草刈、草取りのシーズンとなりました。草刈・草取りをしているどころでない、私の仕事は・・夏の最繁忙期に突入しているのですが、時間を作っては草刈・草取りをしていないと、自然学校は草に埋まってしまいます。
猛烈に茂りつつあるイタドリ、飛んできた牧草類、天敵のギシギシ、ヨモギやアカザはほっとくと、草か?というくらいに立派な茎と根っこを張ります。動力を使って草刈するのは、けっこう体力がいります。座って草を抜くのも2時間やると腰にきます。
彼等は最盛期を生きているのですが、それを絶つわけです。食糧であれば、そこで生きているエネルギーを吸収できるのですが、相手が植物であっても、ただ相手の命を絶つのは、こちらのエネルギーが相当消耗するのです。
そんな中に、ヘラオオバコという植物が、敷地内にけっこう幅をきかせています。
この人達は、実に不思議な生態をしています。 花が蕾の群の下の方から順番に咲くのです。 開花をずらすんですね。つまり多少の天気の変化に関係なく、長期間にわたって子孫を残そうと務めた結果として、こうなったんだと思うのです。
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今、校庭に咲き誇っている・・茎の長いタンポポのような、ブタナさん達も子孫を残すために なかなか素敵な進化と遂げています。 多様な植物のそれぞれの生き方は・・なかなか素晴らしいもんがあります。