き」とか「センチュリー21」の欠陥住宅が有りましたね。
しかし、建物が無くなると、今迄の体積から感じる大きさから七日、更地になると、土地が小さく見えるね。そういえばうちもそうだったね。向こう隣の家も良く見えます。建物が建ってしまうとすぐに忘れてしまうので、写真を「パチリ」。
しかし、人間って、一寸経つと、前の事をスッカラカンにわすれてしまいますね。
これから、町は「建築バブル」でやたらと建っていますが、また入居者が確保出来ずにバブルが弾けてしまうんだろうよ。
また以前みたいに、税金を投入して一件、1000億なんてむだな金を使うんだろう。この次やったら、大反対されるんだろうね。前意に使った税金をまず、返してもらわないとね。