高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

Aさん

2008-06-06 10:29:46 | 日記

晴れた日が続いていましたが、雨の予報が出ました。酪農農家は、そろそろ牧草の一番刈りです。中頓別で野山をくまなく歩き回って化石を探しているAさんも酪農家。この二日間はたいそう忙しく働いていたのですが、夜に「時間」を作って私達に会って頂けることになりました。

「良かった・・・俺はイイ。あと30分待てるか、俺の明日はアテにならないから。」ときっぱり。

この地域では古い開拓四代目。先祖は伊達藩の氏族。子どもの頃、近くの沢で化石採取をしていた大学生に「このあたりは昔海だったんだぞ」とアンモナイトを見せられたのがきっかけで、化石の魅力に取り付かれた趣味人で、「俺は1億年の谷間で遊んでいる」と言う人です。

話したいことはたくさんある・・何から話そうか・・ 夜八時半から2時間程でしたが、子どもの頃、農業のこと、化石のことと・・・静かなるも熱く語っていただきました。子どものようにキラキラしたAさんの目が素敵でした。

「俺には 明日はないから・・・・」

 

抱えている人生の過去と今・・・
真っ向に生きる人の生き様を 目の前で見る想いでした。

次回は、一緒にぜひ、沢を歩き、アンモナイト探しをさせてもらいたい。

(写真右は 1000万年前のナカトンベツホタテ、アンモナイトは1億年前・・・)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオスズメバチ

2008-06-06 10:14:31 | 日記

砂金採りは、パラキラッとするまさしく「砂」金を10片そこいらを集めました。が、印象の深いのはなんといっても、オオスズメバチにまとわり付かれたことでした。 みんな一生懸命、川底をさらっているのを見ながら、サボっていると・・やってきました。(一人で飴食べてたのがいかんのでしょうか・・・)

羽音だけでなく、その羽ばたきで生じる風を頬に感じるほどに接近されました。緊張に一瞬・・どころか数分・・・実際は1分か・・・

写真の鼻先をご覧下さい。

しかし・・、この状況で泰然としていたいもんだ。 修行が足らん・・・。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする