例年夏は7月から出張を極力作らずに黒松内を活動中心にしていますが、今年は6月からにしようと、5月は懸命に、町外仕事に精を出したおかげで、なんと,今月は1回も泊りがけ出張をセットしておりません。
カミさんが 「大丈夫なの・・?」と、たいして心配もしていないのに・・、たぶん迷惑の裏返しで言っています・・・。
なので・・、ねおすの中核スタッフが苫小牧、札幌、旭川から会議に黒松内へ来てくれました。 子ども事業をどのように展開してゆくか、その広報のあり方の会議です。 そもそもなぜ子どもの自然体験活動にこだわるのか・・、そして、それは今の社会状況や送り出す親御さんのニーズに合っているのか・・・。
議論を重ねるまでもなく、時代が変わって、子どもの教育ニーズや家族のあり方が変わってきても、私達が子どもたちに提供したいことは普遍的です。 正当真っ向から普遍的に大切なことを訴えればいい。それは、今も昔も変わるはずがない。
だって、あたしたちは昔、猿だったのですからね、もともと自然の一部なわけです。子ども時代は多少危険がある自然の中で自由に転げまわって、生きるために必要なことをたくさん、自然の中から体験的に学んでゆくのが当然なんです。
環境や自然の大切さは自然の中で遊ぶことで、新しい体験が次々とできます。その体験・経験を通して「自分はできる」という自己肯定感が育まれます。そして、仲間と一緒に過ごすことで他者に対する効力感や共感力も養われます。
さまざまな感性育成ができます。 感性が豊かなことは人間らしさでもあります。感性が豊かだからこそ、直感力も養われます。この情報があふれる社会において、何が正しいことなのか、自分にとって意味あることなのか・・それを判断するのは直感力です。
はたまた現代社会だからこそ、自然の中で過ごしていないと自然に対する畏敬の念が育まれません。
このいいことづくめの、自然体験の意義を今だからこそ、あたし達は訴求し続けないといけないと考え行動します。