東京に帰ってくる前の話。久しぶりで蕎麦を食べようと思い立ち、「プール平」に有る【黙 坊】に行ってきました。此処は東京のギター仲間のフェイスブックでも繋がっている「森俊一郎さん」の紹介で以前も来た事があります。その時に「ああ!、蕎麦の風味が強く感じられて美味しかった」のでまた来ました。人の噂は当たってますね。そういえば森さん「舌が肥えていそうだからね」此処だけの話。
此処の「蕎麦がき」がまた美味しいのですよ。私は蕎麦の大盛りが有るのを見つけて大盛り。連れの二人(一人はかみさんです)は普通ね。
それでもそこそこの量が有るので。蕎麦がきは一つで十分です。1/3に分けても丁度良いくらいです。普通、蕎麦屋さんは大盛りと言うのはなく、「食べたいなら2つ頼んで下さい」というお店が多いよね。
シンプルな感じですが、これだけで勝負しているのはやはり蕎麦に自身があるからなんだね。
此処の蕎麦がきはゼンザイではなくて鰹節と大根おろしで食べます。これもなかなかいいですね。ま、針の舌なんて【他愛のない舌】ですからね、何の参考にもならないと思いますが。予約が取れないと食べさせてもらえません。
私らも1時半に予約して丁度10席で満員になったら親父さんが暖簾を仕舞って終了です。
人づてに聞いた話ですが、蕎麦屋さんで一番偉いのは、茹でる人なんだって。茹でる前に「こんな蕎麦人に出せるか!」と言ってぶん投げられる位うるさい人も居るそうな。ここの蕎麦屋さんは若い息子さんが茹でているみたいですが、腰も風味も良くてとても美味しかったです。